• 01
  • MESSAGE
  • 社長メッセージ

信頼を裏切ることなく
誠実であり続けること
それがエンジニアスピリッツ
~Do the right thing~

    • 東芝デバイスソリューション株式会社
    • 代表取締役社長

    お客様の信頼を裏切らない、
    誠心誠意を尽くすことを学んだ
    エンジニア時代

    社会人としての私のキャリアは、1987年、当社の前身である東芝マイコンエンジニアリング株式会社で、デバイスエンジニアとしてスタートしました。当初は研究職に就くことを希望していましたが、入社して社内の雰囲気に触れると「製品を作ってみたい、売っていきたい」という気持ちに変わっていきました。いまでは想像ができませんが、当時のエンジニアの仕事着は白衣。気分は研究者で、実際の業務は開発でした。メンバーにも恵まれ、とても楽しかったですね。
    社会人になってのターニングポイントは二つ。一つは1997年に出向した岩手工場での経験です。工場は製品を出荷する最後の砦で、しっかりと納期と品質を守ることが使命となります。万が一遅延が発生した際も、お客様に納得いただけるような説明をし、信頼を失うことがないようにすることがとても重要なのです。じかにお客様対応し、納期と品質に対して非常に敏感になった現場でした。
    二つ目のターニングポイントは、2000年に工場から戻り特定用途向けLSI(ASIC)開発担当になった時です。お客様への提案活動から始まり、製品開発、納品までのすべての工程が私の役目です。そのためお客様との関わりがこれまで以上に「密」に、そして「長く」なりました。信頼を裏切ることなく誠心誠意を尽くすことで、より強固な信頼関係を築くことができ、結果として長く、深く関係性が広がっていく、そんなことを実感できた仕事でした。ASIC担当のまま2010年に東芝出向となり、その後、東芝と当社の両方をマネジメントする立場になりました。そして2018年に当社に戻り、2020年に代表取締役社長に就任しました。

創造性、柔軟性、提案力を持ってコミュニケーションすれば、
エンジニアの未来は無限大

東芝デバイスソリューション株式会社は、東芝半導体事業をけん引する東芝デバイス&ストレージ株式会社の100%子会社で、40年以上にわたり技術パートナーとして貢献してきました。現在は、ソリューション提案や顧客技術支援を担う拡販技術、設計開発、製品開発といった機能軸で効率的・効果的に親会社を支えています。またその技術力は東芝グループ内にとどまることなく、システムLSIやディスクリート半導体設計、不具合解析、製品評価など他社にも積極的に展開しています。
当社は設立以来、東芝半導体事業に関わる事業統合・分社を何度か経験しています。そのたびにいろいろなエンジニアが交わることで、これまでにない「気づき」を得ることができ、それが技術であったり、効率であったり、コストであったり、さまざまなシーンで生きています。半導体は今後、もっともっと人々の生活に密着し、その存在は大きくなる一方でしょう。より高精細に、そして高信頼性、高効率が求められるでしょう。そのためには、変化に対応できる技術力はもちろんのこと、創造性、柔軟性、提案力のあるエンジニアが必要急務です。確固たる知識や技術をベースに、あらゆる角度から発想するアイデア、コミュニケーションでお客様に喜んでいただき、気づきを与えることができるエンジニアのその先は、自ずと大きな広がりをみせるでしょう。

  • 会社に新しい風を吹かせるのは皆さんです。
    一緒に変化を楽しみましょう!

    先ほどお話しした、一つ目のターニングポイントである岩手工場での経験をもとに、新しく加わった社員の方には工場の方々と会話をする取り組みを始めました。モノが作られていく様をじかに見て経験することが、エンジニアとしてのその後に大きく生かせると確信しているからです。
    そして大切にしてもらいたいのがコミュニケーションです。私たちは、常にお客様と会話をして、提案や開発を行っています。また社内においても会話は重要な要素で欠くことはできません。私たちに「気づき」を与えてくれるような率直な思いを、新鮮な意見を、気負うことなく言葉にしてほしいと思います。

    エンジニアを目指す皆さん、何を学んできたとか半導体の知識がないとか、気にすることはありません。わずかでも興味を感じたら、まずは飛び込んでみてください。皆さんが加わることで会社には新しい風が吹き、心地よい空気が流れます。その風と空気は、先輩社員にもとても良い影響を与え、会社全体が活気にあふれ元気になります。
    ぜひ私たちと一緒に変化を楽しみましょう!

TOP
TOP

別ウィンドウマーク 別ウィンドウで開きます