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環境活動

人と、地球の、明日のために。

製品の省資源化量の拡大

東芝グループ主要製品を対象に、製品・包装質量および出荷台数から推定した2020年度投入資源量は約30万トンでした。また、製品別に想定使用年数前の旧製品との比較から推定した省資源化量は11万トン、2017年度からの累計で40万トンとなり、第6次環境アクションプランの目標値である省資源化量の累計38万トンを達成しました。2021年度より新たに始まる第7次環境アクションプランにおいても、引き続き省資源化量の拡大に向けて、あらゆる製品を対象に省資源設計を推進していきます。

■ 省資源化量(累計)
「省資源化量(累計)」のイメージ
■ 省資源化量の事業別内訳(2020年度(累計))
「省資源化量の事業別内訳」のイメージ
想定使用年数前の旧製品との比較により算出

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2020年度の事例

【事例】LEDロケーションライト UNI-SOL(ユニソル)

東芝ライテック(株)

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近年、省エネ対応としてLED 照明器具が幅広く普及しています。しかし特殊用途の照明は従来光源の製品も多くあり、映画・テレビのロケーション(以降「ロケ」)撮影では575Wメタルハライドランプを用いたロケライトが使われています。使用用途から小形軽量が重要視され、同サイズ同光量でのLED化は大きな放熱器が必要で困難でした。ロケライトは使用時間が短いという点に着目し、LEDの寿命を短く設定し、通常より高光量で点灯させることで、ロケ撮影用のLEDロケライトUNI-SOLを商品化しました。明るさは同等、灯具質量1/2、光源寿命4倍(メタハラ比)、水銀レスで、実用性・環境性能ともに従来商品から大きく向上しています。
また、LED器具は光源寿命を迎えた際器具交換となりますが、UNI-SOLはLED光源交換方式とし、廃棄物を90%削減した環境配慮照明器具となっています。
本製品は2020年度エクセレントECPに認定されました。

上市時点において「環境性能No.1」を達成した当社製品・サービス

関連ページ:
LEDロケーションライト UNI-SOL(ユニソル)

「UNI-SOL灯具・ミラー部」のイメージ
UNI-SOL灯具・ミラー部

「電源部」のイメージ
電源部

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2019年度の事例

【事例】産業用インバータ(VF-AS3J)

東芝産業機器システム(株)

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「産業用インバータ(VF-AS3J)」のイメージ

インバータは、モータの回転数を制御し機械を効率よく運転させることで省エネやCO2の削減に貢献するだけでなく、始動時の電流を抑えることで電源側の負担を減らし、受電設備を縮小できるなど、省資源化にも貢献する機器です。
2019年に発売した新型高機能インバータ「VF-AS3J」は、従来機種(VF-AS1)に対して約30%の損失低減を実現し、使用時のCO2排出量を削減します。また、本体の高機能化による部品点数の増加を各部品の再設計と高集積化によってカバーし、業界トップクラスの小型・軽量モデルを実現しています。
なお、本製品は2019年度のエクセレントECPに認定されました。

同機能をもつ機種間比較(2019年10月時点)

関連ページ:
新型高機能インバータ VF-AS3J

【事例】小径ダウンライト・小径ユニバーサルダウンライト

東芝ライテック(株)

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近年、マンションやホテルの新規建築ラッシュにともない、小径のダウンライトおよびユニバーサルダウンライトの需要が高まっています。このような市場環境のなか、重量0.4kg、埋込穴直径50mm、器具高さ100mmという業界トップクラスの省資源性・省スペース性を兼ね備え、天井面への施工性が優れた小口径施工対応の照明器具を開発しました。本製品は発光面が見えるときの角度(遮光角)を40°以上とし、照明器具を直接見たときの眩しさを大幅に低減しています。
また当社独自のGaN※1電源を搭載したことにより、低光束域※2での安定した点灯(0〜100%までのなめらかな調光)を実現し、自然光に近い高演色の光を実現しました。
ホテルの居室やカフェなど、落ち着いた雰囲気を演出する場所でなめらかな調光による安定点灯を実現するとともに、省資源・省スペース性を確保し、資源の有効活用に貢献します。
なお、本製品は2019年度のエクセレントECPに認定されました。

