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プレスリリース

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業界最大クラスの記憶容量注1600GBを実現した
2 .5型エンタープライズ向けHDDの商品化について

サーバーやストレージシステムなどのエンタープライズ向けHDD市場に参入
2010年02月17日
MBF2600RCの写真

  当社は、富士通株式会社のハードディスクドライブ(以下、HDD)事業を統合したことにより、サーバーやストレージシステムなどのエンタープライズ向けHDD市場に参入し、2.5型のラインアップとして、性能向上と低消費電力化を両立した業界最大クラスの記憶容量注1600GB(ギガバイト)のHDD「MBF2600RC」をはじめ、450GB、300GBの合計3機種を商品化しました。

  新商品は、垂直磁気記録方式の磁気ヘッドやディスクの磁性層を改良することにより、「MBF2600RC」では、面記録密度をエンタープライズ向け2.5型HDD商品としては業界最高注1の595Mbit/mm2(384Gbpsi)に向上させ、2.5型でありながら、既存のエンタープライズ向けの3.5型(10,000回転/分以上)の最大記憶容量と並ぶ600GBを実現しました。また、暗号化機能をオプションとして選択することができ、データセキュリティや、HDD の廃棄や再利用時、またリース期間終了時のデータの扱いにおいて、安全性を高められます。
  さらに、新商品は、待機時にディスクの回転を下げるモードを搭載しており、回転そのものを停止させずに維持することで、待機時からの復帰時間を短く保ちながら、2.5Wという低消費電力も実現しています。

  また、「MBF2600RC」では、従来機種「MBD2300RC」注2に比べ、線記録密度を向上させることにより、内部転送レートを191.5MB/s から216MB/sと約13%改善したほか、高速シークなど、パフォーマンスの向上も実現しています。ラインアップに450GB、300GBの機種をそろえることで、サーバーから大容量ストレージシステムまで、多様なアプリケーションに対応します。

  このほか、「MBF2600RC」は「MBD2300RC」と比較して、エネルギー消費効率注3を約45%改善しています。さらに、新商品全機種はEU(欧州連合)RoHS指令注4への適合や、本体全体のハロゲンフリー注5の実現など、人と環境に配慮した設計を行っています。

注1
10,000回転/分以上の2.5型のエンタープライズ向けHDD商品として、2010年2月17日現在。(東芝調べ)
注2
富士通株式会社が2008年に商品化した「MBD2 RC」シリーズの300GBモデル。
注3
省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
注4
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
 EU(欧州連合)で、コンピュータや通信機器・家電などで特定有害物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニール)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル))の使用禁止を定めた指令。2006年7月から施行。
注5
塩素および臭素を対象とし、それぞれの濃度を自主基準値以下(それぞれ900ppm以下で、合計1,500ppm以下)に管理しています。

新商品の概要

型名

記憶容量

外形寸法

質量

MBF2600RC

600GB

69.85×100.45×15.00mm

220g(max)

MBF2450RC

450GB

MBF2300RC

300GB

商品化の背景と狙い

  近年、エンタープライズ向けHDD市場において、高度なデータ処理性能に加えて、発熱量の抑制、消費電力の低減、実装スペースの縮小などが求められており、従来主流だった3.5型HDDよりも、小型で低消費電力の2.5型HDDへの要望が高まっています。このような中、当社は、2.5型でありながら、既存の3.5型HDD(10,000回転/分以上)の最大記憶容量と並ぶ600GBを実現し、さらなる低消費電力化を進めることで、サーバーやストレージシステムなどのエンタープライズ向けHDDのこれらのニーズにこたえていくとともに、当社のHDD事業のさらなる発展と拡大を目指します。

新商品の主な特長

1.エンタープライズ向け2.5型(10,000回転/分以上)として業界最高面記録密度および業界最大クラスの記憶容量を実現【MBF2600RC】

  「MBF2600RC」は、垂直磁気記録方式の磁気ヘッドや、ディスクの磁性層の改良により、エンタープライズ向け2.5型HDD商品(10,000回転/分以上)としては、面記録密度を業界最高の595Mbit/mm2(384Gbpsi)に向上させ、これにより、業界最大クラスの記憶容量600GBを実現しました。

2.高速データ処理を実現【MBF2600RC/MBF2450RC/MBF2300RC】

  6Gb/s SASシリアルインターフェースや、10,025回転/分のスピンドルモータに加え、16MBの大容量バッファメモリを採用することで、高速なデータ処理を実現しました。また、「MBF2600RC」では、線記録密度の向上により、従来機種「MBD2300RC」と比べて内部転送レートを約13%向上させました。

3.3.5型(10,000回転/分以上)HDDに比べて小型、軽量、低消費電力化を実現【MBF2600RC/MBF2450RC/MBF2300RC】

  従来主流だった3.5型HDD(10,000回転/分以上)よりも、小型、低消費電力で、発熱量の抑制を実現しています。「MBF2600RC」は「MBD2300RC」と比較して、エネルギー消費効率を約45%改善しています。また、新商品は、待機時にディスクの回転を下げるモードを搭載しており、回転そのものを停止させずに維持することで、待機時からの復帰時間を短く保ちながら、低消費電力化も実現しています。

4.環境への配慮【MBF2600RC/MBF2450RC/MBF2300RC】

(1)本体全体のハロゲンフリーを実現

  塩素および臭素を対象として、濃度を自主基準値以下(それぞれ900ppm以下で、合計1,500ppm以下)に管理し、本体全体のハロゲンフリーを実現しています。

(2)ライフサイクルによるCO2排出量削減効果注6

  本商品は、装置の消費電力を低く抑えることや、原材料製造時の環境負荷を減らすことなどにより、製品ライフサイクルにおけるCO2の排出量を抑えています。「MBF2600RC」では、削減効果として年間約3kgのCO2を削減しています。

注6 富士通株式会社が2005年に商品化した「MAV2073RC」との比較。当社のLCA(ライフサイクルアセスメント)評価法によります

(3)RoHS指令に適合

  2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令に適合しています。

  当社グループは「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指すものです。効率良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減の寄与などの地球温暖化防止をはじめとした、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。詳細は以下をご覧ください。
http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm

新商品の主な仕様

 

MBF2600RC

MBF2450RC

MBF2300RC

記憶容量

600GB

450GB

300GB

平均シーク時間

読出し時

4.0msec

書込み時

4.4msec

インターフェース

SAS 2.0

インターフェース速度

6Gb/s

回転数

10,025rpm

バッファ容量

16MB

外形寸法

(W)69.85mm×(D)100.45mm×(H)15.00mm

質量

220g(max.)

消費電力

アイドル時

3.5W

3.5W

3.2W

低回転数時

2.5W

2.5W

2.5W

エネルギー消費効率

0.0059

0.0078

0.011

区分名

e

騒音(アイドル時)

29dB

耐振動性

動作時

9.8m/s2、1.0G(20-300Hz)

非動作時

49m/s2、5.0G(20-300Hz)

耐衝撃性

動作時

980m/s2(100G、1msec)

非動作時

3,920m/s2(400G、1msec)

*1メガバイト(MB)は1,000,000バイト、1ギガバイト(GB)は1,000,000,000バイトで計算しています。

お客様からの商品に関するお問い合わせ先:

ストレージデバイス事業部
TEL : 03(3457)2445
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