Toshiba CorporationManufacturing Engineering Center30装置開発・設計/新しい要素技術を搭載した製造装置を開発し、東芝グループの量産工場へ導入しています。設計・製造技術/製造しやすい設計や設計自由度を高めたり、高機能・低コストを実現する製造技術を研究しています。 生産技術センターでは、イノベーションの創出に積極的に取り組んでいます。若手研究者が中心の委員会からは、アイデアレベルの新芽テーマに研究開発費を充当してチャレンジを加速する仕組みや、自主研究テーマの部門内コンペなどが提案されています。ここでは、既に新たな研究テーマとなったものや、新技術展開といった形での成果が表れています。モノづくりイノベーションの創出シミュレーションの活用/実際に行うことが困難な事象や、実行前に結果を予測・分析するためにさまざまな解析を行っています。新製品開発/エレクトロスピニング技術をSCiB™電極技術や医療分野へ応用する開発に取り組んでいます。(写真はエレクトロスピニング装置) また、高度な専門技術を持った研究者が中心の委員会では、研究者の発案テーマをポスターセッション形式で発表するリサーチレビューデーを開催しています。こちらでは、自由な雰囲気で年代を問わず、若手研究者が異分野の研究者や所内有識者と議論・意見交換することができ、新しいアイデア発掘の場となっています。(2020年度以降はオンライン開催)プロセス技術/半導体や二次電池の高性能化、低コスト化をはじめ、パッケージングなどのプロセス技術を研究しています。データアナリティクス/設計を起点にバリューチェーン全体の情報を解析し、モノづくりの質・効率の向上に結び付けます。株式会社 東芝生産技術センター幅広い角度からの研究開発で東芝グループのモノづくりを進化させます。生産技術センターは、モノづくりに関する研究・開発を行っています。保有するコア技術を活用し、製品の開発、設計、製造から物流、据付、保守まで幅広く取り組むとともに、革新的な生産技術の創出など、東芝グループのモノづくりに総合的に取り組んでいます。生産技術センターの研究活動様々な製品におけるモノづくりを進化させるため、要素技術から全体システムまで広範な領域でソリューションを提供しています。研究開発の成果を具現化するため、シミュレーション技術やAI 等のデジタル技術の活用に加え、製造装置の開発・製造機能も備えることで、モノづくりへの早期展開に積極的に取り組んでいます。●知識・情報システム技術:ビジネス/データアナリティクス、プロセスマイニング、システムデザイン、MBSE、ICT・IoT、AI、オントロジー●生産エンジニアリング技術:グローバル生産コントロール、インダストリアル・エンジニアリング、生産管理、生産スケジューリング、生産シミュレーション●メカトロニクス技術:メカトロ要素開発、自動化技術、装置開発・設計、ロボット開発●機械構造・製造技術:機械系設計技術、最適化、数値解析、材料評価、機械加工・計測、金型加工・成形プロセス、製造性評価●光応用・画像検査技術:レーザ加工、光センシング、光学設計、 画像処理技術・AIディープラーニング技術●材料・デバイスプロセス技術:先端成膜・加工プロセス技術、先端塗布プロセス技術、表面改質技術、デバイス・システム解析、物理化学分析技術流体系/構造系数値解析・AIディープラーニング技術●電子機器パッケージング技術:CAD/CAE技術、先端電子部品評価技術、プリント配線板技術、先端実装プロセス技術、環境・物理化学分析技術●実装技術:実装設計・解析、接合・接着・組立、ウェハ加工プロセス●制御技術:モータ・インバータ、システム制御、EMC技術Topics
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