ToshibaGuideBook2026
20/98

職種紹介/技術系(一般的な例)世界初、日本初を生み出し続ける東芝グループの原動力製造現場を支えるモノづくり技術と仕組みを研究・開発するお客様の課題を技術的な面から解決し、新たな市場を創造する施工を管理し、システムを「稼働できる状態」でお客様に引き渡す 開発設計は、研究開発部門が創り出した最先端の要素技術を、マーケットニーズに対応した次世代製品・サービスとしてカタチにすることが目的です。「自ら将来のマーケットニーズを予測し、次世代製品・サービスを開発する」スタイルと、「顧客から直接ニーズ・課題を聞き、オーダーメイドの次世代製品・サービスを開発する」スタイルがあります。時間やコストなどの制約がある中で顧客ニーズに合った製品・サービスをつくることが必要です。また、新しい要素技術を扱うため、研究開発部門や製造部門との連携が重要な職種です。 システムエンジニアは、顧客とニーズ・課題を共有し、ハードウェアからソフトウェアまでさまざまな技術を組み合わせて、その課題を解決するためのシステム・サービスを提供します。小規模な特定用途向けシステム・サービスから、大規模な公共システム・サービスまで多種多様なシステム・サービスがあります。幅広い知識が必要であるため、顧客だけではなく、営業部門、製造部門、開発設計部門等との連携が重要な職種です。 アプリケーションエンジニア(応用技術)は、市場動向を踏まえた技術マーケティングやベンチマーキングを通して競争力のある新製品を企画し、製品開発の起点となります。開発した新製品がお客様に採用されるよう、営業・セールスエンジニアと協調してお客様への提案活動も行います。お客様への技術的な窓口として、社内関係者と連携しながらお客様の課題解決を図る機会が多く、海外出張や海外駐在などを通してグローバルに活躍できる職種です。 プラントエンジニアは、各種発電プラントや社会インフラシステム、産業システムなど、社会を支える大きなモノづくりをする職種です。各種プラントの設計、施工管理、試験・試運転調整など、その活躍の場は全世界に広がっています。 東芝グループには先端研究から応用研究まで幅広い研究開発体制が整っています。先端研究は、従来技術の延長線上にはない未来の社会を変えうる技術を、中長期的な視点で深耕することが狙いです。時には結果が出るまでに長い年月を要することもあり、社内だけでなく、大学・研究機関・パートナー企業などと共同で研究することも多くあります。一方、応用研究は先端研究で得られた知見をもとに、新たな価値を生み出す最先端の要素技術を創り出すことが目的です。また、東芝グループでは、モノづくり力強化のための最先端の研究開発も行っています。 生産管理・生産技術は、製造体制の構築・改善や生産計画の立案・実施を担当します。具体的には、工程・加工手順の決定、人員の配置・管理、製品出荷・在庫管理などを行います。また、これらを技術面から支えるため、研究開発から製造に至るまでの新たな価値を生み出す製造技術の開発を行い、製造工程の構築・改善や、生産量の拡大、生産効率の向上を目指した基盤技術の開発も行います。その活躍の場は全事業分野に広がっています。 セールスエンジニアは、エンジニアの視点を生かした営業活動・技術提案・プロジェクト推進を行います。開発技術および開発製品の拡販や市場創造を実現するために、常に技術とマーケット両方の動向を視野に入れた活動が求められます。 フィールドエンジニアは、電機メーカである東芝グループにありながら、工事をマネジメントする醍醐味のある職種です。工事提案、工事計画の作成、現地での施工管理を行い、システムを「稼働できる状態」にしてお客様へ引き渡します。施工現場では、現場の責任者として安全を確保し、工期や品質面の管理者として活躍します。企業情報20研究開発生産技術セールスエンジニアフィールドエンジニア開発設計システムエンジニアアプリケーションエンジニアプラントエンジニア要素技術をお客様にとって価値あるカタチへ昇華させるさまざまな技術・知識を組み合わせてお客様の課題を解決するお客様のニーズと設計開発を繋ぎ、市場要求に応える製品を生み出す各種発電プラントなどの社会を支える大きなモノづくりをする

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る