よりよいものの追求はコミュニケーションの中にある。

[技術(開発設計)] 大矢 孟

2010年入社 / 所属:電波システム事業部 電波システム技術部 / 専攻:工学府 電気電子工学専攻

技術には、コミュニケーションが不可欠だ。

電波システム事業部の技術職には、大きくふたつのポジションがあります。ひとつは、営業職とともにお客様先へ頻繁に行く、いわゆる技術営業のようなポジション。もうひとつは、主には事業所内でお客様のニーズに合った製品・サービスをつくるポジションです。私が担当しているのは前者。お客様に近い場所で、要望を具体化していくような仕事をしています。仕事の流れとしては、最初は、営業職がお客様へのヒアリングを行い、要望を引き出す。それを受けて、私はもう一歩踏み込んだ技術に関するヒアリングをしたり、事業所の技術職とその内容を相談します。お客様のやりたいことは、どんなやり方で実現できるだろうか。ご提供価格はどれくらいを目標にしようか。ときには自分から、こんな新しい技術を試してみませんかと提案することもあります。目指す未来へ向けて必要なものを、実際にものづくりが開始できるくらいまで、具体的で目に見えるものにしていきます。最初の配属は、事業所の技術職、設計を担当していました。この期間は、ひたすら学んで、手を動かして、設計から試験までひととおり経験。技術を身に着けていくにつれ、自分が構想したものを自ら提案したいと考えるようになり、お客様により近い現在のポジションへ異動を決めました。

技術には、コミュニケーションが不可欠だ。

最後までカタチにするのが、仕事。

学生時代も気象レーダなどの研究を行っており、扱っているものとしては現在とかなり近いもの。しかし、そこで得られる実感は全く別のものなのだと、最近振り返って思うことがあります。学生時代の研究は、どこまで突き詰めても、やはりシミュレーションでした。一方でいま、仕事となると、自分以外の多くの人が関わった技術が、カタチになったものを見ることができる。製品に対する、お客様の反応を直接見ることができる。誰かの役に立つ、ものづくりを行っている感覚があります。

さらに、製品やプロジェクトの規模が大きいため、自分の専門分野以外にも幅広い勉強をしていけることも、新たに発見した魅力でした。信号処理の研究をしていたからと、信号処理の知識だけを持っていても、それは仕事になりません。レーダとして製品をつくるなら、製品のハード・ソフト、双方の知識が必要になるし、加えてそれをお客様の考えを加味したものに落とし込んでいく必要がある。つくり上げるのは、国の安全保障につながる24時間365日稼動のシステムです。幅広く学び、コミュニケーションをとることで、よりよいものづくりへ向かって歩んでいることを感じられています。

最後までカタチにするのが、仕事。

ハヤシライスだって、ものづくり。

そんな中で、最近プライベートで経験中の、よりよいものづくりのお話を……(笑)。我が家の5歳児がとにかくハヤシライスにハマっており、そのリクエストに応えるため、毎週末はより美味しいハヤシライスづくりに余念がありません。玉ねぎをじっくり炒めて焦がし風味をつけようか。オリーブオイルを多めにしてコクを出そうか。少しずつ変えながら、もっといいものを求めてしまうのは、仕事でも家でも変わりませんね。

ハヤシライスだって、ものづくり。
  • ※掲載内容は取材当時のものです。
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