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ジャパンラグビートップリーグ 2017-2018 総合順位決定トーナメント第1節

2018年1月6日(土)14:00〜 秩父宮ラグビー場

東芝ブレイブルーパス 29 − 22 NECグリーンロケッツ
29
東芝ブレイブルーパス
22
NECグリーンロケッツ
試合結果のスコアボード
チーム名 時間 T G P・G D・G 小計 合計
東芝ブレイブルーパス 前半 2 2 0 0 14 29
後半 2 1 1 0 15
NECグリーンロケッツ 前半 2 2 1 0 17 22
後半 1 0 0 0 5

出場メンバー

  • 1田中 圭一
  • 2湯原 祐希
  • 3浅原 拓真
  • 4梶川 喬介
  • 5小瀧 尚弘
  • 6山本 紘史
  • 7藤田 貴大
  • 8リーチ マイケル
  • 9小川 高廣
  • 10スティーブン・ドナルド
  • 11石井 魁
  • 12増田 慶介
  • ○13リチャード・カフイ
  • 14宇薄 岳央
  • 15コンラッド・バンワイク
  • 16森 太志
  • 17知念 雄
  • 18深村 亮太
  • 19松田 圭祐
  • 20徳永 祥尭
  • 21藤原 恵太
  • 22中尾 隼太
  • 23豊島 翔平

○印 ゲームキャプテン

交替
交替前半の一覧表
前半
   
交替後半の一覧表
後半
15分森 太志(湯原 祐希)入替
25分徳永 祥尭(藤田 貴大)入替
30分豊島 翔平(石井 魁)入替
33分藤原 恵太(小川 高廣)入替
40分松田 圭祐(梶川 喬介)入替
一時
一時の前半一覧表
前半
  
一時の後半一覧表
後半
  
カード
カードの前半一覧表
前半
  
カードの後半一覧表
後半
  
トライ
トライの前半一覧表
前半
34分リチャード・カフイ
38分リチャード・カフイ
トライの後半一覧表
後半
4分石井 魁
27分増田 慶介

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レビュー

明けましておめでとうございます。2018年も東芝ラグビー部をどうぞ宜しくお願い致します。2017-2018シーズンもレギュラーシーズンが終了し、残すところ総合順位決定戦の2試合となり、総合順位決定5位〜8位トーナメントの1回戦が、1月6日(土)にNECと秩父宮ラグビー場にて行われました。東芝としましては、プレーオフ進出は残念ながら逃してしまいましたが、シーズン最後まで東芝らしく戦い抜くために、正月返上で1月1日から練習を行いました。昨年末に行われた、リコーとの練習試合ではBチームが完勝し、2017年もしっかりと良い形で締め括っただけに、今度はAチームがしっかりと責任を果たす番です。元旦からの練習では、チーム一丸となって素晴らしい雰囲気で練習を行い、メンバーの決まる前の練習では、練習試合で好調だったBチームも最後の戦いに向けて、なんとしてもメンバー入りする為にアピールします。中でも6年目にして、東芝初先発となる1番の田中選手は、今シーズン通してスクラムで非常にアピールしており、チーム内でも「東芝の選手の中でスクラムが一番強いのは田中だ」と、選手・スタッフから評価されており、期待の初先発となりました。今シーズン、あまり大きくメンバーを変えずにシーズン通して戦ってきましたが、このようにチャンスが舞い降りたときに、どこまで結果を出せるかというのが、今後のチームの成長には大きく影響します。もちろん選手個人としても、このチャンスを掴んでレギュラー定着を誰しもが狙わなくてはいけません。その為に、選手はいつチャンスがきてもいいように、常にスタンバイ状態を維持することが大事です。チャンスは突然舞い降りて来るものです。そういう意味では、今シーズン一番いい状態を保って虎視眈々とメンバー入りを狙っていたのは、1番の田中選手です。メンバーに絡んでいない選手のモチベーション維持は非常に難しいことですが、ここのモチベーションを上げる事がチーム力向上の大きな鍵となります。スタッフはそこを意識しながら、選手はそれを理解してチームを作っています。今シーズン後半の好調はこのあたりにもあるのかもしれません。2018年の初戦もOne Teamで試合へ臨みます。

快晴で日差しが温かく、まさにラグビー日和の中、14:00からNECボールのキックオフで試合が始まります。まず仕掛けたのはNECでした。開幕戦での勝負は東芝が勝利しており、もう負けられないと、プライドを賭けて試合開始から全開で攻めてきます。キックオフ直後のラックでの攻防で、サポートが一瞬遅れた隙をついてジャッカルされてしまい、PGにてNECの先制点から試合が始まります。(0-3)その後は切り替えて、終始敵陣でプレーをして、NECに対してプレッシャーをかけながらトライを狙いにいきますが、NECの気持ちの入った責任感あるディフェンスの前に、ミスを連発してしまい得点を挙げる事が出来ません。対するNECは、東芝の攻撃をひたすら防ぎ、20分間耐え切ると、ワンチャンスをモノにします。前半23分、キックの攻防から、NECは自陣から仕掛けると、キーマンがしっかりとゲインラインを切る中で、東芝一人一人のタックルが少し甘くなり、最後はNECに40m走られて追加点を与えてしまいます。(0-10)これで、完全に流れを掴んだNECは、前半28分少ないチャンスで敵陣に入り、そこから継続して大外にスペースがあると判断すると、最後はキックパスで繋ぎ、更に追加点をあげて突き放します。(0-17)これ以上離されたくない東芝は、個人のやるべきことを確認し、やってきた事に立ち返ることで修正します。前半34分、まずは勢いにのっているNECのアタックを、一人一人がしっかり止めてペナルティーを奪うと、敵陣に入り、強みのモールで更にプレッシャーをかけます。このモールでNECから再度ペナルティーを奪い、タッチキックでゴール前5mまで攻めこむと、当然モールでトライを狙いにいきますが、アドバンテージが出たところで上手くBKへ展開し、最後はキャプテンの13番カフイがフィニッシュして、反撃の狼煙をあげます。(7-17 バンワイクゴール成功)直後の前半38分、敵陣で相手にディフェンスプレッシャーをかけてミスを誘発し、マイボールスクラムを得ると、一人一人がしっかりとアタックでの役割を果たしながら7フェーズを重ね、最後は10番ドナルドのパスから、またもキャプテンの13番カフイが抜け出し連続でトライを奪い3点差まで迫り前半を終えます。(14-17 バンワイクゴール成功)

