デジタルサイネージ・業務用ディスプレイ導入事例企業株式会社ユー・エス・ジェイ 様

“世界最高のエンターテイメント”は入場する前から始まる
チケットの販売状況をデジタルサイネージで表示し、ゲストに最新の情報を提供

株式会社ユー・エス・ジェイ 様

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン® 画像
2015年の世界のテーマパークランキングで世界第4位にランクイン※した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®」。その運営会社である株式会社ユー・エス・ジェイは、2016年3月31日に開業15周年を迎えるにあたり、同テーマパークの顔とも言えるエントランスのチケットブースにおける表示について、マグネットサインからデジタルサイネージへと変更しました。これにより、年間パスの案内やスタジオ・パスの価格、ユニバーサル・エクスプレス®・パスの販売状況などをリアルタイムで表示できるようになり、一人あたりのトランザクションタイムを削減。結果として、ゲストの体験価値の向上を実現しました。

「2015 THEME INDEX」より
https://www.aecom.com/content/wp-content/uploads/2016/05/2015_Theme_Index__Museum_Index.pdf 別ウィンドウで開きます

株式会社ユー・エス・ジェイ 様

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®では、開業15周年を迎えた今年※、「RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)さあ、やりすぎよう、生き返ろう。」をテーマに、新アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」をはじめ、15周年記念の「ユニバーサル・リボーン・パレード」など、「やり過ぎ」エンターテイメントを続々とお送りしています。これからもより多くのゲストの皆様に世界最高のエンターテイメントをお届けし、世界最高の思い出をお持ち帰りいただきたいと願っております。 ※2016年7月現在

株式会社ユー・エス・ジェイ オペレーション本部 オペレーション・エンターテイメント部 ゲストリレイションズ 課長代理 三木俊博様
株式会社ユー・エス・ジェイ
オペレーション本部
オペレーション・エンターテイメント部
ゲストリレイションズ 課長代理
三木俊博様
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®
【企業プロフィール】
社名:株式会社ユー・エス・ジェイ
設立:1994年12月
本社:大阪府大阪市此花区桜島2-1-33
資本金:500億円
従業員数:9200名(社員:900名、アルバイト:8300名)(2016年3月現在)
導入商品
  • コンテンツマネジメントシステム 一式

選定のポイント

  • 半屋外の環境に耐えうること
  • 表示するコンテンツをリアルタイムで管理できるよう、遠隔操作が可能なこと
  • さまざまなコンテンツを表示できるよう、汎用性があること

開業当時からそのままだったチケットブース

導入の経緯

導入の経緯

2016年に開業15周年を迎えた日本を代表するテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®。ハリウッド映画の世界を余すことなく体験できるアトラクションに加え、近年では漫画やゲームなどの人気作品をテーマにしたエンターテイメントを取り入れ、世界最高のエンターテイメントを続々とお届けし着実に来場者を増やしています。

そして2016年は、開業15周年を記念し、「RE-BOOOOOOOORN(リ・ボーン)さあ、やりすぎよう、生き返ろう。」をテーマに、新アトラクション「ザ・フライング・ダイナソー」をはじめ、「ユニバーサル・リボーン・パレード」など、「やり過ぎ」エンターテイメントを続々と投入。ゲストに世界最高のエンターテイメントを提供したいという想いを実現すべく、全社を挙げて日々の業務に取り組んでいます。

さてユニバーサル・スタジオ・ジャパン®では、開業当初からパーク内のアトラクションやパレードの内容など、ゲストの心をつかむためにさまざまな改善が行われてきました。しかしその中で唯一、15年前と変わっていないところがエントランスのチケットブースでした。

「チケットブースのあるエントランスはいわばテーマパークの顔といえますが、これまで特に改装などは行われず、15年前の姿そのままでした」(三木氏)

チケットの販売状況をリアルタイムに表示したい

導入時の課題と要望

導入時の課題と要望

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®ではそれまで、チケットブース上方にマグネットサインを設置し年間パスに関する情報を掲示。スタジオ・パスや他のチケットに関する情報はブースの手前に看板を立てて掲示し、いずれも情報の変更が容易にできるよう、マグネットサインを用いていました。しかし年々来場者数が増えるにつれ、アトラクションの待ち時間を短縮したり、パレードの鑑賞エリアを優先して確保したりできるユニバーサル・エクスプレス®・パスの人気が高まってきたのです。このエクスプレス・パスは数に上限があるため、売り切れ次第、販売を終了させなければなりません。

「売り切れの情報は無線で届くのですが、これを聞いた担当者は近くにいるスタッフを看板まで走らせ、マグネットを売り切れ表示に換えていました。しかし看板はチケットブースのかなり手前に設置されているため、ゲストが見た時点で『販売中』となっていても、並んでいるうちに売り切れてしまうことがしばしばで、そのたびに窓口で説明が必要となり、トランザクションタイム(ゲストをさばく時間)が余計にかかってしまうという問題がありました」(三木氏)

そこで株式会社ユー・エス・ジェイでは、チケットブースをテーマパークの顔にふさわしく現代的でスマートにすること、ゲストが求める情報を並んでいる間もずっと見られるようにすること、チケットの販売情報をリアルタイムに表示できること、そしてこれらを通じてゲストの体験価値を向上させることを目指し、デジタルサイネージの活用を検討することにしたのです。

