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- EMPLOYEE DEVELOPMENT
- 人材育成
一人ひとりの個性を尊重し、敬い、育む。
スキルを磨き、充実した毎日を送ることができるよう、
あらゆる側面から、全力で支援します。
BASIC POLICY
人材育成の基本方針
当社にとって「人」は、新しい価値を生み出す宝です。
入社直後からマネジャーやエキスパートに至るまでのあらゆるステージで、寄り添いサポートし、社員が挑戦・成長し続ける機会を提供しています。専門力とマネジメント力を持ち合わせ、社会に貢献できる人材の育成に力を入れています。

EDUCATION AND SUPPORT
人材育成の教育体系とサポート体制
当社は、「社員ひとり一人が活きるときに会社も活きる」という考えのもと、すべての社員に「学び」と「自己実現」の機会を提供し支援しています。教育体系は、東芝グループが掲げるOn the Job Training(OJT)を基本としながら、技術教育、一般教育といったあらゆるシーンで必要とされるプログラムを用意しています。

ビジネス・技術教育(必須) *東芝グループ共通
技術者としての必要な知識を、一から習得できるプログラムです。
半導体の基礎、技術文章の書き方・特許・統計学的品質管理など、入社してから5年目まで、会社が指定した講座を対象社員全員に受講していただきます。半導体に初めて触れる方をはじめ、技術者として基本的なスキルを身につけることができます。
ビジネス・技術教育(選択) *東芝グループ共通
製品・職種に必要な知識や技術について、入門・初学者から基礎・応用までの講座を選択し受講することができます。
半導体の原理、半導体デバイス、回路設計、ソフトウエア開発等の基礎など、入社後すぐに受講することも、他の勉強と並行して受けることも、特定のテーマをより深く勉強することも可能です。受講者の勉強スタイルに応じたタイミングで学ぶことができます。
専門技術教育(部門内教育) *東芝デバイスソリューションオリジナル
技術者としてのスキルと知識を向上させ、業務において即戦力となる人材を育成することを目的としたプログラムです。東芝半導体製品(マイコン、ディスクリート、アナログIC)の知識向上、製品開発・設計(アナログ回路、デジタル回路、レイアウト設計)勉強会、工場(プロセス、テスト、解析)実習やスキル向上(技術文書作成、知的財産、シミュレーター習得等)等を実施しています。
On the Job Training(OJT)
職場で、実際の業務を通じてトレーニングを行います。座学と実務を交えながらスキルや知識を習得しますが、年数を重ねるごとに実案件での学びが増え、諸先輩方からの貴重なアドバイス、実体験に基づいた知識を得ることができます。
新入社員導入教育
東芝グループで共有すべき知識や価値観、技術者に必要な基礎素養、および社内制度を理解します。
グローバル教育
グローバルビジネス、および国内ビジネスでの基本的な対応力を習得、さらに英語力の強化を目指します。
節目教育・スキルアップ教育
一人ひとり の能力開発を目的とし、会社で必要な知識・スキル・視野の醸成を図ります。また、入社時、資格昇格時、あるいは管理職に新たに任命されたときなどのステップアップの節目に、それぞれの立場で最低限身につけておくべき知識、スキルを習得し、立場に応じた役割を担えるようになることを目的に実施されます。
ITスキル教育
社員が業務でITをより効果的に活用できるようにし、業務の高度化と生産性の向上を目指しています。スキルアップの対象分野は「コミュニケーション」「データ活用」「業務自動化」「生成AI活用」です。誰でもいつでも気軽にITを学ぶことができます。
遵法・品質・環境・安全教育(コンプライアンス教育)
社員一人ひとりに必要な、遵法・品質・環境・安全知識の習得を目指します。
メンター制度(マンツーマン教育)
職場の特定の先輩が育成係としてマンツーマンでサポートします。入社から3年の育成計画を立案し、進捗に合わせて定期的な見直しを行いながら、OJTによるスキル・知識のスピーディーな習得を支援します。
SUPPORT SYSTEM
人材支援制度
新しい未来に向かってイノベーションを起こす人材の育成と、組織内のミッションに応じた成果と行動を適切に評価・処遇する仕組みの定着に取り組んでいます。多彩な人材育成制度を通じて、東芝グループ従業員一人ひとりのスキルアップと主体的なキャリア形成を支援しています。
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キャリアデザイン
毎年、上長と話し合いを行うことで、従業員それぞれのキャリアプランを策定する仕組みです。
従業員本人は自らのキャリアプランを実現するためのキャリア開発/自己啓発に積極的に取り組みます。上長は、話し合いを重ねることで従業員の希望キャリアを的確に把握し、会社としての必要なサポートを行います。 -
キャリアチャレンジ制度
従業員一人ひとりの主体的なキャリア形成支援と、人材の適材適所を通じた組織の活性化を目指し、キャリアチャレンジ制度を実施しています。
優秀な人材を広くグループ内に募集し、応募者は上司を経由せず自らの意思でエントリーすることができます。募集部門による選考に合格した場合は、異動し新たなチャレンジをすることが可能になります。 -
社内表彰制度
顕著な努力を重ね、優れた成果を上げた従業員に対し、「技術活動・最優秀賞」、「技術活動・優秀賞」および「技術活動・努力賞」としてそれぞれ表彰し、士気高揚と技術活動の活性化を図っています。
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自己啓発援助制度
従業員の資質・能力向上促進、相互研鑽を目的とし、自己啓発に対する必要経費の一部を援助する制度です。
従業員自らが学びたいと考えるテーマや、業務上必要であると判断された教育に対し適用します。