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- DESIGN AND DEVELOPMENT
設計開発-仕事を知る
アナログ技術とデジタル技術を駆使した
回路設計とレイアウト設計を行います
DESIGN DEVELOPMENT
設計開発
半導体設計とは、電子機器のさまざまな機能を実現する部品(半導体デバイス)を具体的に設計する業務です。主に、電子機器の機能を回路で実現する「回路設計」と、トランジスタレベルの部品を半導体チップ上に配置する「レイアウト設計」に、分かれています。


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アナログ回路設計
アナログ回路設計 電圧、高周波、音など連続したアナログ信号を扱う回路を設計
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デジタル回路設計
デジタル回路設計 0と1で表現されるデジタル信号を制御する回路を設計
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レイアウト設計
レイアウト設計 回路設計者が作成した仮想的な回路を
チップ上に物理的に配置・配線する設計
ANALOG CIRCUIT DESIGN
アナログ回路設計
連続した波形信号を使って情報を処理する回路設計業務です。
音や光などの自然現象を、電気信号に変換したアナログ信号を処理して、目的の機能を実現します。
アナログデジタル
信号比較例



アナログ素子
アナログ回路は以下のようなアナログ素子を組み合わせて回路を設計します。

アナログ回路図例
各アナログ素子にどのような特性を割り当てるかも重要になります。

DIGITAL CIRCUIT DESIGN
デジタル回路設計
0と1で表されるデジタル信号を処理する回路設計業務です。
計算や判断を行う論理素子を組み合わせて機能を実現します。
最近では、HDLというハードウエア記述言語でプログラミングするような設計が主流です。
論理素子
以下のような論理素子を組み合わせて回路を設計します。


HDL設計
論理回路図


LAYOUT DESIGN
レイアウト設計
回路設計で具体化された回路データをトランジスタレベルの素子に分解し、CADを使って、実際の半導体チップ上に配置・配線する業務です。
また、素子の配置や配線が設計ルールに合致しているか検証する物理検証もレイアウト設計の重要な業務のひとつです。

