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マイクロRNA検出技術がCEATEC AWARD 2020 経済産業大臣賞を受賞

【ニューノーマル ソリューションズ部門】準グランプリはシミュレーテッド分岐マシンが受賞
2020年10月19日

株式会社 東芝
東芝デジタルソリューションズ株式会社

 

株式会社東芝が開発したマイクロRNA検出技術がCEATEC AWARD 2020 経済産業大臣賞を受賞しました。東芝グループが同大臣賞を受賞するのは今回が初めてです。

また、同じくシミュレーテッド分岐マシン(Simulated Bifurcation Machine)が【ニューノーマル ソリューションズ部門】準グランプリを受賞しました。

1.経済産業大臣賞受賞:マイクロRNA検出技術
 マイクロRNAは、わずかな血液から短時間で13種類のがんを検知する技術です。

 受賞に至った選考理由について、次のとおり連絡を頂いています。

 スペース効率の高い小型装置により短時間で実現できることで、身体的負担の少ない血液検査によって転移を検査でき、がん再発の早期発見も見込めるなど、患者のQOLを改善するという点でも大きな貢献といえる。技術を構成する装置とチップは純国産技術であり、他企業のRNA検出技術と比べても検出時間、コスト面で優位な点から、がんに加えて他の病気の識別も含めた幅広い国際医療パッケージとしての展開も有望である。バイオマーカーとしての価値に期待したい。また、保険適用や国保基本健診での導入を目指すなど、SDGs課題の3「すべての人に健康と福祉を」の課題解決に貢献すると期待される点を高く評価した。 

 今回の受賞について、事業・開発責任者は次のように受け止めています。

株式会社東芝 CPS x デザイン部 新規事業推進室 室長 米澤 実
「このたびは栄誉ある賞をいただき、ありがとうございます。大変光栄に思います。東芝グループは、『東芝Nextプラン』において『超早期発見』『個別化治療』を特徴とした精密医療を中核として医療事業への本格的な再参入を表明しております。マイクロRNA検出技術を用いることで、高精度ながんの早期発見が期待できます。引き続き、実証試験を経て早期の実用化を目指してまいります。」

株式会社東芝 研究開発センター 技監 橋本 幸二
「このたびは誠にありがとうございます。
本技術は、負担の少ない簡易的な検査で、高精度にがんを早期に発見できる技術として、2019年11月に発表以来多くの方々から期待の声をいただいています。一日でも早く実用化できるように、周辺技術を含めて引き続き研究開発を進めてまいります。」

 

2.【ニューノーマル ソリューションズ部門】準グランプリ受賞:シミュレーテッド分岐マシン(Simulated Bifurcation Machine)
 Simulated Bifurcation Machineは、量子コンピュータの研究から発見された東芝独自のアルゴリズムにより、膨大な選択肢から世界最速で最適解を導きだす技術*です。東芝デジタルソリューションズ株式会社が事業化を進めています。

 受賞に至った選考理由について、次のとおり連絡を頂いています。

「組合せ最適化問題」は、交通渋滞緩和の最適経路探索をはじめ、多くの社会課題の解を短時間で導き出すことから、様々な社会課題の解決に貢献できると評価された。
クラウド上のサービスとして提供したり、オンプレミスで提供できるなど、柔軟性の高い技術としてさまざまな用途に活用が可能になると期待され、自治体や様々な業種と Simulated Bifurcation Machineの共創により社会の最適化に取り組むなど、効率的で持続可能な世の中の実現へ向け、多様な社会課題の解決に貢献すると期待される。

 今回の受賞について、事業・開発責任者は次のように受け止めています。

株式会社東芝 研究開発センター 上席研究員 金子 雄
「今回は、栄誉ある賞をいただき、ありがとうございます。とても嬉しいです。本技術は、東芝で進めている量子コンピュータの研究から閃いた独自のアルゴリズムです。交通渋滞を緩和する経路計算など、社会の生産性を向上させるための計算を、大規模・高速に行えます。様々なパートナー様と共に、研究開発および実用化を進めてまいります。」

東芝デジタルソリューションズ株式会社 新規事業開発室 参事 綿引 賢
「このたびは誠にありがとうございます。東芝デジタルソリューションズは膨大な選択肢から世界最速で最適解を導きだす東芝独自の技術を実装した『Simulated Bifurcation Machine』の事業開発を担っており、社会課題を解決するパートナー様と共にマーケット開拓を行っております。この度の栄誉ある賞を励みに、より一層実用化へ向けた活動に邁進してまいります。」

 

東芝グループは今後も、当社グループの経営理念「人と、地球の、明日のために。」をコンセプトに、様々な社会課題の解決や新サービスの創出に取り組んでまいります。

 

* 世界最速で最適解を導きだす技術
  ・2019年4月20日 研究開発ライブラリ(株式会社東芝)
   世界最速・最大規模の組合せ最適化を可能にする画期的なアルゴリズムの開発について
   https://www.toshiba.co.jp/rdc/detail/1904_01.htm
  ・Science Advances 19 Apr. 2019, Vol. 5, no. 4, eaav2372(英語サイト)
   https://advances.sciencemag.org/content/5/4/eaav2372

 

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