ニュースリリース

シンガポール・ポストからの郵便物自動処理システムの受注について

2013年05月01日

  当社および当社のシンガポールの現地法人である「東芝アジア・パシフィック社」は、シンガポールの郵便事業会社であるシンガポール・ポストから、郵便物自動処理システム一式を受注しました。2014年3月から順次設備を納入し、2014年10月末までに旧システムからの更新を完了する予定です。

  当社の海外向け郵便物自動処理システム一式の受注は、今年1月に受注したセルビア郵政公社向けに続くものです。受注内容は、郵便物自動処理に必要な機器一式および各種機器を統合・運用するITシステムで、総額は約36億円です。
  今回の受注は、これまで日本で多くの納入実績のある当社機器の高い性能と信頼性が評価されました。

  近年、先進国の郵便事業者は、宅配事業者との競争激化に伴い配達時間短縮やコスト低減に向け、より高性能なシステムの導入による効率化を進めています。また、新興国の郵便事業者では、経済発展とともに、郵便物処理の自動化の検討が活発化しており、運用サポートを含むシステム一式の調達ニーズが増加しています。
  今後も当社は、世界の郵便事業者のニーズに合ったシステムの提供により、郵便処理システム事業の拡大を図り、2015年度には売上高200億円を目指します。

 

受注概要 

(1)発注者:シンガポール・ポスト

(2)納品機器:選別取揃え押印機、小型通常郵便OCR区分機、小型通常郵便バーコード区分機、
                    大型薄物区分機(フラットソータ)、パケットソータ、ケース搬送ライン、統合OCR、
                    局内の情報管理機器および各種機器の運用システムソフトウェア