Toshiba Digital Solutions Corporation76 世界は今、産業構造が大きく変わる、新たな時代への転換期を迎えています。東芝グループは、長年にわたり、ものづくりの現場から、電力や水処理、交通などの社会の重要インフラを支える事業に携わってきました。私たち東芝デジタルソリューションズは、これらの事業で生まれるさまざまなデータを活かし、プラットフォーム化することで新たな価値をもたらすデータビジネスに注力しています。データの力で価値あるサービスを次々に生み出し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献することで、世界をよりよい場所にしていきたいと考えています。 東芝グループは、デジタルエコノミーの発展に向け、「デジタルエボリューション(DE)」、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」、「クォンタムトランスフォーメーション(QX)」へと変革を進める戦略を推進しています。既存のバリューチェーンをデジタル化するDE。そして、DEから生まれるデータの力を活かし、プラットフォーム化にすることにより、ビジネス構造を変革していくDXを展開します。その実現に向け、東芝デジタルソリューションズは、このプラットフォーム・エコシステムの構築をリードします。 また、近年、量子技術への期待が急速に高まっています。東芝グループは、この領域で約30年にわたり研究開発を行ってきました。私たちは、量子技術による社会変革のリーディングカンパニーを目指し、さまざまなプラットフォームが産業の枠組みを超えてつながり、新たな社会価値を生む、QXへと発展させていきたいと考えています。 「人と、地球の、明日のために。」 東芝デジタルソリューションズは、お客さまやパートナーの皆さまとともに、未来を見据えて、新しい価値を持続的に創造していきます。世界をよりよい場所にしたい。それが私たちの変わらない想い “データの力”で、世界をよりよい場所へ「データの力」を生かしてCPSで実現 産業においても、IoTやセンサーの充実で情報が集められているこの時代において、私たちが生かすべきなのが、この膨大な「データの力」になります。デジタルの発展に伴い、これからは、さまざまな企業が産業の垣根を越えて、つながることで新たな価値がうまれてくる時代となってきます。東芝がこれから目指す事業は、繋がるデータ社会を構築し、CPSテクノロジー企業を目指していきます。当社は、東芝のデジタルソリューション事業を担う企業として、お客さまの安心・安全を実現するシステム作りや、IoTやAIなどのサイバー(仮想世界)で活用できるデジタル技術の研究と実績を積み重ね、それらの技術を活かし、東芝の事業を支えていきます。東芝デジタルソリューションズ株式会社Linkシステムインテグレーション及びIoT/AI 、量子技術を活用したICTソリューションの開発・製造・販売を行い、お客さまと共に社会を支えています。デジタルで豊かな社会を実現することを目指し、東芝の幅広い事業領域の知見とIoTやAI、量子関連技術などのデジタル技術を活かし、お客さまや社会と共に新しいサービスや価値を創造していきます。また、東芝のものづくりのノウハウと次世代研究を生かしたシステム開発から企業経営を支える業務システムまで、幅広いソリューションを提供し、グローバルな視点で持続可能な社会の実現に貢献していきます。
元のページ ../index.html#76