Japan

サステナビリティ

ユニバーサルデザイン[SDGs] 3 すべての人に健康と福祉を[SDGs] 10 人や国の不平等をなくそう[SDGs] 11 住み続けられるまちづくりを

東芝グループは、年齢や性別、障がいの違いを超えて、誰もが快適に暮らせる社会の実現に向けて、ユニバーサルデザイン(UD)に取り組んでいます。

中長期目標

多様な利用者に満足いただける商品・サービスの提供を通じ、快適な生活と安心して暮らせる社会に貢献する。

2019年度の成果

  • 東芝グループ全従業員を対象としたユニバーサルデザインに関する教育(e-ラーニング)を実施。
  • 筑波技術大学の学生へ向けた課外授業を実施。
  • 「乗場行先階登録システムFloor NAVI」がiFデザインアワード2020で金賞を受賞。
  • インスタント・シニア®(高齢者疑似体験研修プログラム)を実施。

今後の課題と取り組み

東芝グループ一人ひとりのユニバーサルデザインに対する理解をさらに深め、利用者のさまざまな声を取り入れながら、ユニバーサルデザイン商品・サービスの創出や、オフィスのユニバーサルデザイン化などを推進していきます。

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ユニバーサルデザインに関する方針

UD推進のため、東芝グループとして「UD理念」「UDビジョン」「UDガイドライン」を制定し、UDの考え方を組み入れた開発を行い、社内外に東芝のUD情報を発信しています。

  • 東芝グループ ユニバーサルデザイン理念

    『一人ひとりの安心と笑顔のために、価値ある商品を創造します』
    東芝グループは、年齢や性別、障がいの違いを超えて、誰もが安心に快適に暮らせる社会の実現に貢献します。

  • 東芝グループ ユニバーサルデザインビジョン

    "使えない"を"使える"へ、"使いづらい"を"使いやすい"へ 親しみやすく、安心して使っていただける東芝のユニバーサルデザイン。 イノベーションにより、常に使いやすさと利便性の向上をはかり、より多くの方に"使いたい"と思っていただける、魅力ある商品をめざします。

  • UD理念、UDビジョン、UDガイドラインの図

    東芝グループ ユニバーサルデザインガイドライン

    • 使いやすさが伝わること
    • 使い方が簡単でわかりやすいこと
    • 身体的な負担を軽減すること
    • 利用者や利用環境・状況の違いにかかわらず、有効性を発揮できること
    • 安全性を追求し心理的な不安を軽減すること

    (上記5つの大項目と15のガイドラインからなる)

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ユニバーサルデザイン(UD)アドバイザー制度

東芝グループでは、障がいのある従業員や外国籍従業員を対象に、「ユニバーサルデザイン(UD)アドバイザー制度」を制定しており、95人が登録しています(2020年3月現在)。UDアドバイザーとして登録している従業員は、所属部門の壁を越えてUD商品、UDサービスの開発や評価に協力しています。

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ユニバーサルデザイン商品やサービスの開発

東芝グループでは、使う人の立場・視点になって考える人間中心設計プロセスをさまざまな事業分野で応用し、より多くのお客様のご要望を取り入れながら商品やサービスを開発しています。
取り組みの詳細については、東芝ユニバーサルデザインホームページをご覧ください。

東芝のユニバーサルデザインのロゴ

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ユニバーサルデザインの普及・啓発活動

ユニバーサルデザインに関する教育

東芝グループ一人ひとりのUDに対する理解をさらに深めるため、2008年度、2015年度、2019年度に東芝および国内グループ会社の派遣従業員を含む全従業員を対象に、UDのe-ラーニング教育を実施しました。この教育は、新規に入社した従業員にも2008年度以降毎年実施しています。

社外とのコミュニケーション

ユニバーサルデザインの普及・啓発に向けて、東芝グループは自らの取り組みや活動の成果について情報発信するとともに、社外の企業や団体と積極的に協業・連携しています。

活動事例: 筑波技術大学の学生へ向けた課外授業を実施

聴覚障がい者・視覚障がい者の高等教育機関である国立大学法人筑波技術大学総合デザイン学科から聴覚障がいのある学生5人を受け入れて、2019年11月に課外授業を実施しました。授業では、デザイン事例の紹介やデザインプロセスが体験できるワークショップなどを行いました。東芝にて開発中の「会議・講演向け音声自動字幕システム」や筆談などを活用しながら学生と従業員の対話を促進し、活発な質疑応答がなされました。参加した学生や引率した先生方から「企業のデザイン活動に触れることが貴重な学びとなった」と感謝の言葉をいただきました。

筑波技術大学の学生へ向けた課外授業1
筑波技術大学の学生へ向けた課外授業2

課外授業の様子

活動事例:「乗場行先階登録システムFLOORNAVI」がiFデザインアワード2020で金賞を受賞

東芝エレベータ(株)は、エレベーターに乗車する前に行先階を指定することで、目的階の近い利用者を同じ号機に誘導するエレベーター運行管理システム『FLOORNAVI』を開発しました。本システムは、出勤時などピークタイムの移動時間を大幅に短縮し、ストレスや無駄を軽減し、さまざまなユーザに快適な移動体験を提供することができます。ユーザとシステムのタッチポイントである登録装置において、初めて利用する人でも操作しやすいシンプルで使いやすいインターフェイスや、無理のない自然な姿勢で登録できるカードリーダーなど、車いす利用での使い勝手も検証した操作部は、多様な利用者に使いやすいデザインとなっています。この製品はユニバーサルデザインの観点で開発した点が評価され、iFインターナショナルフォーラムデザインが主催する国際的なデザイン賞である「iFデザインアワード2020」において、最高賞である金賞を受賞しました。

エレベーター運行管理システム『FloorNAVI』
エレベーター運行管理システム『FloorNAVI』の利用イメージ

社内における普及・啓発活動

社内におけるユニバーサルデザインの推進のため、従業員に向けて教育や情報発信を行っています。

活動事例: インスタント・シニア®(高齢者疑似体験研修プログラム)を実施

2019年度入社のデザイナーを含む社員を対象に、インスタント・シニア®※を実施しました。日頃、何気なく使っていたものが、使いやすく工夫されたデザインだということに気づいたり、身体の動きを制限して高齢者に近い状態を体験することで、人の気配を感じにくくなる、無言になりやすいなど、身体的、心理的なさまざまな気づきの機会としました。デザインをする上で必要となる視点を提供し、今後のUD商品開発に繋げていきます。

※ウエイトやサポーターなど9種類の器具を装着し、高齢者に近い状態を一時的に経験できる研修プログラムで、一般社団法人日本ウエルエージング協会の登録商標です。

インスタント・シニア®(高齢者疑似体験研修プログラム)を実施1
インスタント・シニア®(高齢者疑似体験研修プログラム)を実施2

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