ニュースリリース

ブルーレイディスクレコーダー「レグザサーバー DBR-M490」の発売について

地上・BS・110度CSデジタル放送から、好みに応じ最大8チャンネルをまるごと録画
2013年06月05日

 

DBR-M490



 当社は、ユーザーが好みのチャンネルをまるごと録画し、さかのぼって視聴できる「タイムシフトマシン」を搭載したブルーレイディスクレコーダーの新商品として「レグザサーバー DBR-M490」を6月20日に発売します。今回「タイムシフトマシン」では、地デジ放送だけでなく、BS・110度CSデジタル放送にも対応し、最大8チャンネル分をさかのぼって視聴できます。

 「DBR-M490」は、「タイムシフトマシン」用に4TB、通常録画用に1TBのハードディスクを搭載しており、地上・BS・110度CSデジタル放送の中から、ユーザーの好みに応じて選択した6チャンネル分注1の放送番組について、「タイムシフトマシン」用ハードディスクに、最大で17日間分を録画できます注2

 「タイムシフトマシン」機能では、通常録画用のハードディスクの一部を「タイムシフトマシン」用として設定することで、地上・BS・110度CSデジタル放送の中から追加で2チャンネル分注3を録画できます。また、USBハードディスク(市販品、2TB)を増設し、6チャンネルのうち2チャンネル分の録画先をUSBハードディスクに割り振ることにより、6チャンネル分の録画時間を最大26日間注4に延長するなど、録画チャンネル数や録画容量について視聴ニーズに合わせた設定が可能です。

 新商品は、「タイムシフトマシン」録画した番組の中から、好みに合う番組を薦める「ざんまいプレイ」を搭載しており、録画番組を効率よく楽しむことができます。また、通常録画機能として、地上・BS・110度CSデジタル放送の中から、3番組を同時録画注5できます。さらに、フレーム単位での編集やフォルダ管理ができる機能のほか、録画番組の結合や分割機能も搭載し、録画番組を便利に編集できます。

注1
BS・110度CSデジタル放送は、3チャンネル分まで選択できます。
注2
AVC最低画質モードでタイムシフト録画した場合。「タイムシフトマシン」を使用するには、お客様が初期設定しておく必要があります。「タイムシフトマシン」のシステムメンテナンス用に設定した時間(24時間のうち1時間)は録画が一時中断されます。「タイムシフトマシン」用ハードディスクの空き容量が少なくなると、一時保管されている古い番組から自動的に削除されます。
注3
2チャンネル分の「タイムシフトマシン」録画は、地デジ放送の場合は約48時間、BS・110度CSデジタル放送の場合は約34時間分です。
注4
2TBの外付けUSBハードディスクに2チャンネル、HDD1とHDD2にそれぞれ2チャンネルずつ設定し、全時間帯(システムメンテナス時間の1時間を除く)をAVC最低画質モードでまるごと録画した場合。
注5
通常録画用ハードディスクの一部を「タイムシフトマシン」として使用した場合、設定に応じ、同時録画できるチャンネル数が減少します。

新商品の概要 

商品名

形名

内蔵HDD

価格

発売時期

レグザサーバー

DBR-M490

タイムシフトマシン用:4TB

通常録画用注6    :1TB

オープン

6月20日

 

注6
タイムシフトマシン用に750GBまで使用可能。

商品化の背景と狙い 

 テレビ放送を楽しむ視聴スタイルは多様化しています。その中で当社は、時間に制約されずに視聴できる「レグザサーバー」を2011年12月に発売しました。「レグザサーバー」で提供する新しい視聴スタイルをさらに進化させるべく、新機種の開発を進め、BS・110度CSデジタル放送の「タイムシフトマシン」録画への対応など、より機能を充実させたレコーダーを商品化しました。当社は今後も、視聴スタイルや録画スタイルのあり方を考え、さまざまな提案を行うことで、売上およびシェアの拡大を図ります。

新商品の主な特長 

1.最大8チャンネル分の地上・BS・110度CSデジタル放送(BS・CSは最大5チャンネル分)を毎日まるごと録画し、さかのぼって視聴できる「タイムシフトマシン」を搭載

 3個の地デジチューナー、6個の地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載しており、そのうち最大で8個を「タイムシフトマシン」用として利用することで、地デジ放送とBS・110度CSデジタル放送の組み合わせで最大8チャンネル分(BS・110度CSデジタル放送は最大5チャンネル分)をまるごと録画できます。

 「タイムシフトマシン」専用の6チャンネル分(BS・110度CSデジタル放送は最大3チャンネル分)は録画モードの設定により、最大17日間分録画ができます。通常録画用の2チャンネル分を「タイムシフト用」に適用した場合は、放送波そのままの映像品質で2チャンネル分を最大約48時間分(BS・110度CSデジタル放送は最大約34時間分)を録画できます。注7

 また、「タイムシフトマシン」で録画するチャンネル数や曜日、時間帯などを自由に設定できます。例えば、「4チャンネル分を19時から22時だけ」という設定をすれば、「タイムシフトマシン」録画できる期間は増加します。「タイムシフトマシン」録画した番組を残したい場合は、通常録画用のハードディスクや、ブルーレイディスクへの保存ができます。

 「タイムシフトマシン」録画した番組を視聴する際は、リモコンの「タイムシフト」ボタンを押すことで、録画した番組を過去番組表として表示することができ、見忘れてしまった番組でも簡単に検索し、見たい時に自由に楽しむことができます。また、「始めにジャンプ」ボタンを押すことで見ていた番組の始めから視聴することができます。