※1
窒化ガリウム
※2
微小な電流領域

関連ページ:
LED小径ユニバーサルダウンライト

「小径ユニバーサルダウンライト」のイメージ
小径ユニバーサルダウンライト

「なめらかな調光を実現」のイメージ
なめらかな調光を実現

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2018年度の事例

【事例】エレベーター制御リニューアル:時短リニューアル

東芝エレベータ株式会社

耐用年数を経過し、部品供給終了が目前となるエレベーターの主要機器(制御装置・モーターなど)のみを交換することで、エレベーターを継続してご利用いただくことを可能としました。①従来製品より安価であること、②終日停止2日間と短工期であること(従来は5〜7日間)、③安全性の向上(2重ブレーキ化採用)など、さまざまな点でお客様の便益性を高めています。環境面では既設部品のリユース率を88%に高めて資源投入量を削減することで、2018年度のエクセレントECPに認定されました。更に照明のLED化や最新制御装置の採用により、省エネルギーも実現しています。

生産を終了しているエレベーターに関しては、一部の部品の生産も終えており、保守部品を供給できなくなる場合があります。

関連ページ:
時短リニューアル

「エレベーター制御リニューアル:時短リニューアル」のイメージ

【事例】電波発射源可視化装置

東芝インフラシステムズ(株)

携帯電話などによる電波の利用拡大が進むなか、近年、不法無線局が送信する不法電波による混信・妨害の影響が深刻化しています。
当社は不法無線局の位置特定を目的に、電界分布の可視化処理画像とカメラの撮影画像を重ね合わせ、電波発射源(アンテナや移動体)などの位置を2次元的に特定できる「電波発射源可視化装置」を開発しています。
今回開発した新型装置(TW4347B)では、従来、信号処理部とアンテナ部が別構成だったものを1台の装置に実装することで、質量比 約56%の省資源化を実現しました。更に周波数範囲の拡張や、長時間稼働を実現するために消費電力比 約70%の省エネを実現するなど、お客様のニーズに応えた設計を行っています。
今後は電波環境の測定や携帯電話の使用状況確認など幅広い利活用方法を提案し、さまざまな社会課題の解決に向けて貢献していきます。
なお、本製品は2018年度のエクセレントECPに認定されました。

従来機種(TW4347A)との比較

「電波発射源可視化装置「TW4347B」の各種アンテナ(左から300〜700MHz・700〜2700MHz・2700〜6000MHz)」のイメージ
電波発射源可視化装置「TW4347B」の各種アンテナ
(左から300〜700MHz・700〜2700MHz・2700〜6000MHz)

「活用イメージ」のイメージ
活用イメージ

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2017年度の事例

【事例】磁石レス同期リラクタンスモータ

東芝産業機器システム(株)

世界的なエネルギー需要の増加を受けて、産業用モータの省エネ化が強く求められています。一般的に高効率モータの性能は、磁性材料であるネオジウム磁石(永久磁石の一種)に依存しますが、そこに添加されるレアアース(重希土類元素)であるジスプロシウムは、地球上に偏在し、かつ資源量が非常に少ないため、削減に向けた取り組みが非常に重要です。
そこで東芝産業機器システム(株)では、回転子(ロータ)をフラックスバリアと呼ばれるスリット状の空隙を設けた鉄心で構成することで、アルミ導体やレアアースである永久磁石を使用しない、省資源性に優れた「磁石レス同期リラクタンスモータ」を開発しました。さらにフラックスバリアの最適化により、リラクタンストルク※1を最大限に活用することでIE5相当※2の高効率を実現しています。

※1
リラクタンス(磁気抵抗)により生じる回転力。
※2
国際規格IEC60034-30-1 Annex.Aで示されているモータのエネルギー効率ガイドラインで最も高いレベルのもの。

「磁石レス同期リラクタンスモータ(試作機)」のイメージ
磁石レス同期リラクタンスモータ(試作機)

「回転子(ロータ)の構成」のイメージ
回転子(ロータ)の構成

【事例】ペーパーリユースシステムLoops

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