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第44回 JABA日立市長杯選抜野球大会 第3戦

2022年4月18日(月) 11:37〜13:26
試合時間:1時間49分 日立製作所野球場

東芝ブレイブアレウス 10 − 0 日立製作所
10
東芝ブレイブアレウス
 0 
日立製作所
試合結果のスコアボード
チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
日立製作所 0 0 0 0 0 0 0     0
東芝 0 0 9 1 0 0 X     10

(7回コールド)

【本塁打】--- 【三塁打】--- 【二塁打】大庭 樹也、中村 浩人、小川 裕生
【バッテリー】【投手】吉村 貢司郎
       【捕手】中村 浩人

レビュー

 第44回日立市長杯選抜野球大会 予選リーグ3戦目
 決勝トーナメント進出決定 ! コールドゲームで日立に圧勝!

 4月18日の2勝で迎えた予選リーグ3戦目は、同じ2勝を挙げている日立製作所と決勝トーナメント進出をかけた戦いとなった。場所は日立製作所野球場。

 日立製作所は1917年創部で、都市対抗には39回、日本選手権に12回出場している歴史ある強豪チームである。

 3戦目の東芝の先発は今年の主戦の一人である右腕吉村投手。
 打線は5番にレフト小川選手が入ったが、それ以外は1戦目と同じメンバーとなった。
 日立製作所の先発は右の上投げ原田投手。

 今日も早々に好調な打線が動き出す。3回の東芝の攻撃は、1死後に8番大庭選手のレフトへの安打と9番中村選手の死球、1番岡部選手のライトへの安打で1死満塁を作る。その好機に続く2番長沢選手のレフトへのタイムリーヒットでまず1点を先制する。続く3番松本選手も1死満塁からライトへのタイムリーを放ち2点を追加する。続く4番吉田選手も代わったアンダースロー青木投手から四球を選び再び1死満塁とすると、5番小川選手のセカンドゴロの間に更に1点を追加して4-0とする。2死とはなったが、2・3塁にランナーを置いたところで6番船木選手のサードゴロが悪送球となる間に2人のランナーが生還して6-0。更に7番諸橋選手が四球を選び再び得点圏にランナーを進めて2死1・2塁とすると、大庭選手がライト線への2塁打を放ち1点を追加。更に2死2・3塁から中村選手の左中間を破る2塁打で2点を追加して9-0とする。1イニングに7安打、3四死球とエラーを絡めて大量点を挙げ、今日も勢いのある打線を見せてくれた。
 好調打線は続く4回にも点を加える。1死後松本選手がレフトへの安打で出塁すると、2死から小川選手のレフトフェンス直撃の2塁打で1塁から松本選手が一気に生還して更に1点を加えて10-0として、この1点が早くもダメを押す形となった。

 大量得点はあったものの、勝利の確信を持てたもう一つの要因は吉村投手の好投である。今日も緩急を織り交ぜたキレのある投球で日立製作所打線を封じ込む。5回に2本のヒットで2死1・2塁を作られたものの、それ以外のイニングは全て三者凡退に抑えて3塁を踏ませず7回で9三振を奪い2安打0点に抑えてくれた。

 試合は7回コールドゲームの勝利となり 、決勝トーナメントへの進出を決めた。

 日立大会の予選リーグは3試合共に完勝であった。その要因は投打共に好調な点である。3試合で1点も取られていない投手陣と、1戦目が14安打、2戦目18安打、3戦目10安打した好調打線の両方が見事に機能している。

 チーム状態も良い中、自分の出番を虎視眈々と待ち構えている選手の姿が目に浮かぶ。決勝トーナメントは20日に予定されているが、多くの公式戦を戦って大きな成長に繋げてくれる事も期待している。
 19日は他のチームが予選を戦う日程が組まれており、準決勝の相手もその結果次第で決まる。20日は2試合を戦い抜き今シーズン2度目の優勝を果たして欲しい。