後半は前半と違い、先に仕掛け主導権を握ります。後半4分、敵陣22m付近でのラインアウトからモールで圧力をかけながらBKへ展開すると、10番ドナルドから13番カフイという前半2トライを奪った必勝パターンの裏をかいて、10番ドナルドから13番カフイと見せかけて間に入ってきた11番石井へ繋ぐと、そのまま11番石井が相手をすり抜けて走り切ってトライを奪い、逆転に成功します(19-17 バンワイクゴール失敗)ここから畳みかけたいところでしたが、NECの勝利への執念と気迫、それらに裏打ちされるような責任感あるプレーにより主導権を握る事が出来ず、ここから一進一退の攻防が続きます。東芝も、ゴール前ギリギリまで攻め込まれても、12番増田の好タックルからの素早いジャッカルというファインプレーなどで、NECに得点を与えません。試合が動いたのは、後半19分です。
東芝陣10mくらいのNECスクラムから継続され、パワーランナーに少しずつゲインを切られると、そのままトライを奪われ再度逆転を許してしまいます。(19-22)しかし東芝もこのままでは終われません。ここからのラスト20分は、プライドと執念を全面に出して、勝利への思いをプレーに宿します。リードを許してはいるが、慌てずにキックでエリアマネジメントして敵陣へ入ります。敵陣へ入ってからは、一人一人が強く激しいプレーで前へ出ながら、グランドを大きく使い相手の隙を突き、ジワジワとNECゴールへ迫ります。ラインアウトでは、前半から効果的であったモールでプレッシャーをかけてから、BKで仕掛け相手に休む間を与えません。そして、FW・BK一体となって攻め続けると、ゴールライン直前のラックから16番森が持ち出しサポートについていた4番梶川とインゴールに持ち込みますが、惜しくもタッチラインに触れており、トライにはなりませんでした。それでも集中力を切らすことなく、直後のラインアウトのボールを奪うと、更に攻撃の手を緩めず攻め立てます。そして、後半27分NECのペナルティーからゴール前でラインアウトのチャンスを得ると、この日のトライパターンでもある、モールでプレッシャーをかけてBKへ展開し、最後はアタックのプレッシャーでNECの人数が足りなくなったところで大外までパスをまわし、12番増田がトライを挙げ再度逆転に成功します。(26-22 バンワイクゴール成功)残り12分で4点差のリードは、一瞬たりとも気が抜けません。その為、ここからの選手のプレーの選択と判断、勝負どころの見極めと実行が、非常に重要なポイントとなってきます。この時間帯、点差、ここで頼れるものは、日々の練習で培ったスキルと自信です。それが、プレーの選択肢を広げ相手より勝っている部分を1つでも2つでも多い事が、勝利の可能性を広げます。後半29分、敵陣10m付近でのマイボールスクラム。「ここだ」とFWのスイッチが入ります。1番田中、3番浅原がヒットの競り合いに勝ち、相手を力強く押し込むと、16番森が後半から入ったインパクトを出し、相手を制圧し、ペナルティーを奪います。キャプテンのカフイはこれを迷わずPG選択し、15番バンワイクが確実に決めて7点差とリードを広げます。(29-22)ここからの10分、7点差というのは決してセーフティーではありません。その為、相手陣でプレーをしていれば、単純に得点される可能性は減ります。我々は守りに入るのではなく、あえて攻め続けます。「攻撃は最大の防御」です。しかし、それ以上に我々は攻めの姿勢を最後まで見せる事で応援してくれる皆さんに、これぞ東芝ラグビーというものを伝える為に攻め続けます。最後、21番藤原がインゴールに飛び込むも、直前で腕からボールがこぼれており、トライにはなりませんでしたが、そのあとも最後まで気迫で相手を圧倒し攻め続けると、終了のホーンで試合終了。次節、5位決定戦への資格を得る事が出来ました。(29-22 最終スコア)

今シーズンも、残り1試合です。どのような状況であっても、我々東芝ラグビー部がやる事は一つです。東芝のラグビーとは何かを皆さんに魅せ続ける事。これぞ東芝という試合を誇示する事。対戦相手は、今シーズン一度負けている神戸製鋼です。自分たちの、そして応援して下さる皆様の為に、残りの1分1秒までやり切ります。今シーズンベストゲームで締めくくれるように最後の1週間良い準備をしたいと思います。最後の最後まで多大なる応援をどうぞ宜しくお願い致します。