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CSR 企業の社会的責任

2006年3月29日、東芝本社ビルに日経BP社「ecomom」読者4名の方をお招きし、東芝の環境指標「ファクターT」や家電製品、環境に対するご意見をいただくダイアログを開催しました。

日時 2006年3月29日
場所 東芝本社
テーマ 東芝の環境指標「ファクターT」、家電、環境について
出席者 ecomom 松平プロデューサー
ecomom 読者 岡村さん、坂上さん、早乙女さん、園田さん
東芝 環境推進部 実平、他にCSR本部、家電製品の商品企画担当者

ダイアログの一部をご紹介します。(敬称略)

ダイアログの写真
司会にecomomのプロデューサー(写真左)を迎えてダイアログを開催しました

ダイアログの写真
環境意識の高い参加者の方々からは、製品への様々なアイデアもいただきました

松平今日は、エコロジーと家電について、ecomom読者と東芝の方と話し合いたいと思います。皆さんエコロジー家電をどう思いますか。

園田一番重視するのは、消費電力ですね。また洗濯機でいえば、電気以外に、水の量や洗剤の量も気になります。さらに、家電の寿命が終わった後も考えて、部品の8割でも9割でもリサイクルできるものを選びたいですね。

坂上家電はすぐ買い換えるのものではないので、丈夫なものが良いです。また、私も消費電力や水などランニングコストも重視します。

岡村待機電力が最近気になり、コンセントを抜いたり、主電源を切ったりします。待機電力がゼロの家電が欲しいです。

早乙女エコ家電といえば、生ごみ処理機が欲しいですね。できるだけコンパクトで、子供がいたずらしないようなものがあればよいですね。

松平さて、お手元のecomomに掲載されているファクターTというのが、本日一番話題にしたいテーマです。東芝の実平さん、ファクターTについて簡単に説明していただけますか。

実平製品の便利さや機能と、製品の環境への影響、その両方を考えて指数化したものがファクターTで、東芝が開発しました。これにより、あらゆる分野の製品について、明確な数字で環境効率が分り、開発・設計の段階から環境を機能と同程度に重視するようになりました。
ファクターTを算出するためには、まず「環境効率」を計算します。これは、製品の価値を製品の環境への影響で割り算して求めます。次に、現在の製品の環境効率とある年代の基準製品の環境効率を比較します。具体的には直近の2006年の製品の環境効率を2000年の製品の環境効率で割り算します。それによって求められた数値イコール=倍率を指標として、どれくらい環境効率が上がったかというのがファクターTです。このファクターTをどう説明していけば、消費者に分かっていただけるのかというのが本日の最大の主旨です。

松平つまり便利さと環境に良いというのを、なんらかのかたちで図りたいと。このくらい環境に良くて、このくらい便利さも上がったのですよというのを消費者に訴えたいと。そのためにファクターTというのを定めたのですが、そもそも分かります?

坂上正直難しすぎますね。それよりも何年前よりは電気代が何分の1になったとか、長持ちするようになったとか、そういうふうな簡単なものでないと分かりにくいですね。

松平「こんなによくなっているのよね」みたいな。

園田私もちょっと分かりづらくて、もしも分からせるとしたら、ハイブリッドカーの説明のように、ハイブリッドとそうでないものは丸太にして年間何本、CO2がどのくらい減らすことができるなどの方が理解しやすいと思います。

松平要は分かりやすさですね。家電の性能だけ上がって、例えば洗剤もいっぱい使いますとか、水もいっぱい使います、環境負荷も高いものですと言われると「ちょっとね」という感じになる。だからといって環境ばかり重視で、この商品の使い勝手がだめというのもそれも「ちょっとね」という話で、それを両立させるのがファクターTだと思うのです。でもそれは社内的に使う基準には大変良いですが、消費者にはちょっと分かりにくいかもしれません。どうですか、早乙女さん。

早乙女そうですね。実際、聞いても人に説明してあげるときに自分ではできないし、それよりもこれだけ性能が上がったのに、環境にもこれだけやさしくなりましたみたいな、子どもにでも分かるような説明をしてくれるとすごく納得しますね。

松平コンセプト自体はどう思いますか。

岡村コンセプト自体はいいと思います。もちろん。でも、ファクターが2.75になったよと言われても、「で?」とか思ってしまうのは、皆さんと同じです。

実平冷蔵庫ではファクター2.75と言っておりますけれども、この中には消費電力が5年前のものに比べて3分の1になったことも含まれています。消費電力だけを考えるのでなく、地球の資源やものづくりでの負荷、リサイクルがきちんとされているかを総合的に評価しています。ただ、それがごちゃごちゃしているので、結局良く分からないというご意見だと思います。正確にものを言おうとしたときのコミュニケーションの難しさを感じています。消費者の皆さんに理解いただけるためには、もっともっと努力しないといけませんね。

松平みなさん、本日は貴重なご意見ありがとうございました。東芝さんもぜひ良い製品を今後とも提供してくださいね。

ご意見を受けて

今後「ファクターT」をより分かりやすく、そして親しみやすくするために検討していきます。

注)情報・役職等は2006年3月時点のものです。



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