ニュースリリース

生活協同組合コープこうべの買い物支援サービス向けにテレビ画面で注文できるソリューションを提供

2015年02月18日

 当社は、生活協同組合コープこうべ(以下、コープこうべ)が3月から開始する買い物支援サービス向けにテレビに接続するだけで簡単に注文できるソリューションを提供します。本サービスは、専用の通信端末をテレビに接続し、テレビ画面上に表示した商品カタログを見ながら、リモコンや音声で簡単に注文などができる買い物支援サービスです。

 当社が提供するソリューションは、通信端末、専用リモコン、アプリケーション、通信回線、サーバーで構成され、当社が全体を一括して提供・管理するものです。通信端末は3G通信機能を備えているため、家庭でのインターネットの接続設定は不要で、テレビに接続するだけで簡単にサービスを利用することができます。また、当社の高画質化技術を採用し、生鮮食品などのカタログをテレビ画面上でより鮮明に表示できます。専用リモコンには、当社の音声認識技術注1を採用し、買いたいものを音声で入力すると該当する商品や関連する項目を表示できる機能を備えるとともに、押しやすく見やすい大きなボタンと文字を配置しました。

 本サービスでは、端末の起動動作や発注情報を本人以外の家族のスマートフォンに通知するよう設定することで、本人の在宅状況や発注状況を確認できるなど、高齢者を想定した見守り機能も備えています。また、遠くにいる家族が専用アプリを使いスマートフォンで撮影した写真を通信端末に送信し、利用者のテレビ画面上にその写真を表示できるほか、家族のスマートフォンとテレビ画面上でメッセージを交換注2することもできます。さらに、体重、血圧や歩数などを入力することで日々の健康状態を確認するとともに、画面に表示されるお薦めの健康商品などを買い物の参考にすることも可能です。

 当社は、ライフスタイル事業において、IoT注3技術を活用した取り組みにより、PCなどハードウェアのみによらない事業モデルの構築を進め、BtoB分野への構造転換を一層加速します。

注1
周囲の環境や商品名、話し方などの条件によっては、音声が正しく認識されない場合があります。
注2
通信端末側から送れるメッセージは、スタンプまたは定型文です。
注3
Internet of Thingsの略。さまざまなものに通信機能を持たせ、ネットに接続することにより、遠隔からセンサーデータの計測、機器の制御などを行うこと。

通信端末と専用リモコン

 専用端末とリモコン

サービス画面のイメージ 

 サービス画面

本サービスについて

本サービスの詳細は、コープこうべのWebページをご覧ください。
http://www.kobe.coop.or.jp/