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第44回 JABA日立市長杯選抜野球大会 第1戦

2022年4月16日(土) 9:56〜12:42
試合時間:2時間46分 
ひたちなか市総合運動公園市民球場

東芝ブレイブアレウス 5 − 0 日本製鉄広畑
 5 
東芝ブレイブアレウス
 0 
日本製鉄広畑
試合結果のスコアボード
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
東芝 1 1 0 0 0 0 1 0 2 5
日本製鉄広畑 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

【本塁打】--- 【三塁打】--- 【二塁打】岡部 祐太、松本 幸一郎、船木 吉裕、大庭 樹也、吉田 潤、小川 裕生
【バッテリー】【投手】藤村 哲之
       【捕手】中村 浩人

レビュー

 第44回日立市長杯選抜野球大会 予選リーグ1戦目
 藤村投手 5安打完封勝利!

 日立大会が始まった。東芝野球部はこの大会で1987年に優勝、1988年に準優勝している。
 予選リーグはAブロックに位置づけされて、日立製作所、沖データコンピュータ教育学院、日本製鉄広畑と決勝トーナメント進出の座を戦う事となった。
 大会は雨のため1日順延されて4月16日から始まった。

 1戦目はひたちなか市民球場で、日本製鉄広畑と戦った。日本製鉄広畑は、都市対抗には32回(優勝2回)、日本選手権には17回出場している創部1939年の歴史あるチーム。

 日立大会の開幕戦のマウンドは左腕の藤村投手が任された。先発メンバーでは、1番にライト岡部、2番にセンター長沢、6番サード船木、7番DHに諸橋選手か起用された。
 日本製鉄広畑の先発投手は右スリークォーターの川瀬投手。

 東芝は先攻を活かして初回から得点する。1番に起用された岡部選手が川瀬投手の初球を積極的に打って1塁手の横を抜くライト線への2塁打で出塁。続く長沢選手はランナーを進塁させる事が出来なかったが、次の3番松本選手がライトオーバーのタイムリー2塁打でカバーして先制1-0。
 更に2回にも同じようなパターンで追加点を挙げる。この回先頭の船木選手も起用に応えて右中間を破る2塁打で出塁。諸橋選手は進塁させる事は出来なかったが、続く大庭選手が三塁手の左を抜く2塁打で船木選手を生還させて2-0とした。

 今日の藤村投手は好調! 直球、変化球共にボールにキレがある上に、低めにコントロールの良いボールを集める投球を行う。4回には三者三振に打ち取るなど終わってみれば計9三振を奪い、散発の5安打、1四球で3塁を踏ませない危なげのない完封を披露してくれた。5回0死1塁から、8回は1死1・2塁からの2つのダブルプレーも、相手に流れを渡さないプレーとなった。

 東芝は4回にも3本の安打で2死満塁を作るなど、三者凡退は5回と8回の2イニングだけで終始ゲームを優位に進めたが、追加点を挙げる事が出来たのは7回。この回先頭の岡部選手のレフトへの安打と4番吉田選手の四球で作った2死1・2塁から、代打の金子選手のレフトへのタイムリーで大望の追加点を奪い3-0とする。
更に9回には、先頭の代打太田選手が四球を選ぶと、ここは松本選手がきっちり送りバントを決めで1死2塁とし、吉田選手が右中間へタイムリー2塁打を放つ。更に代走から守備に入っていた小川選手がレフトオーバーのタイムリー2塁打で続きこの回2点を追加して5-0としてダメを押す形を作り勝利した。

 今日の打線は相手4投手から14安打を放ち、先発に起用された選手もしっかり期待に応えた事に加え、後から出てきた選手もしっかりと仕事をしてくれて楽しみな層の厚さ見せてくれた。但し、犠打を失敗するケースには反省が必要。今日はその後のバッターが見後にカバーしてくれたが、大切な場面での犠打はこれからも重要になってくるはずである。

 藤村投手の見事な投球と、活発な攻撃で良い勝ち方ができた。2戦目は1戦目を日立製作所に8-1で敗れた沖データコンピュータ教育学院と対戦する。好調を継続して欲しい。