東芝エレクトロニックシステムズ株式会社

お問い合わせ

サイトマップ


ホーム事業概要コア技術応用事例製品情報会社概要
応用事例

トップ > 応用事例 > 災害対応傷病者情報管理システム 構成

災害医療への個体識別技術 活用事例

災害対応傷病者情報管理システム
「 ICタグ + スマートフォン 」を災害用電子カルテとした診療情報管理システム

 全体構成(稼働イメージ)

適用範囲は被災地、現場救護所、災害拠点病院、広域搬送拠点、自治体本部で、適用場所に合
わせたシステムを稼働させ連携させることで、災害規模によらない一定レベルの医療活動の支援を
維持・継続できる構成としています。

全体概要(稼働イメージ)

※図を拡大表示する(別ウインドウで開きます)



・災害現場(現場救護所)
 救助者が傷病者の症状を判定し、スマートフォンから傷病者に取り付けたICタグに患者を識別する
 IDや顔写真、判定区分などを登録します。
 ICタグに登録した情報は可搬型システムを介して、公衆回線(3G)やインターネット網、衛星通信網
 を通じて災害拠点病院、または自治体本部へ自動で通知されます。

・災害拠点病院(受け入れ現場、院内救護所)
 医療従事者が傷病者のICタグをスマートフォンで症状を読み取り、確認したのち、診断や治療
 結果、症状の変化をICタグに追記します。
 登録した情報は、無線LANを介して院内救護所システムの傷病者情報管理サーバに登録され
 ます。

・災害拠点病院(院内対策本部)
 災害現場や受け入れ現場、現場救護所の救命状況や個々の傷病者の容態変化を把握し、全体の
 治療方針や安定化処置状況をもとに重傷者の搬送先を決定します。
 広域搬送が決定した傷病者の情報は、院内救護所システムからSCUシステムへ傷病者の容態や
 診断・治療履歴が自動的に通知されます。

・広域搬送拠点(SCU)
 通知された広域搬送対象者の情報をもとに、事前に受け入れ準備を開始します。
 傷病者を受け入れた後、医療従事者が傷病者のICタグをスマートフォンで読み取り症状を確認し、
 安定化処置を行います。

・自治体本部(都道府県庁、市区町村役所)
 災害現場、各拠点病院、広域搬送拠点の救護・治療状況が集約されており、災害対応の指揮・統
 制、関係機関との調整を行います。

このページのトップへ

 機器構成

ICタグを傷病者情報の保存手段、スマートフォンをICタグの読み取り/書き込み手段とし、 この2つを組み合わせ「災害用電子カルテ」として位置付けています。

ICタグは傷病者に取り付けられ、医師、もしくは看護師が携帯しているスマートフォンから情報の読み取り/書き込みを実施します。
スマートフォンからICタグへ情報を書き込んだ際に、病院内救護所に設置された無線LANアクセスポイントなどの通信設備を介して、 傷病者情報がサーバに伝達されます。

支援サーバでは、伝達された情報をデータベースに登録します。データベースに登録された傷病者情報は、 災害対策本部に設置されたパソコンや統括責任者が所持するタブレットPCから検索・抽出が可能です。 また、傷病者の状況把握や治療方針、医療機関への搬送決定、医療スタッフ配置の立案・検討など、 災害対策本部での活動を支援します。

機器構成

※図を拡大表示する(別ウインドウで開きます)


このページのトップへ

 拠点間ネットワーク

広域災害が発生した際、通信インフラは医療救護活動における全体管理・後方支援活動の要であり命綱となります。
どのような事態でも各施設や本部、外部機関との通信手段を確保しなければなりません。
本システムでは、下記の地上系通信と衛星系通信を利用した冗長構成の通信網を構築し、災害に強く頑丈な通信環境=「途切れない通信路」を確保しています。

 《利用通信網》
  地上系通信:
   (1)地域医療機関情報システムネットワーク(大阪府の場合)
   (2)フレッツ (FLET'S)
   (3)第3世代移動通信システム (3G)
  衛星系通信:
   (1)衛星ブロードバンド通信 (IPSTAR)
   (2)インマルサット(BGAN)
   (3)財団法人自治体衛星通信機構地域衛星通信ネットワーク (LASCOM) ・・・ 調整中

拠点間ネットワーク

※図を拡大表示する(別ウインドウで開きます)


被災地、救護所での衛星通信によるコミュニケーション

被災地や避難所では地上系通信手段(電話回線、3Gなどの携帯通信網)が被災し使用できないことが想定されます。
本システムでは通信衛星によるインターネット経由の情報伝達手段を備えており、広域災害・救急医療情報システム(EMIS)の活用・連携が可能です。

English

このページのトップへ

Copyright