半屋外という環境に耐え、遠隔操作が可能な仕組みを求める

選定のポイント

選定のポイント

検討にあたり株式会社ユー・エス・ジェイでは、オフィシャル・マーケティング・パートナーである東芝の担当者に相談を持ちかけました。そのとき株式会社ユー・エス・ジェイ側でデジタルサイネージの仕組みに求めた要件は以下の3つです。

第1が半屋外という環境にも耐えうるようなディスプレイ及びきょう体であること。ディスプレイは既存のマグネットサインの位置に設置されることになったのですが、チケットブースには屋根があるとはいえ、壁はありません。よって台風や豪雨など悪天候のときは、横殴りの風雨が当たることも考えられます。また、夏は35度以上になる日も珍しくなく、逆に冬の最低気温は1度近くまで下がります。こうした環境でも故障することなく動作する必要があります。

第2に表示するコンテンツの管理について遠隔操作ができること。業務の効率を考えれば、事務所から一括で表示の切り替えなどが行える仕組みがベストです。切り替えの際には、8箇所のデジタルサイネージの表示タイミングにも気を使い、同じタイミングで切り替わるよう内部時計の自動更新もできるよう設計されました。

第3は使い方に汎用性があること。今後、サイネージを利用していく上で、表示したい情報が変わっていく可能性があり、そのようなときにも対応できるよう、あらかじめ汎用性の高い仕組みを構築する必要があります。
今回の導入において株式会社ユー・エス・ジェイは、関係4部署に東芝の技術者も加わったプロジェクトチームを発足させました。そのとき最も悩んだのが、ディスプレイのサイズだったといいます。

「というのも、既存のマグネットサインはかなり横長だったため、1枚で再現するとなると専用のディスプレイを用意する必要があり、多大なコストがかかってしまうからです。そこでいろいろと検討したのですが、東芝の技術者からTD-Z2シリーズのディスプレイを横に2台並べ、併せてコンテンツマネジメントシステムも導入するという提案をいただきました」(三木氏)

実際に会議室で2台のディスプレイを並べて確認したところ、継ぎ目のベゼルも気にならないことがわかったため、株式会社ユー・エス・ジェイは採用を決定。2016年3月に、クローズからオープンまでの時間を使って徐々に設置し、1週間で作業を完了させました。

ゲストの体験価値向上を実現し、一人あたりのトランザクションタイム削減

導入効果と将来の展望

導入効果と将来の展望

現在では、8箇所のチケットブースの上部にステンレス製のきょう体に組み込まれたデジタルサイネージが設置されており、年間パスの案内、スタジオ・パスの価格、エクスプレス・パスの販売状況と3つのコンテンツが一定間隔で表示されています。また、ディスプレイの下方には、テーマパーク内における免責事項について説明するテロップが流れています。「以前はマグネットサインの下に小型LEDディスプレイを吊り下げ、免責事項の文言を流していましたが、デジタルサイネージの導入によってそれも不要に。見た目もかなりスッキリしました」(三木氏)

これらコンテンツは、離れたオフィス内のPCに導入されたコンテンツマネジメントシステムで管理していますが、リアルタイム性が求められるエクスプレス・パスの販売状況の表示切り替えについては、担当者が簡単に切り替えられるよう東芝が独自に開発した専用のWebページを作成。チケットブースのそばにあるオフィス内のPCで作業を行っています。

「これまでのようにマグネットサインを張り替えるためスタッフが看板まで走る必要がなくなり、一瞬ですべてのデジタルサイネージに情報が反映されるようになったので、非常に便利になりました」(三木氏)

ゲストからの反応も上々のようで、1台目を設置したとき、その日のうちに「チケットブースがデジタル化されて便利になった」「わかりやすくなった」という声がSNS等で拡散されていたとのこと。

「おかげさまで否定的な意見はまったく聞きません。この点から見ても、導入の目的であるゲストの体験価値向上が実現できたのではないでしょうか」(三木氏)

導入効果はそれだけではありません。チケット購入時に必要な情報が掲出されているため、「エクスプレス・パスに関する質問は少なくなりました」と三木氏。また並んでいる間に価格を確認し、あらかじめチケット代を準備する人が増えたため、一人あたりのトランザクションタイムを削減することができたといいます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®では今後しばらく、3つのコンテンツを確実に表示できるよう注力するとのこと。そして操作に慣れたところで、「コンテンツの種類を増やしていくことを考えています。ゲストと会社にとってどんな情報が有益かを検討し、さらなる活用を目指したいですね。今回の導入では東芝様にはいろいろとお世話になりましたが、これからも私たちが思いつかないような提案をいただきたいです」と三木氏は思いを語ってくれました。

開業15周年を迎え、国内外から多数のゲストが訪れているユニバーサル・スタジオ・ジャパン®。訪れたゲストに世界最高のエンターテイメントを体験いただきたい。世界最高の思い出を持ち帰っていただきたいと強く想うユニバーサル・スタジオ・ジャパン®の挑戦は、これからも続いていくことでしょう。

導入事例はPDF形式でもご覧いただけます

  • © & ® Universal Studios. All rights reserved. CR16-2405
  • 株式会社東芝は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®のオフィシャル・マーケティング・パートナーです。
  • 本文に記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
  • この記事は2016年7月7日に取材した内容を元に構成しています。記事内における数値データ、会社名、組織名、役職などは取材時のものです。
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