東芝会社案内2024
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Legal & Compliance Div.Finance & Cash Management Div.Accounting Div.株式会社東芝 法務・コンプライアンス部2019年入社 法学部 国際企業関係法学科株式会社 東芝主計部 主計室2020年入社 経済学部 経済学科現在働いている社員がシゴト内容を紹介現在働いている社員がシゴト内容を紹介87Staff Voice坂本 卓弥Sakamoto Takuya会社に関わるさまざまな業務に携わるため 法律だけでなく幅広い知識が必要となります。 私は法務部門に所属し、各種契約書の作成や検討、取締役会や社内決裁の事務局としての業務、コンプライアンスの関連の対応、その他会社におけるさまざまな法務業務を行ってきました。 法務部門は会社に関わるさまざまな法務業務を行っているため、法律だけではなく、幅広い知識が必要になります。しかし、その中には複雑で難解なものもあるため、必要に応じて先輩の助言を求めながら業務を進めるように心がけています。 東芝はグローバルに事業を展開しているため、海外の現地法人や弁護士事務所などと一体となって案件の対応を行うなどグローバルな経験を積むことができ、機会があれば海外出張や駐在、留学も可能です。また東芝の法務部員はグループ内の法務部門間をローテーションすることがあり、さまざまな事業のもとで経験を積みながら、多様な知見を吸収することができ、法務部員としてのキャリアを形成できることが利点であると思います。Staff Voice草薙 理貴Kusanagi Riki若いうちから沢山の経験を積み成長することができます。 私の在籍している主計部主計室では、東芝グループの連結決算と、東芝の単独決算を業務としており、私は連結決算を担当しています。決算報告では、私達が作成した資料が直接社外に開示されます。開示資料を基に、投資家・株主・取引先企業などのステークホルダーが投資や業務提携といった様々な判断を決定するので、「数字」に信頼性や透明性のある開示が求められます。 業務に際して、各分野の会計処理を把握するための調査を行っていますが、その過程で研究者や技術者、他部門のさまざまな立場の人とコミュニケーションを取ることができるのも魅力のひとつです。 主計部主計室は、年齢や勤続年数、経験にかかわらず、重要な仕事を任される機会が多く、若いうちから沢山の経験を積み、成長することができます。また、経理部門間でのジョブローテーションの機会も多く、興味を持った部門に積極的に異動希望を出せば、資金・税務・財務管理といった様々なキヤリアを経験することができます。法務部門グローバルな事業展開を法律的側面からサポートする。 法務部門では、他社と締結する契約の確認、訴訟事件等紛争発生時の法的対応、法務情報(法令の制定、改正等)の社内、グループ会社への提供等に加え、東芝グループ全体のガバナンス体制、リスク・コンプライアンス管理体制の構築と、これらを徹底するための法務教育等を行っています。また、新規事業や各種プロジェクト(事業提携、事業再編、M&A等)の実施に際しては、他社との折衝や契約書の作成、法的助言の提供等、あらゆる側面から法的支援を行います。当社では、事業に特化したきめ細かい法的サービスを提供するため、各分社会社に法務部門を配置し、会社スタフ部門の法務部が支援しています。グローバルかつ迅速な事業展開と、高度な社会的評価、信頼性が求められる現在の環境下では、グローバルな観点から迅速かつ的確な法的判断が欠かせません。<具体的業務> • コーポレートガバナンス(企業統治)の設計・推進 • 取締役会、株主総会、株式管理、意思決定システムの運用 • 法務リスクのスクリーニング推進 • 東芝グループ事業戦略の支援・立案・実行(提携・M&A・海外進出等) • 法務の専門家としてのラインサポート (訴訟事件・紛争対応、契約レビュー・交渉支援、法務教育等) • リスクマネジメント及びコンプライアンス (法令・社会規範・企業倫理の遵守)の推進財務管理・主計部門会社全体の神経系統となり、お金の面から会社全体の状態を把握し、最善の施策を導き出す。 財務管理・主計部門は、各部門と連携し、会社全体の動きをお金の面から把握・コントロールすることで、今、会社がどのような状況かを把握し、今後、事業としてどれだけお金を生み出し、それをどの分野に投資していくか、経営層の議論をサポートし、社内の調整を図る、会社の神経系統の役割を担う仕事です。 仕事を遂行する上で、会計コンプライアンスを常に意識し、適切な会計処理をサポート・チェックするという重要な役割も持っています。 本社財務管理・主計部門では、グループ全体の決算とその適時適切な情報開示、税務戦略の立案や正しい税務申告、金融機関や市場からの最適な資金調達や為替を始めとする各種リスクヘッジ、国内・海外のお取引先様に対する実際のお金の支払いや回収管理に加え、業績管理と予算等の計画編成などを行います。 一方、分社会社経理部門の各事業担当は、より事業に近い立場で、各事業部門に対して正しい経理処理の支援や、業績管理を通じ、企業価値向上に向けた提言と活動を行います。特に工場経理部門では目標原価の実現に向け、製造現場と密に連携していきます。<具体的業務> • 単独決算、連結決算 • 税務申告、納付 • 資金調達、為替、グループファイナンス、資金計画作成 • 財務・会計・税務の観点からの経営層・事業部門の意思決定サポート、 業績改善への提言 • 中期計画・予算・見込などの事業計画作成 • 工場における業績管理、原価管理・分析

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