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世界初、専用メガネなしで3D映像を視聴できる液晶テレビ
「グラスレス3Dレグザ(REGZA)GL1シリーズ」の発売について

2010年10月04日
「グラスレス3Dレグザ(REGZA) 20GL1」の写真    「グラスレス3Dレグザ(REGZA) 12GL1」の写真
「グラスレス3Dレグザ(REGZA) 20GL1」 「グラスレス3Dレグザ(REGZA)12GL1」

 当社は、世界で初めて注1、専用メガネなしで3D映像を視聴できる液晶テレビ「グラスレス3Dレグザ(REGZA)GL1シリーズ」として、パーソナルサイズの20V型「20GL1」と12V型「12GL1」の2機種を商品化し、12月下旬から発売します。

 新商品は、自然で見やすい3D映像の視聴のためにインテグラルイメージング(光線再生)方式注2を採用しました。この方式は、視聴位置に応じて、位置や角度が異なる複数の映像を同時に映し出すもので、視聴者は左右それぞれの目で異なる映像を捉えることにより、専用メガネがなくても立体映像として認識することができます。当社はこの原理を応用し、独自の映像処理技術により、9つの映像(9視差注3映像)をリアルタイムに生成し、液晶パネルから垂直レンチキュラーシート注4を通して映し出すことで、高画質3D映像注5を実現しました。

 「20GL1」では、フルHD映像の約4倍の画素数を持つ新開発「グラスレス3D専用LEDパネル」と高性能プロセッサ「Cell Broadband Engine™」注6を搭載した新開発の「グラスレス3D専用CELLレグザエンジン」との相乗効果により、精鋭感ある3D映像を可能にしました。

 当社は、専用メガネを用いて、より立体感と奥行き感のある高画質3D映像を体感できる大型サイズの商品に加え、今回専用メガネなしで3D映像を楽しめるパーソナルサイズの商品をラインアップすることで、さまざまなユーザーニーズに応えるとともに、今後も長年培ってきた半導体技術と映像処理技術を駆使して、新たな価値や楽しさを提供する新商品を投入し、さらなるシェア向上を目指します。

注1
民生用デジタル液晶テレビにおいて。(2010年10月4日現在、東芝調べ)
注2
物体からあらゆる方向へ発する光をより忠実に再生するように光線の軌跡を制御する方式。新商品では水平方向のみに視差を有する1次元インテグラルイメージング方式を採用。
注3
立体画像を表現するために、見る位置によって見える映像が異なる性質(視差)を利用した方法を用いています。9視差とは、9方向から見た9つの画像データを指します。
注4
水平方向だけレンズ特性を持ち、稜線が垂直なかまぼこ型レンズを多数並べたシート。液晶パネルに貼付けて使用する。
注5
映像全体を3D映像として見ることができる範囲(3D視域)があり、3D視域外では映像の一部または全体が3D映像として見えない場合があります。
注6
IBM、SONYグループ、東芝が共同で開発した高性能プロセッサ。マルチコア・アーキテクチャを採用し、超高速データ転送能力により、大容量メディア・アプリケーションを扱うデジタルメディア機器等での応用が可能。Cell Broadband Engineは株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの商標です。

新商品の概要 

商品名

シリーズ

形名

画面サイズ

価格

発売日

地上・BS・110度CS

デジタル液晶テレビ

「グラスレス3Dレグザ」

 

GL1

20GL1

20V型

オープン

12月下旬

12GL1

12V型

オープン

12月下旬

<3D視聴に関する注意>
1. 体調がすぐれないときは3Dの視聴はお控えください。
2. 視聴中に体調の変化を感じた場合は、すぐに視聴を中止してください。
3. 3D映像の見え方には個人やコンテンツにより差があります。
4. 3D映像の視聴年齢は、6歳以上を目安にしてください。
5. 3D映像の快適な視聴のため、取扱説明書の「安全上のご注意」「使用上のご注意」を十分ご確認の上、視聴してください。

商品化の背景と狙い 

 当社は液晶テレビ「レグザシリーズ」において、よりリアルな映像描写を追求し、長年培ってきた半導体技術と映像処理技術を駆使して、2D映像のみならず、立体感と奥行き感のある高画質3D映像を体感いただける商品を発売してきました。現在、3D映像の視聴には専用のメガネを使用して左眼、右眼に入る画像を分離する方式が主流ですが、専用メガネなしでより快適に3D映像を楽しみたいというニーズが高まっています。当社はこれらのニーズに対応するため、自然で見やすい立体映像を再現する「インテグラルイメージング方式」を採用し、専用メガネを用いることなく3D映像を楽しめるグラスレス3D液晶テレビの開発を進め、パーソナルサイズの20V型、12V型からグラスレス3D液晶テレビをいち早く商品化することで市場を牽引し、さらなるシェア向上を図ります。

