OPEN INNOVATION FAIR

TOSHIBA OPEN INNOVATION FAIR 2018
大盛況のうちに終了いたしました。
ありがとうございました。

東京・台場にあるグランドニッコー東京にて開催した「TOSHIBA OPEN INNOVATION FAIR 2018」。熱い情熱を持って変革に取り組む“with Passion”を開催コンセプトとして、東芝グループの力を会場に集結してお客さまをお迎えしました。デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)によってお客さまのビジネスに貢献すべく、基調講演を含めて20を超えるセミナーセッションと、60を超える展示テーマでの共創、変革の事例紹介、先進技術のデモを実施。2日間にわたって開催されたイベントの様子を開催レポートとしてお届けします。

基調講演

Keynote Speech

基調講演写真

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最初に、株式会社 東芝 執行役専務 東芝デジタルソリューションズ株式会社 取締役社長の錦織 弘信が登壇し「新しい未来を始動させる東芝のデジタル変革」と題した基調講演を行った。冒頭で現在の世の中の動きについて概観し、DXのあるべき姿について提言。「リーマンショックから10年、先進国での経済成長が低迷する一方で、デジタル化の波による大きな変革への期待が押し寄せている」と錦織は説明する。その実例として、大量の監視カメラによるデジタル技術の活用、ライドシェアやECの爆発的普及が進む中国の動向に触れた。

東芝が考えるDXのキーワードは“Change”と“Create”であるとし、東芝グループの中でIoTやAIを活用したデジタルソリューションを提供していくことが私たちのミッションであり、一昨年より展開してきた東芝のIoT「SPINEX(スパインエックス)」が、Cyber Physical System(CPS)を実現してDXをさらに加速するため、新しいステージに立ったことを紹介。
そして、東芝のDXへの具体的な取り組みが増えてきているとして、お客さまやパートナー各社との取り組みや共創事例を紹介し、「DXによってビジネスを変革し続ける“Change”とオープンイノベーションで価値を共創し続ける“Create”を実現し、お客さまから信頼されるパートナーであり続ける」として基調講演を締めくくった。
※ 詳しくは、講演動画をご覧ください。

初日の基調講演Part2では、アーティストとして活躍するスプツニ子!氏に登壇いただき、「未来から考えるデザイン」をテーマに講演いただいた。また、2日目の基調講演Part2では、 「決断力~勝負どころで迷いを絶つには~」という講演タイトルで、将棋棋士の羽生 善治氏に登壇いただいた。

特別講演

Special Speech

特別講演写真

特別講演写真

初日午後からの特別講演では、新規事業の創出や人材開発支援を手掛けるワークハピネス代表取締役 吉村 慎吾氏が登壇。「AI時代に輝く経営の教科書」と題して、AI・ロボット時代に勝ち組になるための考え方、生き方が披露された。企業が生き残るのは「AI集積型オペレーション企業」か「タレント集積型イノベーション企業」であり、イノベーションを起こせなければ生き残ることは難しい時代になっていくと説いた。また、戦後世代のHuman1.0とは異なり、平和で何不自由なく育ってきたHuman2.0である今の若者は、認知欲求や自己実現欲求のために働くものだと説明。そんな時代を生き抜くためにも、個人の願望から始まるイノベーターを育てるイノベーション企業を目指すべきだと主張。原体験からくる願望をミッションとして掲げ、最高の自分を探すためにもイノベーションに挑戦していって欲しいと熱く力説した。

また、2日目の特別講演では、株式会社デンソー 常務役員 山崎 康彦氏にご登壇いただき、「デンソーが目指す、人を成長させる共創型IoT」について語っていただいた。

展示レポート

Exhibition Report

展示レポート写真

展示会場のプロローグエリアでは、東芝の経営理念である「人と、地球と、明日のために。」から始まり、その実現につながる、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みについて紹介。デジタルソリューション事業におけるSDGsへの貢献を提示し、その取り組みを加速させていくことを宣言。

また、情熱を持った社員の姿の写真をエリア全体にちりばめ、社員それぞれが持つ変革に向けたPassionを表現。“世界をよりよく変えていく熱い情熱を持ち、そのために必要な変化を自ら起こす”を掲げた“with Passion”をテーマに、社員が持っている変革への情熱を一人ひとりのコメントと合わせて展示した。

