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東芝グループ ボランティア・デイズ 2018の実施について

2018年12月03日

 当社グループは、国連の定める国際ボランティアデーである12月5日に向け、世界中の当社グループ従業員が一斉に社会貢献活動に参加する「東芝グループボランティア・デイズ 2018」を実施します。

 当社グループでは、「人と、地球の、明日のために。」を主文に据える東芝グループ経営理念のもと、日頃から科学技術教育や自然環境保護などの社会貢献活動を積極的に行っています。「東芝グループボランティア・デイズ 2018」では、こうした日頃の活動に加え、国内外の東芝グループ従業員が期間を定めて集中的に社会貢献活動に取り組むことで、社会づくりに貢献する意識を高めるとともに、地域社会とのより良い関係構築を目指します。

 主な活動内容として、国内では、食べきれない食品を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉施設などに寄付することで食の不均衡解消を目指す「フードドライブ」活動と、同活動の認知・普及向上を目的としたチャリティコンサートを実施します。また、市民・企業等への社会貢献活動の啓発・啓蒙を行う公益社団法人日本フィランソロピー協会が提供する全国の各種ボランティア活動に当社グループ従業員が参加します。海外では、東芝アメリカ社、東芝アジア・パシフィック社(シンガポール)、東芝中国社、東芝アフリカ社等のグループ各社が、それぞれの地域の課題を踏まえた独自の社会貢献活動を行います。

 以上の主な活動を含む各種社会貢献活動に「東芝グループ ボランティア・デイズ 2018」として世界中の当社グループ従業員が参加することを通じ、当社グループは、より良い社会づくりに積極的に貢献します。


<東芝グループ ボランティア・デイズ 2018 の主な活動>

1.フードドライブ活動の実施
 11月15日から12月19日までの期間、当社グループ従業員は、各家庭で食べきれない食品を持ち寄り、生活困窮者への支援等を行う「フードバンクかわさき」に寄付することを通じ、生活が苦しい世帯への食糧支援活動を行います。この活動により、食の不均衡に関する課題認識を当社グループ従業員で広く共有するとともに、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」(※)の一つである貧困問題の解決に貢献します。
※ SDGs(Sustainable Development Goals): 2015年に国連総会で採択された、持続可 能な社会の実現のための2030年に向けた17の目標。

2.チャリティコンサートの開催
 日本国内ではフードドライブ活動の認知度が低く、生活困窮者への食糧支援に必要な食品を十分に確保できないことが課題となっています。そこで、同活動の認知・普及向上への貢献を目的として、「フードバンクかわさき」への食品の寄付を入場料の代わりとするチャリティコンサートを開催します。東芝ライドオンジャズオーケストラが演奏を担当する同コンサートは、当社グループ従業員だけでなく一般にも公開し、フードドライブ活動のより広範囲での認知と、同活動への賛同者の増加に寄与することを目指します。(チャリティコンサートの詳細はこちら。)

3.日本フィランソロピー協会が提供する全国の各種ボランティア活動への参加
 公益社団法人日本フィランソロピー協会が運営する、ウェブ上のカレンダーから地域や活動プログラムを選んで参加申込ができるボランティアのマッチングサイト「ボランティアウェブ」を利用し、当社グループ従業員が、全国各地で行われる各種ボランティア活動に参加します。

4.海外の当社グループ会社による各種活動
 
東芝アメリカ社では、孤児院に保護されている移民の子どもたちに夢を与えるクリスマスギフトとして、「Gift of Art」と題した画用紙・色鉛筆・筆・塗り絵・水彩画道具などを贈る活動に加え、ホームレスの方々に洗面用具を贈る活動を行います。
 東芝アジア・パシフィック社を始めとしたシンガポールの当社グループ7社は、児童養護施設で暮らす子どもたちを水処理施設の見学に招待するとともに、同児童養護施設への寄付を行います。
 東芝中国社では、従業員が古着と古本を持ち寄り、貧しい家庭の子どもたちが通う小学校などへの支援活動を行っているNGO「同心互恵」に寄贈します。また、自閉症の子どもたちが書いた絵を題材としたバッグなどの販売会を行います。
 東芝アフリカ社は、南アフリカ・ヨハネスブルグの高校に、発電とエネルギーについて学ぶ体験型の授業を提供し、同地における科学技術教育の向上支援を行います。