これからの物流のカタチ
生産労働人口の減少、EC拡大、さらに新型コロナウィルスの影響は物流・流通業界にも押し寄せています。これからの物流を考えながら、私たちは拡張性・可用性・柔軟性のあるテクノロジーを研究しています。
仕事・設備の増減に適応できる
継続して機能できる
状況に応じた分析、行動ができる
未来をカタチづくる技術のタネ
物流作業の省人化、自動化による作業効率化を図るため、物流ロボットのあらゆる技術の研究・開発を進めています。
あやつり™制御技術
既存設備を改造なしで、後付けコントローラがVGA、DVIの信号から装置画面データを取得し、装置状態を確認しながらユーザインターフェース信号を生成し、装置操作を自動化。
制御技術の仕組み
既存装置の画面信号を読み取り、制御装置に任意の信号を返します。
物理的な後付けで、装置の効率化が可能になります。
標準パッケージイメージ
シンプルなUIで、簡単に処理ルール作りができる標準パッケージを検討中です。
こんな現場をカタチづくります
新しい設備導入時に後付けコントローラーを介在させることで、既設システムの改造や人の介在なしで連携を可能とします。
before
ロボット・マテハン設備への作業者による入力
after
後付けコントローラーで人力作業を自動化
多関節アーム力制御技術
多軸ロボットのアームを正確に動かすだけでなく、商品の積まれ方、積み方に応じてアームを器用に動作させるための力覚センサーを使ったアーム制御技術。
(YouTubeを表示)
技術概念図
こんな現場をカタチづくります
ロボットで単純に色々な商品を箱に入れるだけでなく、商品の形状に合わせて荷物を詰め込むことが可能です。これにより収納率をアップし、トラック輸送の効率を向上を図ります。
before
ロボットで小さな荷物を扱うと、
荷物の隙間が空いてしまう
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ロボットが状態を見ながら、
隙間なく積み付け
かご台車搬送技術
レーザーで周囲状況を認識する自律移動エンジンとかご台車半荷重制御による搬送技術により、かご台車を安定した状態で搬送。
(YouTubeを表示)
かご台車搬送用AGV
こんな現場をカタチづくります
ロボットにかご台車の搬送を任せることにより作業者の負担軽減、かつ少ない人数で作業が行え、生産性の向上が図れます。
before
かご台車の搬送が作業者の大きな負担に
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自律移動で安全に自動搬送
ロボット運行管理技術
複数の搬送ロボットに対して運行計画を生成・指示し、運行計画に基づいて搬送ロボットの走行を監視・制御。
現場での荷物搬送作業(イメージ)
ロボット稼働状況一覧画面
ロボット稼働状況詳細表示画面
こんな現場をカタチづくります
複数のロボット・複雑な作業を制御し、生産性の向上を図ります。
before
複数ロボットの連携制御は複雑なため、
専門的な知識が必要
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専門技術が無くても、複数のロボットを制御