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CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」において最高評価を取得

2021年02月15日

当社はこのたび、環境分野で高い影響力のある国際的な非営利団体 CDP(*1)が実施した「サプライヤー・エンゲージメント評価」において、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に選出されました。

 

 

 

「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、CDPが毎年実施している企業の気候変動対策に関する調査の中からサプライヤーに関する項目を抜き出して評価するものです。2020年度は対象5,500社超のうち、国内では83社、グローバルでは396社が最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に選出されました。

当社グループは、経営理念「人と、地球の、明日のために。」の考えに基づき、環境への取り組みを企業経営の最重要課題の一つとして位置づけ、活動を推進しています。昨年11月に公表した「環境未来ビジョン2050」では「気候変動への対応」を重点項目の一つとし、2030年度までに自社グループのバリューチェーンを通じた温室効果ガス排出量を50%削減(2019年度比)し、2050年に向けて社会の温室効果ガス排出量ネットゼロ化への貢献を目指すことを表明しており、この2030年度目標はSBT(Science Based Targets)(*2)の認定を取得しました。また、自社グループの事業活動による排出量(Scope1、Scope2)に加え、原材料調達・物流・製品使用・廃棄などの段階で発生する排出量(Scope3)についてもカテゴリごとに把握・算定しており、その結果をもとに効果的な削減施策を検討しています。今回の結果は、このようなバリューチェーン全体を通じた当社グループの取り組みが評価されたものと認識しており、今後も積極的な活動を継続することで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

*1 CDPは、英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)であり、投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営。2000年の発足以来、グローバルな環境課題に関するエンゲージメント(働きかけ)の改善に努めており、日本では2005年より活動。

*2 世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求するために、企業が中長期的に設定する科学的根拠に基づいた温室効果ガス削減目標。SBTイニシアチブによって認定される。

関連ページ

■東芝グループ 環境活動ホームページ
https://www.toshiba.co.jp/env/jp/index_j.htm 

■東芝グループ 環境活動ホームページ 「環境未来ビジョン2050」
https://www.toshiba.co.jp/env/jp/vision/vision2050_0_j.htm

■東芝グループ 環境活動ホームページ 「バリューチェーン全体における温室効果ガス排出量の把握」
https://www.toshiba.co.jp/env/jp/vision/carbon_risk_j.htm#anchorLink2

■東芝グループ サステナビリティレポート2020
https://www.toshiba.co.jp/sustainability/jp/report/download.htm

■CDPジャパン公式サイト
https://japan.cdp.net/

■「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」企業の一覧(CDP公式サイト)
http://bit.ly/SupplierEngagement20