高速処理を実現する東芝製画像認識プロセッサを搭載

SMART EYE SENSOR MULTIに搭載している東芝製画像認識プロセッサVisconti™2は、カメラからの入力映像をリアルタイムに処理して、人物などの対象物とその動きを認識する画像認識用LSIです。

Visconti™シリーズは自動車の先進運転支援システムなど高い認識精度が要求される分野で使用されています。

SMART EYE SENSOR MULTIによる検知イメージ※1

※1 動き解析のイメージを理解していただくためのデモ画像であり、標準的な使い方では画像の出力は行いません。

さまざまなファシリティとの連携を支える高性能なスペック

赤外線センサなど従来のセンサに比べて、広範で微細な動きを検知でき、人数・活動量の推定も可能です。こうしたスペックを活かして、さまざまなファシリティと連携したスマートな制御の実現を目指します。(上記スマートな制御は特許出願中または特許取得済です。)

高い検知性能

画像情報より人のわずかな動き※2を検知可能。周囲の明るさも検知し、照明の調光制御に活用できます。また、歩行検知であれば、暗闇※3でも検知可能です。

●赤外線センサとの検知対象の比較

※2 最小検出対象は、0.5m/sec以上の速度で移動する15cm角以上の物体。
※3 最低検知照度は1ルクス。

広い検知範囲

従来より広い9m×9mの範囲を9エリアまで自由に設定・分割。通路など検知対象から除外したい場所をマスクすることもできます。

●赤外線センサとの検知対象の比較

人数・活動量を推定

おおよその人数や活動量を推定可能な上に、歩行か滞留(その場にとどまっている)かを識別して、照明や空調などの効果的な制御に活かすことができます。

●赤外線センサとの検知対象の比較

最新機能に更新可能

お客さまのご要望により、センサ設置後でもソフトのアップデートで必要な最新機能を後付けすることができます。

検知範囲

デスクワーク検知(オフィスの居室の場合)

歩行検知(高天井空間の場合)

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