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1996年に発売した世界初の家庭用DVDプレーヤとDVD用MPEG-2デコーダLSIが国立科学博物館の「未来技術遺産」に登録

~科学技術の発達に重要な成果を示し、次世代に継承していく技術として選定~
2020年09月15日

 当社が1996年に販売した世界初の家庭用DVDプレーヤ(SD-3000)と、家庭用DVD機器の実現に不可欠であった世界初のDVD用MPEG-2デコーダLSI(TC81201F)が、国立科学博物館が選定する令和2年度の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録され、本日、登録授与式にて、登録証と記念盾が授与されました。


    

家庭用DVDプレーヤ(SD-3000)        DVD用MPEG-2デコーダLSI(TC81201F)


 <登録のポイント>
世界初の家庭用DVDプレーヤ「SD-3000」
 1990年代前半に始まったDVD開発は、それまでのAV機器と異なり、映画産業などのコンテンツ側の意見を取り入れながらその規格化が進められました。当社はこの規格化を主導し、規格の取りまとめや、基幹部品、コンテンツ作成のための装置、プレーヤの開発などを並行して進め、1996年11月に世界初の家庭用DVDプレーヤ「SD-3000」を販売しました。SD-3000はDVD、そして今日のBlu-rayへの発展の幕開けを告げる機種として評価されました。

世界初のDVD用MPEG-2デコーダLSI(TC81201F)
 SD-3000の開発にあたっては、DVDに特化した1チップのMPEG-2デコーダLSIの開発が不可欠でした。DVDでは要求される画質を限られた容量のディスクにデジタルデータとして記録するためにMPEG-2圧縮技術が採用されました。このMPEG-2の信号を復号(デコード)するには大規模な電子回路が必要であり、家庭用DVD機器の実現には1チップの素子開発が不可欠でした。当社は、既に存在したMPEGデコーダICを基礎にして、DVDに特化した1チップLSIとして世界初のDVD用MPEG-2デコーダLSI(TC81201F)を開発しました。
 本製品はSD-3000の最も重要な基幹部品として採用されました。後継として周辺機能を取り込んだ高集積なLSIが開発されていきますが、その基礎となったLSIとして評価されました。


■重要科学技術史資料(未来技術遺産)
 「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」とは、独立行政法人国立科学博物館(産業技術史資料情報センター)が、日本の科学技術史資料のうち、「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、「重要科学技術史資料登録台帳」に登録しているもので、2008年度から毎年行われています。
 なお、今回登録されたDVDプレーヤ (SD-3000)及びMPEG-2デコーダLSI(TC81201F)のパネル展示が、本日から9月27日までの間、国立科学博物館・日本館にて行われています。
 東芝未来科学館では、DVDプレーヤ(SD-3000)の実機を展示しております。

 本日、国立科学博物館にて重要科学技術史資料授与式が開催され、東芝未来科学館館長の岩切貴乃に登録証と記念楯が授与されました。



■東芝未来科学館(現在臨時休館中)
https://toshiba-mirai-kagakukan.jp/index_j.htm

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