チーム名 | 時間 | T | G | P・T | P・G | D・G | 小計 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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前半 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 |
後半 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | ||
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前半 | 4 | 3 | 0 | 4 | 0 | 38 | 73 |
後半 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 35 |
出場メンバー
- 1金 寛泰
- 2橋本 大吾
- 3知念 雄
- 4梶川 喬介
- 5小瀧 尚弘
- 6リーチ マイケル
- 7マット・トッド
- 8山本 浩輝
- 9○小川 高廣
- 10ジャック・ストラトン
- 11松延 泰樹
- 12ジョニー・ファアウリ
- 13セタ・タマニバル
- 14ジョネ・ナイカブラ
- 15豊島 翔平
- 16平田 快笙
- 17三上 正貴
- 18深村 亮太
- 19サム・トムソン
- 20徳永 祥尭
- 21高橋 昴平
- 22巴山 凌輔
- 23宇薄 岳央
○印 ゲームキャプテン
交替
前半 | ||
---|---|---|
31分 | 深村 亮太(知念 雄) | 入替 |
後半 | ||
---|---|---|
14分 | サム・トムソン(小瀧 尚弘) | 入替 |
14分 | 巴山 凌輔(ジョニー・ファアウリ) | 入替 |
21分 | 三上 正貴(金 寛泰) | 入替 |
徳永 祥尭(山本 浩輝) | 入替 | |
高橋 昴平(小川 高廣) | 入替 | |
24分 | 宇薄 岳央(松延 泰樹) | 入替 |
34分 | 金 寛泰(深村 亮太) | 入替 |
36分 | 平田 快笙(橋本 大吾) | 入替 |
40分 | 橋本 大吾(金 寛泰) | 入替 |
一時
前半 | |
---|---|
後半 | |
---|---|
カード
前半 | ||
---|---|---|
28分 | ジョネ・ナイカブラ | イエローカード |
後半 | |
---|---|
トライ
前半 | |
---|---|
後半 | |
---|---|
27分 | マット・トッド |
概要
レビュー
第4節、サントリーサンゴリアス(以下:サントリー)との府中ダービー。同じ府中市を本拠地とするチーム同士、過去にも幾度となく熱戦が繰り広げられた因縁の対決です。
前節まで1勝2敗。後半戦へ望みを繋げるために、なんとしても勝ち星を挙げておきたい大事な一戦です。
3月13日(土)に予定されていた試合開催当日は開始12分後に雷雨に見舞われ、安全を考慮して中止となり、翌週の20日(土)へと持ち越されました。
天候に左右され試合が延期となるイレギュラーな状況の中、試合に向けての再調整が難しい部分もありましたが、選手・スタッフともに、今まで準備してきたことを更にブラッシュアップして、より準備に厚みを持たせることができた1週間だったと思います。
迎えた試合当日、東京は春の陽気を思わせる暖かい天候に恵まれ、絶好のラグビー日和となりました。
周到に準備されたはずの1週間と、当日の穏やかな天候。それとは裏腹に、試合は予想しえない結果で終わりました。
5-73。完敗でした。
これが今のチーム状況を表すスコアだと思うと、とても受け入れ難いショッキングな数字だったということは言うまでもありません。
この試合は、シンプルに「サントリーが強かった、東芝に対して完璧な試合をした」ということに尽きます。
延期で調整が難しかったという点は、両チームともに同じ条件だったはずです。試合に対する調整力、集中力、気迫、どれをとってもサントリーが東芝を上回っていました。
不用意な反則やミスを繰り返した原因も、サントリーの圧に呑まれた結果です。
しかしながら、決して東芝の戦力が目も当てられない状態だったわけではないと思います。
もちろん、点数が語る結果そのものは散々たるものでした。しかし一方で、時間をかけて準備してきたことがきちんと形にできている場面もありました。
受け入れるには余りに悔しい結果ですが、この試合におけるサントリーは過去の府中ダービーの中でも最高のチーム状態だったと思います。本当に素晴らしい、賞賛に値するチームでした。
試合後にロッカールームで選手へ向けて語った、ブラックアダーHCのメッセージを以下に紹介します。「まず、サントリーは非常に素晴らしいチームだったことを認めよう。今の我々のチーム状態でこのレベルのチームと戦えたことは、今後成長していく中で必ず糧になる。試合を振り返ると、最初の20分間に表されるように、やると決めていたことができていない時間帯があった。execution(遂行)するべき部分が非常にpoor(不十分)だったと思う。このチームには良い人材が揃っているので、個々人に対してあれこれと並べ立てて言う必要はないと思っている。しかし、チームに属する全ての人間がこの壁を乗り越える必要はある。そのために、ベクトルをしっかりと自分たちに向けて、この試合から学ぶべき課題を押さえたい。そのポイントは特に『executionするべき部分』と『ブレイクダウン』に集約される。感覚を研ぎ澄ませいち早く修正し、来週の試合にしっかりフォーカスしよう。今日の試合は良い刺激を受けたと捉え、後に意味のある敗戦だったと思えるようにしたい。引きずらず、シンプルに前へ進んでいこう。我々は出せる力をまだまだ秘めている。そして、その力を見せるチャンスもまだある。選手・スタッフ全員でリスタートしよう。私も、しっかりと自身の考えを見つめ直す。」
小川キャプテンは「本当にショックな試合結果だったと思う。けれど、この結果は飛躍のためのきっかけだったと思えるようにしたい。この結果からしっかり学んで、良い状態でもう一度試合の場に戻りたい。チームの伸び代はまだまだ道半ば。定めた目標を変えず、全ての結果を成長の肥やしにしていこう」と締めました。
この試合結果からチーム全員が学び、どのように成長に繋げていくのか。
東芝というチームの真価が問われます。
どんな結果でも変わらず応援してくださる、ファンの皆さまのために。
我々選手とスタッフを支えてくれる、家族のために。
そして、一緒に戦っているチームメイト一人ひとりが、お互いのために。
絶対に、このままでは終わりません。
必ず、這い上がってみせます。
次節は、3月26日(金)18:00〜 秩父宮ラグビー場にて、NTT コミュニケーションズシャイニングアークスと対戦します。
東芝のリカバリー能力と真価を披露できるように、しっかりと準備していきます。
次節の応援も、どうぞ宜しくお願いいたします。
ジャパンラグビートップリーグ2021の第4節は3月20日(土)に秩父宮ラグビー場にて、サントリーサンゴリアスと対戦した。試合は開始直後に東芝がボールを継続し敵陣へ、敵陣22m付近ライアウトからモールを組むが、ボールを出すことが出来ず相手チームボールとなる。その後流れをつかむことが出来ず、前半7分、10分、13分とサントリーにペナルティーゴールを決められ0-9とする。その後も、4トライ、3ゴールキック、1ペナルティーゴールを決められ、前半を0-38で折り返した。
後半、流れを引き戻したい東芝だがサントリーの猛攻をしのぐことが出来ず、2分、13分、16分とトライを奪われ、0-59とする。後半27分、敵陣ゴール前右ラインアウトからモールを組むとそのまま押し込みトライ、5-59と1トライを返す。しかし、その後もサントリーに2トライを許し、5-73で敗れた。