人と地球が持続可能であるために、東芝は、「カーボンニュートラル」と「サーキュラーエコノミー」の実現に貢献していきます。具体的な取り組みとしては、一人ひとりの安心安全な暮らしを守るために「誰もが享受できるインフラを構築する」こと、そして社会的・環境的な安定のために「繋がるデータ社会を構築する」ことです。東芝は長年にわたり、電力や水処理、交通などの社会の重要インフラを支える事業に携わってきました。これらの事業を通じて培った知見・技術・お客様との繋がりは貴重な資産です。これらの資産をベースに、「データの力」を最大限に生かすことで、新しい価値を持続的に創造していきます。 デジタルエコノミーの発展に伴い、事業環境は大きく変化しつつあります。東芝は、(1)アプリケーション、ソフトウェア、ハードウェアをそれぞれ分離する「ソフトウェアディファインド(Software Defined)」という考え方を変革のカギに、既存のバリューチェーンをデジタル化するDE(Digital Evolution)、(2)そこから生まれるデータを生かし、プラットフォームを提供するDX(Digital Transformation)、そして(3)量子技術を活用し、あらゆるプラットフォームが業界を超えて最適な形で繋がるQX(Quantum Transformation)へと発展させ、新たな社会価値を創造することが、企業の競争力につながると考えます。カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの実現に向け、私たちはDE、DX、QXを加速します。07デジタルエコノミーの発展、事業環境の変化を捉え、データの力を生かす人と、地球の、明日のために。東芝グループの目指す姿
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