ラグビーの基本的なルール
ラグビーって、どんなスポーツ?
ラグビーは、基本的に15人ずつの選手からなる2つのチームが、1つのボールを相手側のインゴールに運んで得点を競い合う球技です。前半40分、後半40分の、計80分で戦います。
基本ルールと得点方法
ボールをどんどん前に運んで行きますが、そのためには、ボールを持って走るか、足でキックします。味方にボールをパスする時には、前に投げることはできません。前に投げると、スローフォワードという反則になります。
得点方法には4つあり、それぞれ得点が違います。
- ● トライ(T)[5点]
- 相手側のインゴールに、ボールを押さえ込むことです。
- ● ゴール(G)[2点]
- トライが決まると、トライした地点の延長線上から、キックでゴールを狙うことができます。ボールがクロスバーの上とゴールポストの間を越えれば成功となり、2点が加算されます。
- ● ペナルティゴール(PG)[3点]
- 相手側の反則のあった地点からキックをして、ゴールポストを通過すれば成功となります。
- ● ドロップゴール(DG)[3点]
- プレー中にボールを一度地面にバウンドさせてキックすることをドロップキックと呼びます。キックしたボールがゴールポストを通過すれば成功となります。
基本プレーについて
主な5つのプレーについて紹介します。
- ● タックル
- ボールを持っているプレーヤーをつかんで倒す、ラグビーならではのプレーです。倒されたプレーヤーがボールを離さなければ、ノットリリースザボールという反則になります。
- ● スクラム
- プレーを再開する時のセットプレーで、両チームのフォワード8人同士がしっかりと組み合い、中央の隙間に投げ入れたボールを奪い合います。
- ● ラインアウト
- ボールがタッチラインの外に出た時に、プレーを再開するセットプレー。両チーム2人以上が並んだ間に、ボールを外に出した相手チームのプレーヤーがボールを投げ入れ、空中で奪い合います。
- ● モール
- ボールを持っているチームのプレーヤー2人以上と、相手プレーヤー1人以上が、地面にボールを落とさずに立ったまま密着してボールを奪い合う状態のことです。
- ● ラック
- ボールが地面にある状態で、お互いのチーム1人ずつ以上でボールを奪い合う状態のことです。
反則の種類は多いので、主なものだけ紹介します。
- ● ノックオン
- ボールがプレーヤーの手や腕に当たって前に落とす反則。相手ボールのスクラムで試合再開となります。
- ● スローフォワード
- ボールを前にパスする反則。相手ボールのスクラムで試合再開となります。
- ● ノットリリースザボール
- タックルされて倒されたプレーヤーがボールを離さない反則。相手チームにペナルティキックが与えられます。