■価値の共創

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「価値の共創」エリアでは、顧客やパートナーとの共創基盤となる東芝のIoT「SPINEX」をベースに、コンソーシアム推進団体やグローバルパートナーとの共創を表現。また、事業領域にとらわれることなく議論を深めていくためのキーワードがちりばめられたアイデアウォールマップを大画面モニターにて紹介。興味深く見つめる来訪者の姿が多く見られた。また、三井物産と東芝のデジタルトランスフォーメーション分野での提携について大きく展示し、東芝が強みを発揮する輸送やエネルギー・環境、ファシリティ・ファクトリという事業領域を中心に、「未来共有型」「課題解決型」という2つのアプローチを駆使しながら、グローバルな事業展開を図っていくことをアピールした。他にも、新たな価値を共創していくための東芝のデザイン思考への取り組みとして、東芝独自のカスタマー・バリュー・デザインについて紹介した。

■産業革新、働き方改革、社会インフラの変革

テクノロジーゾーン写真

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「産業革新」エリアでは、ものづくりIoTソリューション「Meisterシリーズ」において、IoTで高度化されたものづくりの姿を紹介するブースを設置。製造や検査、梱包といった工場内の工程をジオラマで表現しながら、現実世界からIoTデータをリアルタイムに取得し、デジタルツインを用いてサイバー空間に現実世界を写像、異常検知や製造現場の見える化に役立つソリューションであることを紹介。また、東芝ものづくりの総本山である生産技術センターの役割やこれまでの歩みついて年表をもとに展示した。他にも、AR技術を用いて設備保全に関わる現場業務の効率化や熟練作業者からの技術継承を支援するMeister AR Suiteや、ネットワークからアプリケーションまで一気通貫で提供する垂直統合型の「Nebbioloフォグプラットフォーム」など多くのソリューションを展示した。

「働き方改革」エリアでは、コミュニケーションAI「RECAIUS」をベースに、対話による情報の学習で業務報告やトラブル対応などを支援するプラットフォームを展示。対話しながら入力することで報告業務が簡素化できる「RECAIUS 報告エージェント」のブースでは、本来時間のかかる対話シナリオ作成が不要で、自社の報告業務に今すぐ応用できる点が大きな特徴だとアピール。負担のかかる報告業務が簡素化できるとあって、数多くの来訪者が耳を傾けていた。他にも、RPA/OCRによる業務効率化を実現する文字認識サービスをはじめ、モチベーション向上や働き方の管理などを支援する人財管理ソリューション「Generalist」など、働き方改革に寄与するさまざまソリューションを展示した。

「社会インフラの変革」エリアでは、振る舞い検知によって制御システムへのサイバー攻撃から事業を守るIT/OT総合セキュリティ監視・運用のソリューションを紹介。設計・防御から運用・監視、インシデント対応や、評価・検証を繰り返すことで製品やシステム、サービスを保護するライフタイムプロテクションはもちろん、製品出荷後も安全に仕組みを維持するバリューチェーンプロテクションまで、事業を守り続けるための新たな提案を行った。また、工場内やフィールド機器などエッジ部分にIoTセキュリティを実装するセキュアインダストリアルIoTエッジの考え方をはじめ、対策の難しいレガシー機器も含めたインフラおよび工場のネットワークをセキュア化する制御システム・インダストリアルIoTセキュリティソリューション「CYTHEMIS(サイテミス)」、高度なセキュリティ実装が容易な指紋センサー付きICカードなど、セキュアな環境づくりに貢献するさまざまなソリューションを展示した。

■ INNOVATION展示、先進技術

イノベーション展示、先進技術

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「INNOVATION展示」エリアでは、音声合成を利用することで声の権利化と活用を促す流通プラットフォームとなる「コエステーション」をはじめ、東芝グループ内でメイカースペース設立を目標とする社会人ものづくりサークル「つくるラボ」の活動、スタジオなどのオープンな環境で共創活動を支援するアジャイル方式を用いたコラボレーション開発「eXtreme Design Studio」などを紹介。日常的な口調で買い物を夫に打診するだけで注文内容を解析、愛情ある文章に“デコってくれる”LoveReminderなど、高度なテクノロジーを駆使しながらも日常生活に華を添える新たなアイデアも参考出展した。

