LinkLGBT+に対する配慮と理解促進外国籍社員359名が在籍(2023年度実績) (※1)Cultural Diversity Indexとは、認定NPO法人Living in Peaceが実施している、文化的背景によらず、すべての人が活躍できる職場環境を作るための組織における文化的多様性への取り組みを評価する指標です。(※2)WEoT(ウィー・オー・ティー)とは、Woman Empowerment of Toshibaの略201620192020多様性、ワークライフバランス多文化共生(Multi-Cultural Inclusion) 東芝グループでは、さまざまなバックグラウンド(人種、民族、国籍、文化など)を持つ人たちが、その違いによる差別をジェンダーギャップ解消(Gender Equality) 東芝グループでは、ジェンダーに関わらず、すべての人が持続的に活躍できるよう、様々な取り組みを進めています。2021年度からは「多様な従業員一人ひとりが輝く会東芝グループは男性社員の育児休職取得を応援しています!実現するために、「働く人と会社の成長」の両立をめざします。そのためには、従業員一人ひとりのあらゆる違い(多様性)を強みに変え、新たな価値創造(イノベーション)につなげること、そして、東芝グループで働く人々がやりがいを感じ、自身の能力を発揮しながら様々な挑戦を通じて成長できていると感じられる企業文化をつくることが重要と考えています。これらを持続可能な形で実現するために、さまざまな活動を行っています。受けることなく、互いの違いを受け入れ、組織の強みにできる状態をめざし、取り組みを進めています。外国籍従業員を対象とした日本語研修の実施や全社コンプライアンスe-ラーニングの英語版の提供を実施しています。また、本社及び一部の事業場内には礼拝室、礼拝スペースを設け、さまざまな文化的背景をもつ従業員が働きやすい職場環境の整備を行っています。2024年には社内で働く外国籍社員や海外駐在をしている社員登壇のセミナーも開催しました。これらの活動が認められ、「Cultural Diversity Index 2024」(※1)ではゴールドおよびベストプラクティスを取得しました。社をつくり、働きがいの向上をめざす」をビジョンに、女性活躍推進プロジェクト(WEoT(※2))を開始し、女性幹部候補者の育成や女性次世代リーダーの育成、育児休職中の従業員を対象とした応援プログラムや男性育休取得促進施策などを進めています。その他にも、3月8日の国際女性デーに合わせて、世界各地でジェンダーギャップ解消にちなんだイベントや施策を展開しています。DEIB(Diversity, Equity, Inclusion, Belonging)の推進 東芝グループでは、「東芝グループDEIB方針」を策定し、DEIB推進を経営戦略と位置づけています。経営理念に掲げる「人と、地球の、明日のために。」を 男性の育児休職(育休)取得は、本人やその家族はもちろんのこと、職場全体のワークライフバランス推進や、女性の活躍推進のためにも重要です。そのため、東芝グループ内での取得推進を目的に、配偶者の妊娠を機に上長および人事担当者へ育休取得の計画を提出する男性育休取得計画書「すてきなパパ宣言」の制度を導入しています。男性部下から配偶者の妊娠報告があった際には、上長から「おめでとう」という言葉とともに、「育休取得はどうする?」と一声かけることで、男性が育休について上長や家族と話すきっかけを作り、また今後、東芝グループ内で男性の育休取得が“普通のこと”として受け止められる職場環境を醸成していきたいと考えています。人生の中で、子供と過ごす時間は貴重でかけがえのないものです。育休を希望する方が男女問わず取得できるような職場環境の構築を目指しています。企業情報90 東芝グループでは社員が安心して働き続けられるよう育児や介護といったライフステージに応じて、社員が多様な働き方を選択できる制度を整備するとともに、国籍・年齢・性別・性的指向・性自認・障がいの有無といった人材の多様性に関わらず、多様な人材がその能力を十分に発揮できるような組織風土づくりに取り組んでいます。多様性を受容し尊重する上で、最も重要なことは相手の立場に立ったコミュニケーションです。私たち一人ひとりは、価値観も感じ方も異なります。そんな「違い」を受け入れ、さらに東芝グループの強みとして活かしていくためには、相手の立場に立ったコミュニケーションが欠かせません。また、多様な人材が活躍するためには働き方の変革も必要です。会社では集中して効率的にメリハリのある仕事をし、プライベートでは育児・介護など、仕事以外の役割との両立を図り、また、リフレッシュと同時に自己啓発に取り組むなど、社員一人ひとりの多様な働き方を尊重し、やりがい・働きがいを感じる会社をみなさんと一緒につくっていきたいと考えています。35.914.6男性育児休職取得率40.2東芝グループではすべての社員がいきいきと働けるように、各種制度の充実と、意識改革に積極的に取り組んでいます。ここではその取り組みについて、ご紹介します。11.06.21.60.82013(2024年6月時点) 障がい者法定雇用率2.5%以上を維持(%)(年)女性管理役職者を2025年度末までに8%達成新卒女性採用目標事務系50%以上技術系25%以上20212022202350%以上359名8%以上すべての社員が、安心して働ける会社として。2.6%
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