注7
通常録画用ハードディスクの75%(750GB)をタイムシフト用に設定した場合。通常録画用チューナーを使用したタイムシフト録画の画質は「DR放送画質」のみとなります。

 【通常録画用の2チャンネルを「タイムシフト」用に適用した場合の録画時間の目安】

 

1チャンネル増設の場合

2チャンネル増設の場合

使用HDD容量

地上デジタル

のみの場合

BSかCS

のみの場合

地上デジタル

のみの場合

BSかCS

のみの場合

地上デジタル/

BS・CSの場合

25%

(250GB)

約32時間

約23時間

約16時間

約11時間

約16時間/約11時間

50%

(500GB)

約64時間

約46時間

約32時間

約23時間

約32時間/約23時間

75%

(750GB)

約97時間

約69時間

約48時間

約34時間

約48時間/約34時間

2.「タイムシフトマシン」用にUSBハードディスクを増設することで、最大26日間まるごと録画が可能

 「タイムシフトマシン」専用の6チャンネル分のうち、最大2チャンネルの「タイムシフトマシン」録画先をUSBハードディスクに設定することができます。例えば2TBのUSBハードディスクに2チャンネル分の「タイムシフトマシン」録画の設定をした場合は、内蔵ハードディスクの「タイムシフトマシン」録画分と合わせて6チャンネル分を最大26日間分録画できます。

【2チャンネルを増設したUSBハードディスクに割り当てた場合の録画日数】

 

 

内蔵ハードディスクのみの場合

2チャンネルを外付けUSBハードディスクに

割り当てた場合

ハードディスク容量

4TB(タイムシフトマシン用)

4TB(内蔵ハードディスク)および

2TB増設(USBハードディスク)

録画モード

DR放送画質

地上デジタルチャンネル:約3.5日、

BS/CSチャンネル:約2.5日

地上デジタルチャンネル:約5日、

BS/CSチャンネル:約3.5日

AVC最高画質

約5日

約7.5日

AVC高画質

約7.5日

約11.5日

AVC中画質

約10日

約15日

AVC低画質

約15日

約22.5日

AVC最低画質

約17日

約26日

3.最大3チャンネル同時長時間録画が可能

 通常録画用に地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3個搭載しており、「タイムシフトマシン」用の増設設定をしない場合、同時に最大で3つの番組を録画注8することができます。また、MPEG4AVCトランスコーダーを搭載しているので、長時間の同時録画も可能です。「タイムシフトマシン」との組み合わせで、最大9チャンネル分の同時長時間録画ができます。

注8
1チャンネル分をタイムシフト用に増設設定した場合は2番組まで、2チャンネル分をタイムシフト用に増設設定した場合は1番組まで(予約)録画ができます。

4.通常録画用にもUSBハードディスクが増設(登録8台)可能

USBハブ注9(市販品)を使用すれば、通常録画用に最大4TBの外付けUSBハードディスクを4台まで同時接続できます。また、外付けUSBハードディスクを8台まで登録でき、家族やジャンルごとに使い分けることが可能です。さらに、バスパワー方式に対応し、ACアダプターなし注10で2.5インチのハードディスクが使用できます。

注9
USBハブ経由でUSBハードディスクを接続する場合には、USBハブにACアダプターを使用して電源供給する必要があります。USBハブにUSBハブを接続(多段接続)しての使用はできません。
注10
複数の2.5インチのハードディスクを使用する場合はACアダプターが必要です。

5.番組をより快適に見つけることができる「ざんまいプレイ」搭載

 リモコンの「ざんまいプレイ」ボタンを押すことで、「タイムシフトマシン」で録画した膨大な番組の中から、お好みの番組を簡単に見つけることができる「ざんまいプレイ」を搭載しました。

 現在視聴(再生)中の番組を元に関連するおすすめ番組をリスト化したり、ジャンル毎に番組をリスト表示することが出来ます。また、リスト上から気になる番組をハードディスクやブルーレイディスクなどに保存することもできます。

6.録画した番組を別の部屋の機器や外出先で楽しめる「レグザリンク・シェア」

家庭内ネットワークに接続された当社商品「レグザ」、「レグザタブレット」と放送中の番組や録画した番組を共有することができる「レグザリンク・シェア」を搭載しています。

7.フレーム単位の編集、フォルダ機能、番組結合・分割など編集機能を強化

 従来機種「DBR-M190/M180」から編集機能を強化しました。再生中、好きなシーンをフレーム単位で簡単にチャプター分割し、好きなシーンだけを集めたプレイリストを作成し、ディスクにダビングしてオリジナルの名場面集ディスクなどを作成することができます。さらに、フォルダ分類が可能になったほか、番組結合や番組分割も可能で、好きなシーンを集めた番組をつくり、ディスクに残すことができます。

8.環境への配慮

(1)「タイムシフトマシン」の省エネモード搭載により消費電力削減

 「タイムシフトマシン」未使用時の時間帯にタイムシフト用の電源を切るなど省エネに配慮した設計になっています。

(2)環境を考えた梱包箱を採用

 梱包箱の印刷に使う情報を必要最小限に絞ることで、印刷面積やインクの使用量が少ない梱包箱を使用しています。

(3)化学物質管理の徹底

 「レグザサーバー」は「EU-RoHS指令注11」に適合しています。また、プリント基板実装工程での無鉛はんだの採用や梱包材料からのPVC(塩ビ)全廃を行っています。

注11
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances

EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。

(4)「レグザサーバー」の環境自主基準について

 「レグザサーバー」では、18項目の製品別環境自主基準を設定しています。

URL: http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/cs/eco/ecp.html

 新商品は、この自主基準に適合した環境調和型製品(ECP:Environmentally Conscious Products)です。

添付資料