「先進技術」エリアでは、東芝アナリティクスAI「SATLYS」を使ったソリューションを中心にさまざまな展示を行った。バスやタクシーなど運行計画の最適化によってコスト削減と利便性向上に寄与する「乗合い需要予測」をはじめ、スポーツ映像解析をもとに現場の生産性向上や働き方改革の応用を目指した「スポーツテック」、熟練者の目視診断をAIによって体系化し、技術継承につなげる「画像解析技術」などを紹介。また、ドローン・自動運転向けの周辺環境認識技術やロボットやドローンを用いて移動体映像の広域・大量モニタリングを実現するソリューションや、呼吸によって変わる位置を特定して腫瘍に対する高精度な治療を実現する仕組みなど、新しい未来を拓く先端技術を数多く展示した。

セミナー

Seminar

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20を超えるセッションを用意した今回のイベントで、数多くのお客さま、パートナーさまにご登壇いただき、当社との協業、共創についてご紹介いただいた。
 また当社からは次世代のデジタル技術の紹介から、ものづくり、調達、物流、セキュリティ、働き方改革まで幅広く、東芝のIoT、AIソリューションに関する講演を行った。

株式会社 東芝 コーポレート デジタイゼーションCTOである山本 宏は「次世代サイバーフィジカルシステム(CPS)による東芝デジタルイノベーションの実現」と題して登壇し、今話題のCPSを解説したうえで、世界標準をめざして推し進めたいと情熱を燃やす東芝開発の“IoTリファレンスアーキテクチャー”の具体的な中身、そして、このリファレンスアーキテクチャーを実現するための東芝の技術と、その具体的なソリューションについて説明した。米国のIoT標準化を推進する団体である「Industrial Internet Consortium(IIC)」やドイツの産官学が推し進める「Industrie 4.0」の動向、彼らが提示するリファレンスアーキテクチャーの概要について触れながら、東芝のIoT戦略における基本方針としてのサイバーフィジカルシステム(CPS)を紹介。東芝IoTリファレンスアーキテクチャーの概要とサブコンポーネントの構造について説明しながら、制御の視点での東芝の強みを強調。新たな価値を提供できるサービス領域の選択肢についても触れ、マシンに対して制御可能な東芝だからこそBtoB領域のIoTで世界と戦っていけることを力説した。

また、東芝デジタルソリューションズのIoT技師長 中村 公弘からは東芝の次世代のデジタル技術の紹介を中心に「セカンドステージを迎えた東芝のIoT」の講演を行った。

東芝の2つのAI技術であるコミュニケーションAI「RECAIUS」アナリティクスAI「SATLYS」については、「現場で活きる、人とAIのコラボレーションによる働き方改革」と題した講演でRECAIUS事業推進部長 多田 智紀が、また「東芝アナリティクスAI SATLYSの活用事例と新たな展開」と題した講演でソフトウェア&AIテクノロジーセンター長 古藤 晋一郎がそれぞれ登壇した。

セキュリティに関する取り組みについて紹介したのが「東芝サイバーセキュリティビジョン2020」と題した講演だ。株式会社 東芝 生産技術統括部サイバーセキュリティセンターのセンター長である天野 隆が登壇し、製造業がDXに取り組む際に必要となるサイバーセキュリティについて、東芝の取り組みを含めて説明。セキュリティはPDCAから「OODA(Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(意思決定)、Act(行動))」が必要と説き、その先にあるNetwork-Centric Warfare(NCW:ネットワークを前提とした戦い)という考え方で構築していくべきだと締めくくった。

そして今回は、「あなたも参加してみよう!新規ビジネス種探しワークショップ」と題して、アイデアや価値を生み出すための共創が体感できるミニワークショップを新たな試みとして開催した。「楽しいことを仕事にして社会課題を解決する」をテーマに、20数名の参加者が5つのグループに分かれ、「アイデアウォールマップ」を活用しながらワークを実践。1時間半という時間ながら、楽しみながらワークショップを体感いただく場となった。

◆ご登壇いただいた企業(五十音順)
 アマダ様、JFEエンジニアリング様、デロイト トーマツ コンサルティング様、東芝メモリ様、東陽テクニカ様、トリノ・ガーデン様、日本マイクロソフト様、ライオン様

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