ガス会社向けシステム

天然ガスは、地球環境を保全しながら快適な生活を確保するひとつの基盤として、21世紀におけるエネルギー供給の主要な存在になりつつあります。天然ガスを単に熱エネルギーとして利用するだけでなく、ガスタービンやガスエンジン、燃料電池によるコジェネレーションシステム、吸収式冷凍機による冷熱製造など、さまざまなエネルギー源としての利用が拡がっています。 こうした幅広い天然ガスの社会的ニーズに応えていくため、ガス供給施設は高信頼性・高稼働率・高効率の運用が求められています。東芝はこれらの要求に対し、監視制御、データ通信、供給管理などの分野において、最新技術に基づいたシステムを提供してまいります。

LNG基地受変電監視制御システム

LNG基地受変電監視制御システムは、マスター系、スタンバイ系の2セットで構成され、マスター系で通常の監視と系統操作ガイダンスに基づいた制御を、スタンバイ系で改造時の検証およびマスター系のバックアップを行っています。
一般的な監視制御機能に加え、監視制御装置は模擬系統を構築し、系統機器操作ガイダンスに基づいた実行操作、また、現場機器の保守支援機能をもちます。携帯無線端末は、監視制御画面と同等内容をX Window System表示するなどの機能を持ちます。

受変電監視制御システムの構成(東京ガス(株)殿納入) イメージ