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楽天キレイドナビ、女性のホルモンバランスに関する調査

「体温タイプ」と「ホルモンバランスチェック」機能の判定データを分析
2014年10月24日

楽天株式会社
株式会社東芝

 楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史)と株式会社東芝(本社:東京都港区、代表執行役社長:田中久雄)は、両社共同の専用基礎体温計と連動したスマートフォン用の基礎体温管理サービス「楽天キレイドナビ」の「体温タイプ判定」と「ホルモンバランスチェック」機能の判定データを調査・分析し、その結果を発表しました。

 社会における女性の活躍推進が強調される今日、女性が自身のホルモンバランスを把握し、体と向き合うことが健康管理をしていくうえで重要となります。「体温タイプ判定」機能は、一生理周期の基礎体温計測の結果から基礎体温グラフの形状を、キレイドナビ監修者吉村 泰典氏(慶應義塾大学 名誉教授)の「吉村6分類」に基づき、「キレイ2層タイプ」、「高温期じわじわタイプ」、「高温期ギザギザタイプ」、「低温期長めタイプ」、「高温期短めタイプ」、「高温期不明タイプ」の6つに分類します。さらに、「ホルモンバランスチェック」機能では、連続した三生理周期分の基礎体温データから判定した「体温タイプ」をもとに、女性ホルモンの状態を、健全な状態であることを示す「青信号」、乱れがちであることを示す「黄信号」、要注意状態であることを示す「赤信号」の3段階で表します。これら2つの機能により、自分の基礎体温グラフの特徴とホルモンバランスの状態を知ることができます。

 今回の調査は、2014年7月1日から2014年9月30日の間、一定期間以上基礎体温測定の結果を記録した25歳~44歳のキレイドナビ会員のデータをもとに行ったもので、サンプル数は非開示です。なお、全体の集計値は、日本国内の25~44歳の年齢別人口(平成25年10月1日時点、総務省・人口推計)を5歳刻みのウェイトに補正して算出しています。

■□ 調査結果概要 □■

■理想の「キレイ2層タイプ」は、全体のわずか3人に1人

全体の体温タイプ別の分布を調べたところ、ホルモンバランスが整った理想的な状態である「キレイ2層タイプ」の女性は、全体のわずか3分の1であった。また、最も多かったのは、高温期の体温が安定せず、体温が低くなる日がある「高温期ギザギザタイプ」で、全体の約40パーセントであることが分かった。「高温期ギザギザタイプ」の人は、黄体ホルモンの分泌が      安定しないため、妊娠しにくい傾向がある。また原因としては、生活習慣の乱れやストレス、血液循環が悪くなっていることなどが考えられる。

■25~29歳女性の約1割が「高温期不明タイプ」

年代別で体温タイプを分析した結果、25~29歳の女性の約1割が、ホルモン分泌そのものが不安定であり、排卵していない可能性も考えられる「高温期不明タイプ」であることが分かった。体調や生理に乱れがあれば、ホルモンバランスの不調が原因の場合もある。

■25~29歳女性の10人に1人が“要注意”状態

年代別でホルモンバランスの信号を分析した結果、要注意状態であることを示す赤信号が最も多いのは、25歳~29歳であることが分かった。この年代の赤信号率は約10パーセントで、健全な状態を示す青信号も、25歳~29歳が最も少ない結果となった。

■□ 調査結果 □■

■理想の「キレイ2層タイプ」は、全体のわずか3人に1人

調査結果の図

■25~29歳女性の約1割が「高温期不明タイプ」

調査結果の図

■25~29歳女性の10人に1人が“要注意”状態

調査結果の図

【調査概要】

調査エリア   :全国
調査対象者 :25歳~44歳の女性
対象者    :2014年7月~9月の間、一定期間以上体温データを入力した25歳~44歳のキレイドナビ会員。サンプル数は非公開。※個人が特定されない状態に加工したデータを使用
調査期間   :2014年7月1日~2014年9月30日
調査実施機関 :楽天キレイドナビ

グラフ付きの調査・分析結果は以下URLからご覧いただけます。
http://kidona.rakuten.co.jp/new/news141024/