高度な画像認識技術を用いたヒューマンセンサ SMART EYE SENSOR MULTI™

これからのビルのZEB化やスマートウェルネスオフィス、
働き方の変革にフレキシブルに対応していく

SMART EYE SENSOR MULTI

今、ライフスタイルや働き方の変化にともない
オフィスも進化していくことが求められています。
画像認識プロセッサVisconti™2搭載のSMART EYE SENSOR MULTIは、
ビルソリューションのIoTプラットフォームとして
高度なヒューマンセンシングにより新たな価値の創造に貢献します。
ZEB※1実現の一助となる省エネデバイスの他、さまざまなファシリティが人に合わせて
より快適にアップデートしていく次世代のスマート制御を目指します。

※1 ZEB(Net Zero Energy Building):省エネ技術や再生可能エネルギーの利用などエネルギー削減の対策を組み合わせることにより、運用段階でのエネルギー消費量がゼロ、あるいは、おおむねゼロとなる建築物。

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ファシリティのスマート制御

  • 知的生産性
  • 快適性
  • 省エネ
  • 安全性

照明との連携

無駄な点灯をなくす省エネ

人の在/不在を検知し、不在のエリアは減光、または消灯します。通り過ぎる歩行者のみの場合は、周囲の明るさに応じて、照明を暗めに抑えるか消灯したままで、省エネを図ります。

外光に応じて調光省エネ快適性

画像情報から周囲の明るさを検知し、窓から入射する外光に応じて適切な明るさに調光制御できます。別途、照度センサを設置する必要がなく、コスト削減につながります。

空調との連携

人数に応じて最適な温度に省エネ快適性

在室人数を検知し、人が少ない時には能力を抑えるように制御し、冷やしすぎ暖めすぎを緩和します。また、人の快適な空調条件を表すPMV※2の1要素である活動量の検知に活かすことができます。

CO2濃度を推測し換気快適性知的生産性

在室人数から居室内のCO2濃度を推測し換気量を決定することで、外気取り入れ制御を行えます。CO2センサの定期的な校正にかかっていた手間やメンテナンスコストを削減することができます。

※2 PMV(Predicted Mean Vote):人が感じる快適性を、温度、湿度、輻射温度、気流速度、活動量、着衣量の6要素を用いて定量化する快適性指数。

エレベーターとの連携

混雑度に応じた配車快適性

乗り換え階などのエレベーターホールに設置した画像センサにより、利用者の混雑度に応じてかごを優先的に割付け、最大待ち時間の短縮を図ります。

社会的弱者のサポート※3安全性快適性

車椅子やベビーカーなど援助が必要な方を検知し、サポートスタッフにいち早くお知らせしたり、エレベーターを自動で専用運転モードに切り替えられます。

※3 現在、車椅子とベビーカーを検知する機能を開発中であり、2019年度販売予定の次期機種に搭載予定。

防犯・防炎との連携※4

夜間の異常検知確認安全性

最終退出が完了した警戒モードエリアで動体を検知した場合、その画像情報(静止画像)を監視端末にポップアップ表示し、データ保存します。高感度カメラの採用により、1ルクス以上の照度があれば検知可能です。

火災時の要救助者確認安全性

火災発生エリアで動体を検知した場合、その画像情報(静止画像)を監視端末にポップアップ表示し、データ保存します。逃げ遅れた人がいた場合、迅速な救助をサポートする一助となります。

※4 現在開発中であり、2019年度販売予定の次期機種に搭載予定。なお、本機能は防犯・防災の支援機能であり、消防法の認定などを受けたシステムではありません。

データの活用

オフィスの利用状況見える化快適性知的生産性

座席ごとや会議室の在/不在情報を検知し、リアルタイムの利用状況を把握したり、座席や空間の利用時間を算出できるので、適正なオフィスレイアウトへの改善やフリーアドレスの有効性評価などに活用できます。

一人当たりのエネルギー見える化省エネ

フロア・ゾーンごとの消費電力量を検知した推定人数で除算することにより、一人当たりの消費電力量を見える化でき、各人の省エネ意識の向上や増エネ要因の分析などに役立ちます。

他用途への応用

工場・倉庫で高天井に対応省エネ快適性

工場や倉庫など高さ8mまでの高天井でも歩行検知ができます。たとえば、作業員を検知し、必要時のみ空調機を稼働させたり、人の位置に応じて風向制御を行うことで、作業環境の快適性向上に貢献します。

商業施設で混雑度見える化快適性

レストランの待ち人数やパウダールームの利用状況などを検知して、デジタルサイネージで表示することで混雑度を分散させたり、お客様所有のスマホに情報配信して顧客サービスの向上に活かすことができます。

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高性能を裏付ける東芝の技術

人物認識に適した高精度な東芝製画像認識プロセッサを搭載


SMART EYE SENSOR MULTIによる検知イメージ※5

SMART EYE SENSOR MULTIに搭載している東芝製画像認識プロセッサVisconti™2は、カメラからの入力映像をリアルタイムに処理して、人物などの対象物とその動きを認識する画像認識用LSIです。

