東芝会社案内2024
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Domestic Marketing & Sales Division. Global Marketing & SalesDivision. Abe Kaori 私の部署では、東アジア地域向けにエネルギー関連の製品やソリューションの提案などを行っています。東アジア諸国は日本との関わりが特別に強く、東芝の名前が広く知られているので、日本を代表する技術力を常に期待されており、有力な競合他社との競争の中で継続してプレゼンスを維持・向上する意義がとても大きいと考えています。 現在、エネルギー業界は大きな転換期を迎えています。私自身も、入社当初は火力発電所のメンテナンスを担当していましたが、今ではCCUS(二酸化炭素回収技術)や水素燃料電池など、これからのカーボンニュートラル時代に求められる商材を取り扱っています。そのため常にアンテナを張り、顧客とのコミュニケーションを通して、市場動向や商品に関する知識の蓄積や更新をすることが必要となります。 かつて、建設以来疎遠になっていたお客様の会社のメンテナンス担当技過去の豊富な実績があり、大規模な設備を有している東芝の大きなメリットだと思います。 私は再生可能エネルギーを最大限有効活用していくためには、電流流通分野にて電力の需給バランスを調整することが出来るシステムや流通体制を構築していくことが今後最も重要であると考えています。再生可能エネルギーの電源が増加したとしても、その電源を最大限活用することが出来る基盤、系統が無ければ、全く意味が無いからです。そのために、将来的には再生可能エネルギーを最大限有効的に活用する電力流通体制の構築に貢献していきたいです。術者からトラブルの緊急対応依頼を頂いたことがあります。私自身そのお客様について何も知らないところからのスタートでしたが、プラント再開のための速やかな対処が必要となるとても重要な案件でした。初めての相手と海を隔てての交渉は手探りでしたが、毎日欠かさず電話でコミュニケーションをとるうちに、メンテナンス担当技術者によるお客様社内の社内説明が重要であることがわかってきました。そこでまずはこの技術者の方の信頼を勝ち得るべく、東芝技術部の専門性をアピールし、どうすれば取締役会の承認が通るかをお客様の技術者と一緒に考え、無事発注まで導くことができました。丁寧にコミュニケーションをとることによりお客様社内のキーパーソンを見極め、一緒に考え努力を重ねた結果発注まで導けた時に、営業という仕事の難しさと同時に、とても大きな達成感を感じました。営業拠点所在地現地法人を含むグローバル会議の様子51現在働いている社員がシゴト内容を紹介大規模な電力インフラを支えるプロジェクトに携わることができます。CCUS(二酸化炭素回収技術)や水素燃料電池などカーボンニュートラル時代に求められる商材を取り扱っています。阿部 佳織国内営業統括部・海外営業統括部東芝エネルギーシステムズのあらゆる製品のお客様の窓口として、事業・地域横断で社会に貢献。 国内営業統括部は、日本全国のお客様へ東芝エネルギーシステムズの製品を販売する営業部門です。お客様に一番近い存在として、直接お客様からお話を伺うことによりニーズを捉え、モノづくりを行う各事業部門と連携して、提案及び受注活動を行っています。主要な取引先は、全国の電力会社や自治体を始めとして、発電所や変電設備等を保有されている様々な業種のお客様となります。今後、カーボンニュートラルが進展していく社会において、市場の変化を掴むことで新たなお客様を開拓し、マーケットからの目線で会社としての成長戦略を考えることも、国内営業統括部の重要な役割となっています。 海外営業統括部は、エネルギーそのものをデザインするというビジョンを掲げ、世界のエネルギーを取り巻く課題に対し、素早く、的確に、かつ柔軟に解決策を提供しています。市場動向や顧客の声を営業活動の起点とし、インフラシステムの構築のみならず、長年にわたる豊富な実績を活かしたアフターサービスや再エネを取り巻く新エネルギーへの転換を支えていきます。また、当社のもつグローバルな人財・ネットワークも最大限に活用しこれらの実現、伸長をミッションとし活動する、日々ダイナミックな挑戦に溢れる部門です。Staff Voice国内営業統括部 電力流通営業部 電力流通第一グループ2020年入社 テクノロジー・マネジメント研究科藤田 有輝Fujita Yuki 私は東京電力パワーグリッドに対して電力会社の変電所で使用されるガス絶縁開閉装置・変圧器・避雷器などの変電設備機器の営業担当をしております。先輩と共に客先へ訪問して入札金額の想定をしつつ自社の入札金額の設定をしたり、社内の複数の部署と連携し、自社の強みを客先に対して提案を行うことで、優勢な土俵に持込むよう事前に働きかけています。 進行中の案件に関しては私が社外の窓口となることで、客先からの日々の問合せに対応したり、計画情報などをいち早くキャッチし社内に展開することでひとつの案件を円滑に進行していく努力をしています。 電力インフラ分野の機器の製造は、新興企業などの他企業が新しく参入することは基本的に難しいために、携わることができる企業は限られます。こういった金額規模の大きいプロジェクト案件に携わることが出来るのは、海外営業統括部 海外営業第二部 海外営業第四グループ2014年入社 外国語学部 英語学科

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