東芝映像ソリューション株式会社

2016年12月14日
東芝映像ソリューション株式会社

防災・減災支援デジタルサイネージソリューションの実証実験を開始
-防災情報伝達効果を検証、東京大学大学院による監修-

 東芝映像ソリューション株式会社は、デジタルサイネージソリューションによる防災・減災支援の効果を確認する実証実験を開始します。
 第一弾として、2016年12月16日にラゾーナ川崎東芝ビルにおいて約2千人規模の火災を想定した避難訓練と連動し、実証実験を実施します。当社は今後デジタルサイネージを防災・減災に効果的に生かす方法について実証実験の実施を重ね、お客様へのより効果的なソリューションの提供を目指してまいります。

1. 背景

 東日本大震災や熊本地震を経て従来の伝達手段だけでは災害情報の伝達率が十分でないという認識の下、総務省及び消防庁により災害情報伝達手段の多様化のひとつとしてデジタルサイネージの活用が検討されています。
 また、本年の訪日外国人観光客数累計が10月までで2千万人を越え(日本政府観光局発表統計)、政府は2020年の目標人数を4千万人、2030年に6千万人と定めていて、外国人観光客への災害情報伝達や避難誘導の高度化が求められており、聴覚障がい者や一般被災者も対象としたデジタルサイネージへの期待が高まっています。

2. 東芝映像ソリューションの取り組み

2-1. 今回の実証実験

以下の内容で実証実験を実施します。

  • 日程:2016年12月16日 金曜日
  • 場所:ラゾーナ川崎東芝ビル(スマートコミュニティセンター)
  • 対象:株式会社東芝 社員 約2千名
  • 内容・目的:火災を想定した避難訓練において参加者のグルーピングを行い、グループごとにデジタルサイネージの有無、コンテンツ内容、表示方法・タイミング等を切り替え各々の情報伝達の有効性を確認する。
  • 主管:東芝映像ソリューション株式会社
  • 協力:ES東芝エンジニアリング株式会社、NREG東芝不動産株式会社
  • 監修:東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター 特任准教授
    関谷 直也 様 (専門:災害社会学、災害情報論、社会心理学)
    東京大学大学院工学系研究科 准教授
    廣井 悠 様(専門:都市防災、都市計画、防災学、行動科学)
  • コンテンツ開発:株式会社東芝 デザインセンター

2-2. 今後の取り組み

当社は、今後多様なロケーションの選定も適宜行いながら実証実験を継続し、以下の取り組みをしてまいります。

  • 一般商業施設等、不特定多数の来場客がいる場所を含めた実証実験の推進
  • Lアラート®等の広域災害情報にあわせ、ロケーション・スペシフィック(設置場所特有の)超狭域災害情報とデジタルサイネージの自動連動による防災・減災支援の有効性の確認
  • 火災報知機や地震計、水位計、雨量計、気象レーダーといったセンサー・機器とデジタルサイネージの自動連動の実験
  • 防災・減災支援の効果を最大化するためのコンテンツの開発を株式会社東芝のデザインセンターと共同で行い、適切な表示方法の検討を行う。

本発表に関するお問い合わせ先はこちらをご参照ください。

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