新商品の主な特長 

1.自然で見やすいグラスレス3D技術

 新商品は、インテグラルイメージング方式と垂直レンチキュラーシートを採用し、自然で見やすい高画質グラスレス3D技術により映像を表示しています。
 インテグラルイメージング方式は、物体が反射する光(反射光)を複数方向からサンプリングし、ディスプレイによりその反射光を再現するという原理に基づいたもので、専用メガネを用いることなく、滑らかな映像表現が可能な方式です。従来の技術では、解像度が低下しやすい、明るさのむら(干渉縞)注7が出やすいなど実用化にあたっての課題がありましたが、3D映像のために専用画素配列と専用画素形状を施した液晶パネルを採用し(図1参照)、垂直レンチキュラーシートを貼ることで、鮮鋭感があり、干渉縞の少ない3D映像を実現しました(図2参照)。
 また、9視差の映像を同時に液晶パネルへ描画し、画面中央・右端・左端から発する光線をそれぞれ最適な方向へ制御する当社独自の技術により、画面全体をきれいに見ることができる視域を確保することで、視聴者の見る位置に応じた自然な高画質3D映像を実現しました。なお、当社はこの技術により、平成22年度全国発明表彰(社団法人発明協会)において「21世紀発明賞」を受賞しました。

注7 点または線を規則正しく分布したものを複数重ね合わせた時に、周期のずれにより視覚的に発生する縞状の斑紋。

図1. 一般的な液晶とグラスレス3D液晶のRGB配列のちがい

「一般的な液晶とグラスレス3D液晶のRGB配列のちがい」の図


図2. インテグラルイメージング方式と垂直レンチキュラーシートによる3D映像の実現

「インテグラルイメージング方式と垂直レンチキュラーシートによる3D映像の実現」の図

2.グラスレス3D対応 LED液晶パネル

 「20GL1」は、フルHD映像の約4倍の総画素数約829万画素を持つ液晶パネルを採用しています。1フレームの画像からリアルタイムに作られた9枚の画像を同時に表示させる9視差映像描画に対応し、1,280×720画素の映像表示を可能にした新開発「グラスレス3D専用LEDパネル」を搭載しました。バックライトは、1,440個のLEDを液晶直下に配置し、明るい3D映像を実現しています。
 「12GL1」は、3D専用RGB配列の総画素数約147万画素と9視差映像描画に対応で、466×350画素の映像表示を可能にしたLED液晶パネルを搭載しています。
 なお、「20GL1」の液晶パネルは、2009年度補正予算により総務省から受託した「眼鏡の要らない3次元映像技術の研究開発(次世代・究極3次元映像技術)」において、東芝モバイルディスプレイ株式会社と当社が共同で開発した研究成果を採用しています。

3.新開発 グラスレス3D専用エンジン

 「20GL1」は、高性能プロセッサ「Cell Broadband Engine™」と新開発の多視差変換LSIを搭載した「グラスレス3D専用CELLレグザエンジン」を採用しています。高速な演算処理により、グラスレス3D用の9視差映像を生成し、奥行き感のある3D映像を映し出します。
 「12GL1」は、独自の映像処理LSIと多視差変換LSIを組み合わせた新開発「グラスレス3D専用レグザエンジン」により、3D映像を生成しています。

4.環境への配慮

(1)LEDバックライトの採用                    

 新商品には省電力で環境に配慮したLEDバックライトを採用しています。LEDバックライトは、CCFLバックライトに極微量に含まれていた水銀を使用していません。

(2)省エネ対応設計                         

「20GL1」では、以下の機能の搭載などさまざまな省エネ対応設計を行っています。

・消費電力低減設定
 画面の明るさを抑制し消費電力を低減します。
・無操作電源オフ機能
 無操作状態が約3時間続くと、待機状態にします。
・無信号電源オフ機能
 外部入力選択時に無信号が約15分間続くと、待機状態にします。           

(3)資源の有効利用                          

 テレビ本体への自己循環の再生プラスティックやポリ乳酸系の植物性由来樹脂の使用、材料のリサイクルを容易にするため25g以上のプラスティックに材料表示を行うなど、リサイクル対応設計を行っています。なお、ポリ乳酸系の植物性由来樹脂はとうもろこし100%を原料として製造されているため、石油資源の使用量の節約とCO2排出削減にも貢献しています。

(4)化学物質管理の徹底                       

 新商品では「EU-RoHS指令注8」、「J-Moss注9」に適合しています。

注8
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニル)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。
注9
J-Moss:電機電子機器に含有される化学物質の表示に関するJIS規格(JIS C 0950)の略称です。

当社グループの環境ビジョンについて

 当社グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ“Green of Process”」、「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ“Green by Technology”」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。
当社グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。詳細は以下をご覧ください。
URL: http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm

添付資料

新商品についてのお客様からのお問い合わせ先:

東芝テレビご相談センター
一般電話用フリーダイヤル TEL : 0120-97-9674
*フリーダイヤルは携帯電話・PHSなど一部の電話ではご利用になれません。
携帯電話用ダイヤル     TEL : 0570-05-5100
*携帯電話用ダイヤルはPHSなどの一部の電話ではご利用なれません。
商品情報掲載ホームページ
http://www.toshiba.co.jp/regza/

 

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