Q&A会(テキスト) オンライン座談会4 「レアな経験・スキルを得た人」
レアな経験・スキルを得た人
~キャリアの築き方は人それぞれ、会社に入ってもなお挑戦し続けた思い、経験を語る~
気象予報士
進さん
文系出身で
トップエスイー
阿部さん
海外大規模
鉄道プロジェクト
多胡さん
理工学部卒の
医学博士
小西さん
技術士
(電気電子、総監)
河野さん
(19:25~19:40 Q&A会)
【質問】 副業や独立を考えたことはありますか?
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司会
それでは、皆さんにご質問させていただきたいと思います。
副業や独立を考えたことはありますか?とのご質問です。
こちら、進さんはいかがでしょうか?進
そうですね。今のところは考えていないですけど、いずれ老後とか退職後ですね。気象予報士の資格を使って何か仕事をしてみたいなとは思っています。
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司会
今ではなく退職された後ということですね。ありがとうございます。
では、阿部さんはいかがですか?阿部
私の持っている経験や資格はあまり副業や独立といったものとは紐付かないものなので、今、私自身は独立や副業は考えていませんが、私が交流してきた同業他社の人でバリバリとシステムを作っています、みたいな人たちは割と気軽に考えているようなことを聞きました。
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司会
やはり引き抜きなんかもありそうな気がするのですが、いかがですか?
阿部
私には直接声はかかっていませんが、この業界は結構あると聞いています。今のところは東芝一筋です。
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司会
ありがとうございます。それでは、多胡さんはいかがでしょうか?
多胡
私は特別な資格の話ではないのでそういう話にはならないですね。けれども、副業や独立に関しては、以前、私は半導体事業から鉄道に移ってきた時、会社にも色々あったりしましたので、本業以外にもお金の種みたいなものは真剣に考えないと当然この先世の中的にはやっていけないとは思いました。いろいろ勉強というか何かあるかなっていうのは考えたりしたことはありますが、具体的には今のところ無いですね。
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司会
可能性は考えてはいるけれども、今のところは、ということですね。
ありがとうございます。では小西さんはいかがでしょうか?村上
まず独立は考えたことがないです。東芝グループは色々な経験が出来る場がありますね。私は医療だけじゃなくて、原子力や海外駐在も経験しています。今はエネルギー全体の技術企画を担当していますが、色々なことを経験できて楽しいので独立は考えてないというのがあります。
もう一つ、副業の方はですね、東芝でも2、3年前に副業の制度ができたので、今後シニアぐらいになったときに向けて何かチャレンジしたいと密かに思っています。 -
司会
もういろいろ考えていらっしゃるのですね。
ありがとうございます。それでは、河野さんはいかがでしょうか?河野
日本技術士会の会合に出ますと、定年退職後に個人事務所を開設している方は多くいらっしゃいます。講座などもありまして近づいたらちょっと考えたいと思っています。
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司会
退職後も生かせる資格なのですね。ありがとうございます。
副業について気になっていらっしゃる学生さんも多いかと思いますので、参考になったのではないでしょうか。
【質問】 こういった経験や資格を得るにあたって、会社からのサポートはどのくらいありましたか?また、会社側から何かアクション、指示や推奨などはありましたでしょうか?
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司会
こちらも皆さんに質問させていただきたいと思います。こういった経験や資格を得るにあたって、会社からのサポートはどのくらいありましたか?また、会社側から何かアクション、指示や推奨などはありましたでしょうか?とのことです。
進さん、いかがでしょうか?田中
自分の場合は気象予報士ですが、自分が所属している組織自体にこの資格を持っている人はほとんどいないので勝手にやってくださいという感じでした。早めに帰って受験勉強ができたのは良かったですね。ただ、事業部によっては、例えば気象レーダー作っているところなどは、気象予報士の予備校みたいなのがあるのですけど受講の補助が出たり、合格した時に一時金が出るなどサポートがあると聞いています。
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司会
ありがとうございます。それでは阿部さんはいかがでしょうか?
阿部
私もいくつかその経験をしてきています。いずれも自分から持ってきたのではなく会社の方からこれやってみたらどうか、という提案を受けてやっています。それは指示とかではなくて、どちらかといえば推薦に近い話です。何でもやってみたいですって日頃から言っている、アピールしている部分もありますが、そういう風に手を挙げている人のところにはチャンスをくれるのは社風だなって感じています。
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司会
色々な経験ができるように会社側から推奨ですとか提案をしてくれるということですね。
阿部
はい、そうですね。インド研修の時も今募集しているけどどうですかって声をかけていただきました。
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司会
ありがとうございます。それでは多胡さんお願いいたします。
多胡
私は資格の話でもないし個人的な話でもないですけど、むしろ逆で、本当にもう事業部とか部門全体で何十人というレベルで困難に立ち向かっていくようなプロジェクトでした。しかも上長レベルとか部長レベルもなかなか経験したことのないような内容でしたからそういう意味だと会社と私みたいな関係というよりは、本当に上長から何から全員で一緒になって悩みながら問題を解決していくっていうようなスタイルでやっていました。
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司会
個人的に何か支援をもらうというよりは、会社全体で同じ方向に向いて取り組むという形ですよね。
ありがとうございます。それでは小西さんいかがでしょうか?小西
非常に優遇されていると思います。二点あります。一つは、私がその学位を取った時ですけど通常学校に行っている時は給料が出ないのですが、その時は会社からも話があって業務に関連しているので大学に行っている間も給料が出る形にしていただきました。20代でお金がない頃でしたのでこれはだいぶ大きかったです。あともう一つは、特に東芝エネルギーシステムズの例なんですけど、割と一般的に受験する場合の教科書も買ってもらえるし、あと合格した場合に上位資格であればそこそこのお金がインセンティブ手当として頑張ったねという形でもらえたりもします。ちょうど私も再来週に認定人間工学専門家という試験を受けるところです。その受験は30,000円もかかるのですが支援いただいています。このような待遇は非常に大きいかなと思います。
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司会
金額的なサポートをちゃんともらえるっていうのはありがたいですよね。
小西
はい、スキルをそれで磨いていけます。会社の支援はありがたいです。
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司会
ありがとうございます。河野さんはいかがでしょう?
河野
技術士の資格についても会社からの推奨というのはありまして、受験費のサポート、また、社内教育も開催されております。
取得できた際には、インセンティブが支給されるところでかなり手厚くサポートいただいているかなと思います。 -
司会
手厚いサポートがあるのですね。ありがとうございます。