ToshibaGuideBook2025
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Security & Automation Systems DivisionLinkLinkLinkLinkLinkLinkLinkLinkLinkQRコードリーダー設置 自動改札機イメージ 当社は、東武鉄道株式会社(以下、東武鉄道)が、2023年10月5日から2023年12月18日まで浅草駅・東武日光駅等一部駅で行うQRコード(※1)を使用した乗車券の実証実験用に、QRコードリーダー、タブレット端末およびABT(※2)サーバシステムを設置します。 本実証実験では、東武鉄道が日光地域においてサービスを実施している環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」のチケット(フリーパス)にQRコードを表示し、自動改札機のQRコードリーダーまたは係員のタブレットにかざすことで、入出場が可能となります。また、ABTサーバは「NIKKO MaaS」システムと情報連携することで、チケット購入から鉄道利用において、よりスムーズなサービスの提供をサポートします。(※1): 「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。(※2): 「ABT」とはAccount Based Ticketingの略です。乗車券には固有IDのみが記録され、センターサーバにて固有IDに紐づいた乗降情報や乗車効力情報の保持・参照・更新などを行う方式です。◆その他トピックス◆ ニュースリリース 1     2 1    3 私たちの仕事を紹介セキュリティ・自動化システム事業部物流・郵便ソリューション技術部技術第一担当2016年入社 情報科学研究科 システム情報科学専攻東武鉄道株式会社の一部駅の改札機へのQRコードリーダー等の設置についてhttps://www.toshiba.co.jp/infrastructure/security-automation/index_j.htm 私は物流・郵便分野向けのソータシステムやピッキングロボットの製品開発を行っている部署で2018年10月までソフトウェア設計部にて画像認識を担当、現在は営業部で要求仕様定義やシステム企画などの技術を担当しています。 私自身は、開発の初期からピッキングロボットに携わってきました。ピッキングロボットとは、ある場所からモノを掴んで次の工程へ移動させるロボットです。開発当初は影も形もなかったロボットが、初めて荷物を掴んだ瞬間や初めてお客様のもとで稼働した瞬間など、大きな喜びを感じました。 物流分野では、多種多様な荷物を取り扱わなければなりません。一方、画像認識の世界では、サイズ・模様などの認識したいものの特徴が多様であるほど、認識精度が悪くなります。このような難しさがある中で、DeepLearningを始めとするAI 技術を導入するなど、高い認識精度を達成できるよう日々努力しています。 今現在は主に郵便システムの海外担当として、現地とのやり取りを含めたプロジェクトの取りまとめにもかかわっており、いっそうの充実感と手ごたえを感じています。 東芝はベンチャースピリットにあふれている企業です。他社には真似できない最新技術を付与する、そして社会の超難題を解決するためのシステムを提供するという目標を、社員皆が共有しています。私も、そのようなシステムを納入し、お客様に喜んでいただくことを目標としています。ロボティクス・物流システム製品あて名自動読取区分機 TT-2000銀行券鑑査機 FS-2000金融ICカード57佐藤 昌孝Sato Masataka物流・郵便分野向けロボットの製品開発を担当。ベンチャースピリットで物流分野の効率化を始めとした社会課題に取り組んでいます。セキュリティ・自動化システム事業部人に優しく・快適な社会を創造するために便利で安心な社会を実現するために、先進の技術を活用した自動化システムを提供します。セキュリティ・自動化システム事業部では、交通・物流・郵便・金融などの領域において、先進の技術を活用した高品質なサービスの提供により社会インフラを支えています。広がるセキュリティ・自動化機器システムの未来 当事業部では世界初の郵便物自動処理システムを開発するなど、常に新しい世の中を見据えた 社会インフラシステムを提案しています。 技術分野は自動化システム及びセキュリティシステムの2分野があり、自動化システム分野では メカトロ技術を発展させ、ロボティクス・物流システム、物流・郵便機器システム、紙幣処理機器システム、自動改札機・券売機などの駅務機器システムなどを提供しています。 一方セキュリティシステム分野ではセキュリティ技術を深め、IT 社会のキーデバイスとして貢献するIoT セキュリティ、ICカードセキュリティシステムなどを提供しています。 コア技術は、画像処理・パターン認識・AI 活用・センシング・情報セキュリティなどの従来の技術に加え、常に最新の技術を取り込んでいます。最近では、これらの先進技術を使って、直交型荷降ろしロボットを始めとした物流向け製品の開発や、情報セキュリティ技術を応用したセキュリティソリューションを展開しています。 また社外との共創活動やオープンイノベーションにも積極的に取り組んでいます。私たちは社会 インフラシステムのスペシャリスト集団として、より便利で安心な社会を実現するために、今後も最新技術の開発を推進し、常にチャレンジをつづけ、新しい価値を創出してまいります。TopicsStaff Voice

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