ニュースリリースNEWS RELEASE

制御システム・インダストリアルIoTセキュリティソリューション「CYTHEMIS™」の製品化について
-レガシー機器を含むネットワークにも対応-

2019年4月25日

 当社は、セキュリティ対策が難しいレガシーな機器が含まれる、制御システムや工場のネットワークのセキュリティ対策を目的としたIoTセキュリティソリューション「CYTHEMIS™」(サイテミス)を製品化しました。本日より販売を開始します。

 「CYTHEMIS™」は、エンドポイントと呼ばれるネットワークの末端に位置するPCや機器をサイバー攻撃から守りつつ、本来エンドポイントが行うべきセキュリティ処理を代行する小型のハードウェアデバイスと、それを管理するシステムのパッケージソリューションです。
 外付けのエンドポイントソリューションであるため、プラットフォームに依存せず、レガシー機器にも対応可能で、様々な環境下に導入可能です。ハードウェアデバイスにより、機器間の相互認証や通信の暗号化が行われ、ネットワークがセキュアになるため、不正アクセスやマルウェア感染の可能性を大幅に削減することができます。また、保守作業時の万が一のUSBメモリ等からのマルウェア感染も検知し、感染拡大を防ぐことができます。管理システムは、ハードウェアデバイスのリモート設定だけでなく、デバイスが検知したセキュリティ異常を収集し、見える化することができるため、セキュリティインシデント発生前の早めの対応を取ることが可能です。セキュアなネットワークを活かしたリモートメンテナンスやリモートアップデートも可能なため、IoT化を安心して進めることができます。

 今後当社は、ICカード事業で築いてきた暗号・認証処理のセキュア実装技術と、それらに用いられる鍵をセキュアに管理するノウハウを活かし、制御システムを含むインダストリアルIoT化を進める様々なシステムに対するセキュリティソリューション事業を強化し、サイバー攻撃などIoT化で懸念されるセキュリティ問題の解決に積極的に取り組んでいきます。


※管理システム画面はイメージです。

※管理システム画面はイメージです。

CYTHEMIS™の主な特長

高いセキュリティ環境を容易に導入可能
既存システムを変更することなく、高いセキュリティ環境を実現できます。
OS非依存で、レガシー機器にも対応
外付けデバイスをネットワーク口に挟むだけなので、セキュリティ対策ソフトを導入できないようなOSのサポートの切れた機器をはじめとして、OSの種類やバージョンに依存なく適用できます。
セキュリティガイドラインへの対応
データの盗聴、改ざんが防止でき、パスワードベースではない厳格な認証機能が実現できるため、各種セキュリティガイドラインへの対応も可能となります。
インシデント・システム全体の見える化
システム管理下のエンドポイントの状況・構成を一元管理できます。これにより、万が一のインシデント発生時やインシデントに至る前の不正なアクセスを検知・見える化できます。
セキュリティ対策コストの低減
システム上の脅威になりうる多くの箇所がカバーできるため、セキュリティ対策にかけるコストを抑えられます。
セキュアなリモートメンテナンスの実現
外付けデバイスを付けた機器同士しか通信できない特性を活かし、セキュアなリモートメンテナンスを実現できます。

主な製品仕様

対応プロトコル TCP, UDP上で動作するプロトコル
インターフェース RJ-45
電源 AC対応
管理システム オンプレミス or クラウド(リリース予定)
セキュリティ認定 CC (ISO/IEC 15408) 取得予定
デバイスサイズ 84mm x 奥行 84mm x 高さ 38mm
デバイス質量 170g
シリーズ PoE版(リリース予定)



製品についてのお問い合わせ先:

東芝インフラシステムズ株式会社
セキュリティ・自動化システム事業部 カード・セキュリティシステム営業部
TEL : 044-331-1731

https://www.toshiba.co.jp/sis/scd/iotsecurity/index_j.htm