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環境活動

人と、地球の、明日のために。

事業活動における廃棄物量の抑制

東芝グループでは、事業プロセスの効率化を示す生産高原単位の改善と、地球の環境容量を超えないための総量の抑制の両面から廃棄物量の削減を進めています。

2020年度は総発生量から有価売却物を除いた廃棄物量が2.6万トンとなりました。廃棄物総発生量原単位は2013年度比74%となり、目標を達成しました。

廃棄物は全従業員にかかわる事項であり、全職場、全員参加で対策の推進を図る事とし、廃棄物は先ず発生させないことに重点をおくとともに、再資源化率などの向上を図っています。また、設計開発・生産・物流の各段階で、廃棄物の減量化、再資源化、処理容易化などの配慮を徹底。廃棄物の成分を把握し、有害物質含有量の削減・ゼロ化の推進を図るとともに、分別保管を徹底しています。

有害廃棄物総量は0.28万トン、そのリサイクル率は78%です。

有害廃棄物総量は、日本の廃棄物の処理及び清掃に関する法律(以下、廃棄物処理法)で定める特別管理産業廃棄物の量を示しています。
リサイクルされた量は、日本の廃棄物処理法で定める特別管理産業廃棄物のうち再利用、再資源化された量をさします。

■ 廃棄物量および総発生量と原単位
「廃棄物量および総発生量と原単位」のイメージ※目標値は廃棄物量のみ

■ 廃棄物量の内訳(2020年度)
「廃棄物量の内訳」のイメージ

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リサイクルの推進

東芝グループの2020年度リサイクル実績は6.6万トンで、廃棄物総発生量の96%が資源として有効活用されました。主なものは金属くず、紙くず、木くずで、リサイクル総量の89%をマテリアルリサイクル(製品材料への再資源化)に、残りの11%をサーマルリサイクル(熱回収)として有効に活用しました。今後もリサイクル総量を増やすとともに、マテリアルリサイクル割合の拡大など、より質の高いリサイクルをめざしていきます。

■ リサイクル量の内訳(2020年度)
「リサイクル量の内訳」のイメージ

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2020年度の事例

【事例】製造工程の材料歩留まり改善による省資源化

東芝産業機器システム(株)

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東芝産業機器システム(株)では、ハイブリッド型電気自動車の発電機用鉄心を製造していますが、鉄心をプレス加工する工程から廃材が発生し、原材料ロスとなっていました。そのため、より効率的な生産方法によるロスやコストの削減、そして、環境負荷低減のための省資源化が課題でした。
そこで、独自に開発した大型高精度金型技術と薄板幅広材料搬送安定化技術により、プレス加工の方法を単列抜きから3列抜きに改善し、材料歩留りが9.4%向上したことによって、省資源化を達成しました。3列抜きでは、プレス1パンチで3個分の鉄板を打ち抜くことができるため、生産効率が2.9倍に改善すると同時に、製造時の使用エネルギーも削減することができ、高効率なモノづくりを実現しています。

「製造工程の材料歩留まり改善による省資源化」のイメージ

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2019年度の事例

【事例】中国拠点における木材(梱包材)の削減

東芝エレベータ(瀋陽)有限公司

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地球温暖化防止の役割を果たす森林の伐採、廃棄物の不法投棄、廃プラスチックの問題など、大量生産・大量消費型の社会や暮らしが環境に大きな負荷をかけています。
東芝エレベータ(瀋陽)有限公司では、製品のエスカレーターをお客様へ納入する際、部品を木箱で梱包し輸送していますが、その木箱に使われる木材の使用量や輸送後の廃棄物の発生量が課題となっていました。そのため、部品の梱包方法を工夫して改善を図り、木箱そのものを減らすこと、部品の梱包容積を減らすことで、2020年度には年間約13トンの木材使用量を削減し、廃棄物の発生量も大幅に削減することができる見込みです。

「中国拠点における木材(梱包材)の削減」のイメージ

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2018年度の事例

【事例】研磨材濃度のセンシングによる研磨材使用量削減

東芝デバイス&ストレージ(株)姫路半導体工場

姫路半導体工場では、ディスクリート半導体を製造しています。ディスクリート半導体は、半導体チップを保護するためにモールド樹脂でパッケージしていますが、製造段階でモールド樹脂にバリが生じることから、研磨材を投射し、バリを取り除いています。この研磨材は水に溶かして使用するため、濃度管理が必要です。改善前は、作業者が定期的に研磨材投射装置を停止し、研磨材を沈降させ、沈降量に応じて研磨材を投入していました。今回の改善では、ファイバーセンサーを設置することによってリアルタイムに研磨材濃度がわかるようになり、研磨材の投入間隔と量の最適化を図ることができました。本最適化によって、研磨材使用量を年間600kg削減することができました。

  • ※ 不要な突起物

「研磨材濃度のセンシングによる研磨材使用量削減」のイメージ

【事例】海外製造拠点における廃棄物管理

東芝情報機器フィリピン社

  • 廃棄物からの希少金属リサイクル
    HDDの製造過程で発生する不良品の廃棄物には希少金属が含まれているものがあります。これを国外の処理施設をもつ企業に売却し、希少金属を抽出、資源のリサイクルを実施しています。この処理フローを確立したことにより、2018年度の東芝情報機器フィリピン社の製品廃棄物によるリサイクル量は207トンとなりました。
  • 廃棄物熱処理施設活用による埋め立て廃棄物の削減
    従来は一部の廃棄物が埋め立て処理されていましたが、近年稼働した熱処理施設を活用することで、東芝情報機器フィリピン社全体の廃棄物の埋め立て処理量を2016年度の0.17%から大きく削減し、2017年度は0.025%、2018年度には0.019%とすることができました。

「海外製造拠点における廃棄物管理」のイメージ

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2017年度の事例

【事例】木材パレット削減の取り組み

東芝テックシンガポール社

東芝テックシンガポール社では廃棄物として処分されていた木材パレット削減が課題となっていました。従来、調達取引先から納品されるプリンタ製造用部品は、段ボールに梱包され木材パレットに積載されており、納品後に不要となったこの木材パレットは廃棄物として処分されていました。
そこで、木材パレットの代替手段として再利用可能な搬送台車を自社製作し、納品時にこの搬送台車を繰り返し利用するよう調達取引先に依頼しました。この改善によって、木材パレットによる廃棄物量を年間約10トン削減することができました。また、この活動が評価されて、2016年度Singapore Packaging Agreement Awardにおいて、Distinction Awardおよび Gold Awardを受賞しました。

「木材パレット削減の取り組み」のイメージ

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