Visconti™シリーズは自動車の先進運転支援システムなど高い認識精度が要求される分野で使用されています。

※5 動き解析のイメージを理解していただくためのデモ画像であり、標準的な使い方では画像の出力は行いません。

さまざまなファシリティとの連携を支える高性能なスペック

赤外線センサなど従来のセンサに比べて、広範で微細な動きを検知でき、人数・活動量の推定も可能です。“人か否か”を判別※6することで、誤検知を減らし設定を簡素化できます。こうした高いスペックを活かして、さまざまなファシリティと連携したスマートな制御の実現を目指します。(上記スマートな制御は特許出願中または特許取得済です。)

※6 現在開発中であり、2019年度発売予定の次期機種に搭載予定。

高い検知性能

画像情報より人のわずかな動き※7を検知可能。周囲の明るさも検知し、照明の調光制御に活用できます。また、歩行検知であれば、暗闇※8でも検知可能です。

●赤外線センサとの検知対象の比較

広い検知範囲

従来より広い9m×9mの範囲を9エリアまで自由に設定・分割。通路など検知対象から除外したい場所をマスクすることもできます。

●赤外線センサとの検知対象の比較

※7 最小検出対象は、0.5m/sec以上の速度で移動する15cm角以上の物体。
※8 最低検知照度は1ルクス。

人数・活動量を推定

おおよその人数や活動量を推定可能な上に、歩行か滞留(その場にとどまっている)かを識別して、照明や空調などの効果的な制御に活かすことができます。

●赤外線センサとの検知対象の比較

最新機能に更新可能

お客さまのご要望により、画像センサ設置後でもソフトのアップデートで必要な最新機能を後付けすることができます。

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従来センサ機能の統合とマルチベンダ対応

人に関する“マルチ”な情報を取得可能で、各種センサの機能を代替
多機能ヒューマンセンサとして新たな付加価値を提供

SMART EYE SENSOR MULTI 1台で人に関するさまざまな情報を取得可能なため、照度センサやCO2センサなど従来センサの各種機能を代替することができ、コスト削減につながります。また、将来的には取得したビルのビッグデータをクラウドに蓄積・分析することで、各種のクラウドサービスを提供します。

※9 現在開発中であり、2019年度中のサービス開始を予定。

BACnet経由でさまざまなファシリティと接続
他社製設備機器とも接続が可能

東芝製設備機器との連携

東芝製照明器具個別制御システムを導入する場合は、BACnetを介さずゲートウェイ装置と直結できるため、高い即応性で信号のやり取りが行えます。

他社製設備機器との連携

BACnetを介することで、 エレベーター以外の他社製設備機器とも接続することができます。

※10 EtherCAT:Beckhoff Automation GmbH, Germanyの登録商標
※11 B-BC:BACnet ビルディングコントローラ

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検知範囲

検知範囲

●デスクワーク検知(オフィスの居室の場合)

検知範囲

●歩行検知(高天井空間の場合)

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装置仕様

項目 仕様
品名 東芝人感センサ
形名 TSBHS01
電源 AC100-242V、50/60Hz
定格消費電力 4W
外形寸法 φ120mm × 高さ107mm(取付ばね含まず)
埋込寸法 φ100mm × 高さ96mm(カバー、レンズ部、取付ばね含まず)
質量 500g
電源端子 L、N、アース
コネクタ 8P8C(RJ45) × 2(IN/OUT)
使用条件 -10℃~ +40℃ (一時的50℃)
設置高さ 2.4m~8m (2.4m~3mはオフィスワーク検知、3m~8mは歩行検知)
検知範囲 9m × 9m (机上面0.7m)
使用照度 1ルクス以上(歩行検知の場合)
エリア設定数 最大9分割
検知種類 在/不在、歩行/滞留、推定照度、推定人数、活動量


SMART EYE SENSOR MULTI

使用上の注意事項
  • 検知範囲で検知非対象にしたい部分を保守ツール上であらかじめマスクすることができます。
  • 動きのあるものは、人以外でも在と検知する場合があります。
    例)首振り扇風機、植物の葉、スクリーンセーバー、直射日光の変化、FAXやプリンターの排紙動作
  • 壁面がガラスなど光を透過する場合、屋外での動きを検知することがあります。このような場合は、マスク処理を行ってください。
  • 外部からの入射光などにより、検知精度に誤差が発生する場合があります。
  • パーテーションや棚の裏側などセンサから陰になる部分は検知できません。
  • 検知人体と背景色が近い場合は、検知しにくい場合があります。
  • 動かない人は検知されないことがあります。
  • 照明のチラツキがあると、検知性能が低下することがあります。
  • 照明が急変すると、在/不在で在と検知する場合があります。このような場合は、照明制御システムでフェード動作を設定してください。
  • 使用照度は当社測定環境におけるもので保証値ではありません。環境によっては検知しにくい場合があります。
  • 照明制御中や照明制御直後は、検知しにくい場合があります。
  • 本装置の平均的な寿命の目安は、使用条件、環境により異なりますが、約90,000時間です。

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お問い合わせ

お問い合わせの前に、お問い合わせいただく前の注意をお読みください。

東芝インフラシステムズ株式会社 事業開発センター 総合エンジニアリング部
〒212-8585 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34(ラゾーナ川崎東芝ビル)
技術第二担当 TEL. (044)331-0644
技術第三担当 TEL. (044)331-0763
MAIL. TISS-imagesensor@ml.toshiba.co.jp
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  • 本資料の内容は2018年10月現在のものです。