当社では、組織風土変革活動の一環として「本物の5S活動」に取り組んでいます。この活動は、従来の美化活動的な5S活動から脱却し、人づくり・職場づくりの強化を図ることを目的としており、各職場に5Sチームを構築し、「本物の5S活動の3原則」のもと、様々な快善活動を進めています。
<当社における「本物の5S活動」の3原則>
職場のコミュニケーション活性化のために
「本物の5S活動」では従業員の“困り事”を組織の問題として位置付け、組織として問題解決を進めています。従業員が“困り事”を自由に共有することができる雰囲気づくりが進んでおり、心理的安全性の確保にもつながっています。
快い職場環境構築のために
「本物の5S活動」のなかで、私たちは「3つの運動」を全社で実践しています。この「3つの運動」を通じ、年齢や役職に関係なく、お互いを尊重し合い、自由でフラットに意見を言える、風通しのよい組織カルチャーづくりを進めています。
私たちが目指す姿
各活動を通じ、当社の全従業員が職場内の「見える化」「仕組み化」「横展開」を、当たり前に取り組むことができる姿を目指しています。
<私たちの「見える化」「仕組み化」「横展開」>
<当社内の改善事例を紹介する際に使用するフォーマット>
「本物の5S活動」定常化に向けて
- 1. トップパトロール
- 5S推進委員長である社長自らが、3カ月に1回全社の全職場を巡回し、各5Sチームの活動状況の確認と評価を行っています。また5Sチームだけでは対応が難しい“困り事”について改善の後押しや他チームの改善取り組みについて横展開をする等、取り組みの活性化を進めています。
- 2. 5S委員会
- 5S委員会を毎月1回、拠点単位で開催しています。この取り組みは各5Sチームのリーダーより活動計画の進捗状況報告と推進委員からのサポート状況報告を行うことで、継続的な活動とするためのものです。
- 3. 合同5S委員会
- 合同5S委員会を半期に1回実施しています。この取り組みは各5Sチームのリーダーより半期単位の活動成果報告を行い最優秀・優秀チーム選定を行います。また、他チームに対し改善事例の横展開の機会として実施しています。
- 4. 5Sコンクール
- 半期に1回5Sコンクールを開催しています。合同5S委員会にて最優秀・優秀チームに選定されたチームへ賞状と副賞を授与し、更なる活動の定常化を推し進めています。